- エギングロッドでアジングがしたい
- エギングロッドでアジングができるのか知りたい
- アジングに向いてるエギングロッドが知りたい
- アジングにも使えるエギングロッドが知りたい
こんな悩みを解決できる記事になっています!
どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
万能ロッドといえばエギングロッドですが、万能と言ってもアジングまでこなせるものなのか?と疑問に思いますよね。
結論を言ってしまいますが、可能です。僕はもともとエギングロッド1本で川釣りから海釣りまで全部やってましたがアジングも十分可能でした。
ですが、ここはアジングに向かないなあ。というのがあるのも事実。
この記事ではエギングロッドでアジングを行うためのポイントを解説しつつ、注意点や持ち味を活かすための釣法、アジングでも使いやすいエギングロッドを7本ご紹介します。
この記事を読めば、エギングロッドで問題なくアジングできるようになり釣果を伸ばせますのでぜひ最後までごらんください。
ここからおすすめロッド一覧に飛べるから手っ取り早くおすすめのエギングロッドが知りたい人はここからみてね。
エギングロッドでアジングはできる
アジングロッドでエギングは可能です。
エギングロッドの全てがアジングで使えるというかとそれはありませんがアジングロッドに近いスペックのエギングロッドを使用するか、エギングロッドの持ち味を活かした使い方をすればエギングロッドでアジングを楽しめますよ。
まずは、エギングロッドでアジングをする場合の注意点をお話ししてきます。
エギングロッドでアジングをする場合の注意点
ここではエギングロッドでアジングをする場合の注意点・デメリットを解説します。
ジグ単はきつい
まず、アジングの基本であるジグ単では非常に使いにくいです。
というのもアジングロッドは軽量のリグの扱いが得意でエギングロッドはそれよりも重量のあるものの扱いが得意だからです。ジグヘッドとエギとでは重さがまるで違いますからね。
ここは仕方のないことです。
アタリや操作感がわかりにくい
エギングロッドはアジングロッドに比べてブランクスが硬く太いため軽量のジグヘッドの存在感や小さなアジのアタリなどを感じづらいです。
慣れた経験者であればテクニックでカバーできますが初心者には少しハードルが高いと言えるでしょう。
アジをかけても引きを感じづらく魅力が半減
エギングロッドはアジングロッドに比べてロッドが太く強いので曲がりにくく、アジの引きを存分に味わうことができません。
アジがフェザー級だとしたらエギングロッドはミドル級みたいな感じで階級が違うのでどうしても一方的なファイトになってしまいます。
アジのサイズが上がることで引きを感じやすくなります。
狙い方が限定され渋い時には釣果を出しにくい
ジグ単ではやりにくいので必然的に他のリグを使用して狙うことになります。
具体的にいうと後述するフロートリグやキャロリグを用いた方が扱いやすくこれらはそれぞれ上の層、下の層をじっくりと狙うのに適しておりこのどちらかの層にアジが固まっていれば釣果を得やすいですがそれ以外の層にいる時には釣果を出しにくいです。
またアジの数が少ない時や活性が低い時には軽めのジグヘッドでゆっくりとアピールすることが釣果の秘訣ですがエギングロッドでのアジングではこれがうまくできず釣果を出しにくいことがあります。
バラしやすい
エギングロッドはアジングロッドよりハリが強く硬めのものが多いです。
アジは口が非常に薄く柔らかいので簡単に千切れてしまいます。柔らかめなアジングロッドではこれを防ぐことができますがエギングロッドではバレやすくなってしまいます。
エギングロッドの中でも柔らかいものを使うことでバラシの軽減ができますよ。
エギングロッドでのアジングはフロートリグ・キャロ、メタルジグが使いやすい
エギングロッドをアジングで使用するとき最も良さを活かせるのがフロートリグやキャロリグ、メタルジグなど重めの仕掛けを扱うことです。
↓ これがフロートです。わずかな浮力があり取り付けるジグヘッドの重さによって沈下速度を調整できエギングロッドの軽めのリグを使いにくいという弱点をカバーできます。
