どうも。なかせです。
あなたは今使っているPEラインに満足していますか?
現在PEラインと言っても非常にたくさんの種類が発売されており高価なものから安価なものまで様々です。
高いものほど品質が良い傾向にありますが、確実ではないんです。
使うラインによっては
- プチプチとすぐに切れる
- 表記されている強度以下なのに切れてしまう
- 糸なりが激しい
- 飛距離が出ない
- ライントラブルが多い
こんな感じの問題が出ることが多いです。
今回紹介するアーマードFはこういった問題が出にくい良いラインだと言えます。
海釣り歴9年、アーマードFシリーズ愛用歴5年の僕がアーマードFシリーズのおすすめの点を解説します。
併せてデメリットについても解説していますので
アーマードFラインに興味のある方、切れてしまうような悪いラインなのかなど詳しく知りたい方には有益な情報がありますのでぜひ最後までご覧になって、使用を検討してみて下さい。
この記事で分かること
・アーマードFは切れてしまうダメなラインなのか
・アーマードシリーズのラインナップについて
・アーマードシリーズのランクの違いについて
・アーマードシリーズのメリット・デメリットについて
アーマードFシリーズは非常に良いライン
結論から言ってアーマードFシリーズは非常に良いラインです。
擦れにも強くそう簡単には切れないので安心ですね。
現在僕が使用しているPEラインはショアジギング(太い号数がない)用の物を除いてライトショアジギングまで全てアーマードFシリーズを用いています。
僕が愛用しているこのラインのお気に入りのポイントは
- 飛距離が抜群に出る←特におすすめ
- 感度が非常に良い←特におすすめ
- ライントラブルがほぼない←特におすすめ
- 切れにくい
- ラインの劣化が少なく長く使える
- スレに強くどんなシチュエーションでも使える
- 比重が重く風があっても釣りになる
こういったところが僕が良いラインだとする理由です。
このラインの0.8号で78㎝のワラサ
このラインの1.5号で85㎝のブリを釣り上ることもできました。
アーマードシリーズとは
アーマードシリーズはDUEL(デュエル)社から販売されている、第4の次世代ラインと言われているラインです。
コーティング系のPEラインだと思ってもらえば良いです。
- 直線強力に優れる
- 低伸度で感度に優れる
- 比重が通常のPEよりも重く扱いやすい
- 表面が滑らかで、比重も重いため飛距離が出やすい
- ラインにコシがあり、トラブルが少ない
- 耐摩耗性に優れる
こういった特徴があります。
以下は公式より引用しています。↓
アーマード公式HPです。興味のある方は覗いてみて下さい。
アーマードシリーズにはどんなものがあるの?
アーマードシリーズには商品ランクがあります。
一番上が最上級で、下にいくにつれランクが下がっていきます。
今回はFの表記のある3モデルについて解説をしていきます。
- アーマードF+pro
- アーマードF+
- アーマードF
- アーマードS
- アーマード
ランクによる違いとは??
商品ランクによる違いは
ざっくりいうと、原糸の違いです。
F+とF+proにはウルトラPEという高級原糸が使われています。
それ以外はスーパーPEという原糸が使われています。
簡単いうと、ランクが高いものほど耐摩耗性や直線強力が優れるということです。
※また、製法や表面処理の方法が異なるようです。
解説していきます。
アーマードF+pro
原糸:ウルトラPE
ランク:最上位
特徴:ウルトラPEという原糸の表面にフロロ粒子を分散させ、それをシリコンでコーティングすることで、滑り性を向上させ驚異の飛距離を生み出す。また、フロロでコーティングすることで耐摩耗性を向上させています。
アーマードF+
原糸:ウルトラPE
ランク:上位
特徴:フロロ樹脂をポリエチレン樹脂内にナノ分散させ、滑り性や耐摩耗性を向上させたラインです。FやF+とは製法が異なり、表面的なコーティング処理ではなく原料の時点からフロロ樹脂を混ぜて作られています。
アーマードF
原糸:スーパーPE
ランク:中位
最上位モデルのアーマードF+proと製法が同じで、PE原糸の表面にフロロ粒子を分散しシリコンでコーティングしています。F+proとの違いはPE原糸がウルトラPEではなくスーパーPEである点のみです。
どれがおすすめ??
