どうも。なかせです。
アジングでエステルラインやPEラインを使用している時にはリーダーが必要になります。
しかし釣りを始めたばかりの方やエステルラインやPEラインの使用が初めての方もいるでしょう。この記事を見てくださっている方のなかにはこんな悩みがあるのではないでしょうか?
- リーダーの長さが釣果にどう影響するのか知りたい。
- リーダーの長さを決める時のポイントについて知りたい
- オススメのリーダーの長さについて知りたい
アジングにおいてリーダーの長さは釣果に直結するポイントの一つです。
リーダーの適切な長さについて知り選ぶことができればより多くのアジが釣ることができますよ。
この記事ではアジングにおいてのリーダーの長さについて、選び方のポイントやオススメの長さ、長さによるメリット・デメリットについて解説します。
アジングでのリーダーの長さ選びに迷っている方は、この記事で解決しますのでぜひ最後まで見ていって下さいね。
この記事で分かること
・ショックリーダー重要性と効果ついて
・ショックリーダーのオススメの長さについて
・ショックリーダーの長さ設定の考え方について
・ショックリーダーの長さによるメリット・デメリットについて
アジングでのショックリーダーの太さについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アジングを始めてみたい方でライン選びに迷っている方は以下の記事をご覧ください。
あなたに最適なアジングラインはこれ!選び方を超わかりやすく解説!
フロロカーボンラインって何ー?って方は以下の記事をご覧ください。
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アジングでPEラインを使用してみたい人は以下の記事をご覧ください。
アジングにおけるリーダーの重要性と効果
アジングにおいてのリーダーの役割と効果とは
アジングでリーダーを使用するケースはエステルラインとPEラインを使用する時の2つです。
アジングにおいてリーダーの役割は以下の3つです。
- メインラインの弱点を補う
- ルアーの操作性を向上させる
- メインラインの寿命を伸ばす
順番に解説します。
役割1:メインラインの弱点を補う
PEラインとエステルラインにはリーダーを使用する必要があります。つまりこの2つには弱点があるということです。
PEの弱点は4つ。熱に弱いこと、トラブルが起こりやすいこと、摩擦や擦れに非常に弱いことと比重が水より軽くルアーが思い通りに沈められないことです。
エステルの弱点は3つ。劣化が早いこと、直線強度が低いこと、瞬間的な力に弱く切れやすいことです。
リーダーを使用することでこういった弱点をうまく補うことができるのでPEラインとエステルラインにはリーダーが用いられます。
リーダーの必要性については以下の記事で解説していますので興味のある方はご覧ください。
役割2:ルアーの操作性を向上させる
リーダーにはルアーの操作性を向上させる効果があります。具体的にどういうことかといいますと、リーダーに用いるラインはフロロカーボンがメインであり、このラインは比重が高く沈みやすいラインです。アジングでは1g以下のルアーを使用しますので使用するメインラインによっては風や潮の影響を受けやすく思い通りに操作できないこともあります。
そういった時に先端に沈みやすいフロロカーボンを装着することで操作性を向上させることができます。
役割3:メインラインの寿命を伸ばす
PEラインは結束部が劣化しやすいラインです。スナップなどに結んでいると段々と劣化が進みます。リーダーを使用することで劣化を防ぐことができます。
エステルラインは劣化の早いラインです。見た目には変化がなくても突然プチッと切れてしまうことがあります。負荷がかかるとその部分が少しずつ劣化していきます。
リーダーを使用することで負荷のかかるポイントをずらして劣化を遅らせることができます。
この3つがリーダーの主な役割だよ!
リーダーの長さは釣果に影響する?
リーダーの長さは釣果に影響します。状況に合わせてリーダーの長さを調整する必要があるんです。
リーダーが短いとメインラインが魚や障害物に接触しやすくなりラインが切れてしまう原因になります。逆に長いと魚のアタリや操作感がぼやけてしまいせっかくのチャンスを逃してしまうこともあります。
適切なリーダーの長さに設定することでこういったことを防ぐことができ結果として多くの魚を釣ることができるんです!
適切なリーダーの長さとは?