↓ これはワンタッチで脱着が可能なシンカーで取り付ける位置で簡単にキャロライナリグを作ることができます。
↓ これはアジが主に捕食しているシラスベイトやキビナゴにベストマッチなジグヘッドでエギングロッドでも扱いやすいです。
こういった重めのリグを使用しシンカーの重さやフロートリグとジグヘッドのバランスを変えることで上の層、下の層以外の層もある程度カバーできるので一度やってみてください。
4. アジングでも使えるエギングロッドの特徴
ここではアジングでも使えるエギングロッドの特徴を解説します。
主に長さ、硬さについてアジングロッドとの違いも踏まえお話しします。
長さは7〜8フィートが扱いやすい
アジングロッドで一般的に使われるロッドはジグ単用で5〜6フィート。フロート用などで7〜8フィートです。
なのでエギングロッドでアジングもしたいなら6フィート台も視野に入れつつ7フィート台中盤〜後半くらいの方が使いやすいでしょう。
考え方としては
アジング>エギングなら短め。アジング<エギングなら長めがいいです。エギングロッドで本命のエギングがやりにくくなっては本末転倒なので僕としては7〜8フィートが両方のバランスが取れておりおすすめです。
硬さはL〜MLが扱いやすさ、バラしにくさに優れる
アジングではUL(ウルトラライト)やFL(フェザーライト)AL(エアーライト)といった異常なほど柔らかいロッドもありますが一般的にはULやLといったクラスのロッドが多く使われています。
僕はジグ単用でAL(エアーライト)からフロート・キャロ用にM(ミディアム)クラスまで幅広く使用しています。
Mクラスであれば2号や2.5号といったエギまで使用できるので逆もまた然りです。
エギングロッドでも柔らかいクラスのロッドを選べば同じようにフロート・キャロ用として、さらに弱いクラスであればジグヘッドも扱えるようになります。
ただし、使いやすくてもバラしてしまうのでは意味がないのでバラしにくさと扱いやすさを考慮しL(ライト)〜ML(ミディアムライト)クラスがおすすめです。
5. ライトエギングロッドはアジングにも使いやすい
8.6フィート、MLクラスが一般的によく使われるエギングロッドのスペックです。ですがこれまでのお話ではそれだとオーバーだというのが分かっておられるかと思います。
エギングだけならいいのですがこれでアジングもしたいとなるともう少しライトにする必要があります。そこでベストなのが秋イカ用の短かめで柔らかいエギングロッドを使うか、ヒイカ用のライトエギングロッドを使うことです。
ライトエギングロッドはヒイカや豆イカを狙うために短く柔らかめなロッドが多く通常のエギングロッドよりも格段にアジングがやりやすくなります。
注意点としては、ライトエギングロッドでは重たいフロートやキャロリグへの適性が下がってしまうのでそこを意識しておきましょう。
用途別にまとめると
1:基本エギングでたまにアジングもやりたい。ジグ単はせずフロートやキャロのアジングでいい
こんなあなたは、8フィート前後のLかMLクラスのロッドがいいでしょう。エギングの性能は一切犠牲にせずできる範囲でアジングを楽しむ形です。
2:エギングもアジングも楽しみたい。ジグ単もちょっとはやってみたい
こんなあなたは、7フィート半から後半くらいのUL〜Lクラスのロッドがいいでしょう。エギングの性能をちょっとだけ落としてライトにしたことでアジングを楽しみやすくした形です。
3:エギングもしたいけどアジングもしっかりやりたい
こんなあなたは、6フィート〜7フィートくらいのUL〜Lクラスのロッドがいいでしょう。エギングとしては大きなエギや大型のイカを狙えなくなりますがその分アジングのジグ単をやりやすくした形です。フロートやキャロリグも使用できるがあまり重いものは使用できない。
4:安くてどっちもできるのがいい。ロッドにこだわりはない
こんなあなたは格安でありながらも品質の高さで有名なメジャークラフト製のエギングロッドがいいでしょう。このなかで一番弱いモデルの832EXLというモデルなら価格を抑えつつエギングとアジング両方を楽しめます。
または万能ロッドで選ぶのもありです。こだわりがなく安くて色々できるロッドをお探しの場合はこちらをご覧ください。「安くて万能!」ライトゲームロッドオススメ20選!予算で選ぶのもアリ!