なかせ的には、アーマードF+proをお勧めします。
FとF+の違いは原糸だけとお伝えしましたが、直線強力と耐摩耗性が優れるF+proの方がキャスト切れやラインブレイクの心配が少ないです。ノットの結束強度を十分に出せない方は多少なりカバーされるのでおすすめです。
また、耐摩耗性に優れ劣化しにくいため一度買えば長く使うことができコスパも悪くないです。
また、次点でアーマードFがおすすめです。
アーマードFとアーマードF+proは製法が同じであり、使用感自体は同じです。価格もF+proより安いため使用感が気になる方はまずFを使用してみて、自分に合っていると感じたならF+proを使ってみても良いと思います。
オススメ順は以下の通りです。
オススメNo.1:アーマードF+pro
オススメNo.2:アーマードF
オススメNo.3:アーマードF+
アーマードFシリーズのメリット・デメリット
- 表面が滑らかで糸なりが少ない
- 比重が1で潮や風の影響を受けづらい
- 伸びが少なく感度はピカイチ
- 表面が滑らかで飛距離が出る
- ラインのコシが強く結びやすく扱いやすい
- ライントラブルが少ない
- コーティングが厚く水の吸水性が低く劣化しにくい
- フロロとシリコンにより耐摩耗性が段違い
- 細糸でも強度が高く、ライトゲームの適性が特に高い
- 価格が高い
- ラインの毛羽立ちが気になる
- 伸びが少ないことで急激な負荷には弱い
- 太い号数は最大で1.5号までしかない
細かく解説していきます。↓
メリット1:表面が滑らかで糸なりが少ない
通常のPEラインは4本編み、8本編み、12本編みというように本数が増えていくことでラインの形が真円に近づいていきます。真円に近いほどラインローラーやガイドの摩擦が減り糸なりが減ります。
アーマードラインはそういった物とは違い、使用感としてはフロロカーボンに近いためコーティングが効いているうちは糸なりは出にくいです。
メリット2:比重が1で潮や風の影響を受けづらい
通常のPEラインの比重は0.97程度ですが、アーマードFシリーズは比重1です。
通常のPEラインより若干ではありますが水馴染みが良いので潮や風の影響を感じづらいです。
メリット3:伸びが少なく感度はピカイチ
アーマードFシリーズは他のPEラインよりも伸びが少ないという特徴があります。伸びが少ないほど衝撃がダイレクトに伝わります。
この伸びの少なさが感度を上昇させているのでライトゲームでは特にこの感度の高さの恩恵を受けることができます。
メリット4:表面が滑らかで飛距離が出る
通常のPEラインとは製造方法からして違っており、PEラインの強度を持ったフロロカーボンのような使用感であり、コーティングが摩擦軽減に一役買っていますので、びっくりするほど飛距離に差が出ます。
メリット5:ラインのコシが強く結びやすく扱いやすい
上記の画像で見たら分かるように、ラインがピンと立つほどコシがあります。僕の場合しなやかなPEラインと比べると明らかにノットを組むのが楽になりました。ルアーの操作性も良好です。
メリット6:ライントラブルが少ない
このラインは比重が重くスプールからどばっと出てくることもなく、トラブルなく1日釣りができます。また、コシの強さがあるせいかプラグなどキャストしてもエアーノットなどができることも大幅に減りました。
メリット7:コーティングが厚く水の吸水性が低く劣化しにくい
アーマードFシリーズはコーティングが厚く、PEラインの弱点の一つである吸水しラインの劣化を招くということが起こりにくいです。ラインの品質が保たれやすいため頻繁にラインを変えないよって人にもおすすめです。
メリット8:フロロとシリコンにより耐摩耗性が段違い
通常のPEラインと異なりフロロ粒子が分散されています。フロロカーボンは耐摩耗性に優れる素材です。PEラインの弱点をフロロカーボンが補っている形になります。根が荒いエリアでの釣りやゴミが多い、ヒレや牙の鋭い魚を狙うなど、ラインの傷みやすいシチュエーションで強い味方となってくれますよ。
メリット9:細糸でも強度が高く、ライトゲームの適性が特に高い
アーマードF+proはアーマードFシリーズ随一の強度を誇ります。僕はアジング用のアーマードF+pro0.08号(3Lb)を使用していますがアジ以外にもシーバスやヒラメ、キビレ、キジハタなど様々な魚がかかることがあります。
何でも掛けた魚は釣り上げたいものですよね。僕はアーマードF+proに何度も助けられライトゲームで大物を釣り上げてくることができました。
何が掛かるか分からない海の釣りではアーマードFシリーズは強い味方となってくれます。
次にデメリットを解説していきます↓
デメリット1:価格が高い
標準的なPEラインと比べて高い部類です。釣り初心者は敬遠してしまうんじゃないでしょうか。自分も釣りを始めた頃はとにかく安いラインを買っていました。
アーマードF+proは価格が高いですが、アーマードFはお手頃価格ですので、まずはアーマードFを試してみるといいでしょう。
デメリット2:ラインの毛羽立ちが気になる
細い号数でよく起こるんですが、コーティングが剥がれてくると表面が毛羽立ってくるんです。太い号数はその分コーティングが厚いため毛羽立ちは出にくいです。
しかし、毛羽立ちが出ても強度低下はほどんど感じられません。もちろんコーティングが無くなった分耐摩耗性は低下しているので無理は禁物です。
PEラインのコーティングを行う物です。日頃からシュっとすることでコーティングを長持ちさせることができますよ。
デメリット3:伸びが少ないことで急激な負荷には弱い
強度があるという一方で急な負荷で思いがけず切れてしまうことがあります。これは一般的なPEラインよりも更に伸びが少ないため、衝撃を吸収できないためです。
これを解消するためにはドラグの設定を普段より低めに設定しておくかリーダーを伸びのあるタイプのものにすることが重要です。
こちらのリーダーはしなやかで伸びのあるタイプのリーダーです。アーマードFシリーズとの相性は抜群でした。
デメリット4:太い号数は最大で1.5号までしかない
これは正直ライトゲームだけに使うのであればデメリットにはなりませんが、ショアジギングなどのシチュエーションでも使いたい人には物足りない部分があるかもしれません。
まとめ
アーマードFシリーズは是非とも皆さんに使ってみてほしいラインです。
特にいまのPEラインに満足できていない人には使用してみてほしいです。きっと革命的な衝撃を受けることと思います。
迷っているならまずはアーマードFですね!
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