オススメのリーダーの長さは30センチ前後
オススメのリーダーの長さは30センチ前後です。
これを基本として以下の基準を参考にリーダーの長さを調整しましょう。
リーダーの選び方と長さの決め方
リーダーの選び方の基準とポイント
リーダーの長さを決める基準は次のとおりです。
- 魚のサイズ
- 時間帯
- 釣り場
主にこの3つの基準で考えていこう。
基準1:釣る魚のサイズによって変える!
釣るアジのサイズに合わせてリーダーの長さを長くしましょう。
基本は30cm前後です。
20cmのアジならリーダー20cm。30cmのアジならリーダー30cm。というふうに選べば大丈夫です。
それ以上のアジが釣れる場合やその他シーバスやチヌなども合わせて狙っている場合には40cm〜50cmというのも全然アリです。
基準2:釣る時間帯によって変えるのもあり!
アジの視力は0.12程度と言われているのであまりよく見えていないでしょうが、線視力という糸を見る視力は優れているそうです。夜間はそれが問題になることは少ないですが、日中では見切られてしまう原因になります。
日中では夜間に比べてリーダーを長めにするのが吉。
なかなか釣れないなあという時にはリーダーの長さも意識してみて下さい。
基準3:釣り場によって変えると安心!
狙う場所の底が砂地か岩地か、牡蠣殻などが多い、硬い海藻が群生しているなど環境は様々です。
擦れが多く発生してしまうような環境でアジングをする場合はリーダーを長くしていきましょう。
具体的な長さに関しては環境ごとに違ってくるため一概にこれくらいということは難しいですが、海底をイメージして底まで落とした時にこれくらいの長さがあれば岩や海藻、牡蠣殻などにメインラインが触れないであろうと想像して設定してみてくださいね。
そういった環境だと把握できたらリーダーの長さを変えるのでなくそういった場所まで落とさない、避けるといったことをする方が良いという考え方もあるよ。
リーダーの長さによるメリット・デメリット
リーダーが長いことによるメリット・デメリット
リーダーを長く取ることのメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
急な衝撃に強くなる 擦れても大丈夫な範囲が広がる 魚の引きを吸収しやすくバレにくい | 魚のアタリがぼやける 操作感を感じにくくなる |
リーダーが長いことでのメリットはラインブレイクやバレることへのリスクを下げられることです。デメリットはアジのアタリを感じにくくなったり操作感が低下してしまうことです。
アジングは繊細な釣りなのでアタリや操作感(ジグヘッドの存在感など)が感じにくくなるのは想像以上のデメリットです。
あまり長くしない方が良いと思うよ!
リーダーが短いことによるメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
アタリが分かりやすい 操作感が良くなる | 急な引きでラインブレイクしやすい 擦れに弱くラインブレイクしやすい 魚の引きを吸収しきれずバレやすい |
リーダーが短いことでのメリットは感度・操作感の向上です。デメリットはラインブレイクやバレるリスクが高まることです。
ここまで聞くとリーダーが長い方が初心者にメリットが多くて良さそうじゃん。と思う方もいるかもしれないね。確かにそれも間違ってはいないし、ラインブレイクやバレるといったことは少ない方が良いのは間違いないけど初心者は特にアタリを感じ取りにくかったり何をしているのか分からなくなりがち。
だからまずは「アジのアタリはこういう感じなんだ」、「ジグヘッドは今あの辺りにいるかな」とアタリを感じたり操作感を感じてもらうことが大事かな〜と僕は思ってるよ。何をしてるのか分からなかったり釣れているのも分からないと楽しさや感動も半減しちゃうからね。
慣れてきてある程度長くてもアタリや操作感を感じ取れるようになったらラインブレイク・バレること防止を目的にリーダーを長くするというのはアリだと思うよ!
ショックリーダーの長さを使いこなしてアジングを楽しもう!
ショックリーダーの長さによって釣果が変わることがあること、長くても短くてもメリットやデメリットがあり、一長一短であることが分かっていただけたかと思います。
そのメリットとデメリットのバランスが良いのが30cm前後の長さです。
まずはここからアジングを始めてみて徐々に自分のフィールド、スタイルに合わせてカスタマイズしていってみてください。あれこれと考えて試してみて結果をみてまた考えてみる。
これがアジングの楽しいところです。たかがリーダーと思わずに色々研究してアジングを楽しみ尽くしちゃいましょう。
今回はこのへんで。
でわでわ。
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