長く硬くなればエギング、短く柔らかくなればアジングがしやすいというイメージだよ。
ULクラスのエギングロッドは小さなイカを想定してるからアジングロッドとしても使いやすいよ。
アジングでも使えるエギングロッドおすすめ7選
上で紹介しているものをここにまとめています。
スクロールできます。
商品 | 価格 | メーカー | 全長 | 自重 | 継数 | エギ | 適合ライン(PE) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
セフィアSS 83L | 22,974円 | シマノ | 8.3ft | 92g | 2本 | 1.5〜3.5号 | 0.3〜0.8号 |
セフィアXR 86ML-S | 9,776円 | シマノ | 8.6ft | 100g | 2本 | 1.8〜3.8号 | 0.4〜1号 |
セフィアBB S76SUL-S | 13,929円 | ダイワ | 7.6ft | 95g | 2本 | 1.5〜2.5号 | 0.2〜0.5号 |
アサルトジェット 77L | 36,696円 | シマノ | 7.7ft | 89g | 2本 | 2〜3.5号 | 0.3〜1号 |
エメラルダスX 611UL-S | 20,825円 | シマノ | 6.1ft | 85g | 2本 | 1.5〜1.8号 | 0.15〜0.4号 |
エメラルダス ストイスト73L | 23,506円 | シマノ | 7.3ft | 92g | 2本 | 1.5〜3.5号 | 0.3〜0.8号 |
ソルパラX 832E | 43,147円 | シマノ | 8.3ft | 記載なし | 2本 | 2.5〜3.5号 | 0.4〜1.2号 |
(シマノ)19 セフィア SS S83L ソフチューブトップ テクニカルモデル
スペック
- 価格:22,974円
- 全長:8.3ft
- 自重:92g
- 継数:2本
- エギ:1.5〜3.5号
- ライン:(PE)0.3〜0.8号
圧倒的な軽さと性能、コスパの良さを併せ持つエキスパートモデル。
キャストしやすく操作感がいいだけでなくソフチューブトップによりチューブラーの高感度とソリッドのしなやかさのいいとこ取りも魅力。エギの存在感はもちろんアジングシーンでも大活躍です。
操作して楽しい掛けて楽しい超ハイコスパロッドです。
(シマノ) セフィアXR S86MLS
スペック
- 価格:32,340円
- 全長:8.6ft
- 自重:100g
- 継数:2本
- エギ:1.8〜3.8号
- ライン:(PE)0.4〜1号
こちらもシマノのエギングロッドの大人気シリーズ「セフィア」のミドルクラスロッドです。
エギングの基本である8.6フィートという長さとMLという硬さは非常に操作性が良くエギングをがっつり楽しむのに最適。見た目の高級感・かっこよさもあってテンション爆上がり。
エギングへの適性はばっちりでそのうえアジングもそれなりにできちゃう。エギングに重点を置きつつフロートやキャロを使用したアジングでも使いたいならこのロッドがいいでしょう。
(シマノ) 22 セフィアBB S76SUL-S
スペック
- 価格:11,801円
- 全長:7.6ft
- 自重:95g
- 継数:2本
- エギ:1.5〜2.5号
- ライン:(PE)0.2〜0.5号
こちらはシマノの「セフィア」シリーズのエントリーモデルです。
エントリーモデルと侮るなかれ。実釣に必要な性能は十二分に持っています。ULという硬さは秋イカ狙いのエギングやアジングでも使いやすいスペック。
価格を抑えつつエギングもアジングも両方それなりに楽しみたいあなたはこのモデルがおすすめでしょう。
(ゼスタ) ASSAULT JET TYPE S(アサルトジェット タイプS) 77L
スペック
- 価格:38,974円
- 全長:7.7ft
- 自重:89g
- 継数:2本
- エギ:2〜3.5号
- ライン:(PE)0.3〜1号
感度・操作感・パワーが高水準に融合したこのアサルトジェットはプロフェッショナルなエギンガーを唸らせています。操作感・感度に優れ非常に軽量で扱いやすくその性能はアジング場面でも十分に活用できます。
兼用ロッドとして使えてもエギングが楽しめないんじゃ意味がない。そんなあなたはこのロッドを握ってみてください。
(ダイワ) エメラルダス X 611UL-S
スペック
- 価格:12,705円
- 全長:6.1ft
- 自重:85g
- 継数:2本
- エギ:1.5〜1.8号
- ライン:(PE)0.15〜0.4号
こちらはダイワの「エメラルダス」シリーズのエントリーモデルになります。そのなかでもヒイカ専用モデルになります。
このロッドは6.1フィートと短くULで扱えるエギも小型とアジングロッドとして使っても遜色ないレベルです。ライトエギングを楽しみつつアジングも楽しみたい方はこのモデルが非常に使いやすいのでおすすめです。
(ダイワ) エメラルダス ストイスト(EME STO) ST 73L-S
スペック
- 価格:75,680円
- 全長:8.3ft
- 自重:92g
- 継数:2本
- エギ:1.5〜3.5号
- ライン:(PE)0.3〜0.8号
こちらはダイワの「エメラルダス」シリーズのなかでフラッグシップにあたるモデルでとことん実釣性能にこだわったまさに一級品です。
そのなかでもこの73Lというモデルは秋イカ用のモデルで繊細な高弾性ソリッドを採用しているため異次元の感度を実現しています。そのためアジングロッドを手にしている感覚でエギングを楽しめるということ。
もちろんアジングも高水準に楽しむことができます。
エギングもアジングも両方とも高次元で楽しみたい方はこちらのロッドがいいでしょう。
※このロッドは人気が高くなかなか手に入りにくいため欲しい方は早めの購入推奨です。
(メジャークラフト)2代目ソルパラX SPX-832E
スペック
- 価格:8,485円
- 全長:8.3ft
- 自重:記載なし
- 継数:2本
- エギ:2.5〜3.5号
- ライン:(PE)0.4〜1.2号
今回ご紹介するロッドの中で唯一1万円以下で購入できるロッドです。
メジャークラフト製のロッドはお求めやすい価格でありながらしっかりと使えてコスパ抜群なんですよね。
こちらは秋イカを楽しみやすいモデルで本職のエギングを楽しみつつアジングもやりやすいのでおすすめです。
とにかく価格を抑えつつエギング・アジング両方に使えるロッドが欲しいという方はこのロッドがいいでしょう。
エギングロッドでもアジングを楽しもう
今回はエギングロッドでアジングが可能だというお話をしてきました。
エギングロッドでアジングは可能ですがフロートリグやキャロリグに対しての適性が高くジグヘッドへの適性は高くありません。ロッドの長さや硬さを調整することでジグヘッドもある程度可能になるのでエギングとアジングの割合や好みによって選んでみてください。
一本でさまざまな釣りに対応するエギングロッドは使いこなすことで大きな武器になります。
エギングロッドでアジングをしたことがない、これからやってみたいと思ったならこれ機に挑戦してみてはいかがでしょうか。
逆にアジングロッドでエギングもできちゃいます。興味がある方は以下の記事もご覧ください。
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