どうも。なかせです。
皆さんはアジングでワームを使う時に使い分けを意識していますか?なんとなくで選んでいませんか??
ワーム選びの考え方を知り適切にローテーションができれば釣果は間違いなく伸びるんです。
この記事では海釣り歴9年の筆者がアジングにおけるワームの選び方や使い分け方を解説します。
この記事の内容を実践してもらうことで数多くのアジを釣ることができるようになりますので是非とも最後までご覧になっていってくださいね。
この記事で分かること
・アジングワーム使い分け4つについて
・アジングワームに関する知識
・アジングワームのそれぞれの特徴と有効な場面について
アジングワームって?
アジングワームとはアジング(アジをルアーで釣る釣り方)で使用するソフト素材のルアーのことです。触るともちもちしていて、ゴムのような質感です。
ワームはアジングだけでなく、バス用やヒラメ用、スズキ用など様々なシーンで使われるアイテムですがアジングワームはアジ用に専用設計されているワームです。
アジ用ということで後に挙げた魚種用のものよりも小ぶりです。大きさは大きいもので3インチ程度で小さいものは1インチ以下の物もあります。
特徴
- 大きさ:1インチ〜3インチ程度
- 外見:様々な形状がある。
- 触感 :ゴムのよう、もちもちしている
- カラー:透明のものから、赤や青、黄色など豊富なラインナップ
- 特殊:エビ粉入りや集魚力のある液体に浸してある物もある。
様々な形状がある
主にテールというワームの末端部分の形状で分類されることが多いです。
先端がファットで末端に行くにつれ細くなっていくのが特徴です。
使い分け①大きさで使い分ける
大きいワームには大きいワームの、小さいワームには小さいワームの魅力があります。人間も大盛りを食べる人もいれば並盛り、小盛を食べる人もいますよね。体の大きな人や大人ほど沢山食べる傾向にありますよね。
アジも同じなんです。これを踏まえてワームを選んでやるとイメージしやすいと思います。
まずは、大きいものと小さいものの特徴を挙げます。
大きい物
大きくて目立つ
波動が大きい
潮の影響を受けやすい
ルアーの存在感や抵抗を感じやすい
ボリュームがある
小さい物
小さくて目立たない
波動が小さい
潮の影響が少ない
ルアーの存在感や抵抗を感じにくい
ボリュームがなくあっさりしている
ワームの大きさの特徴や使いたい場面を把握して釣りに生かしていこう!
大きいワームの使いたい場面
釣り開始直後
潮の流れを把握したい場合
釣れている魚のサイズが大きい場合
サイズアップを狙いたい時
小さいワームの使いたい場面
大きいワームでは掛かりにくい時
釣れている魚のサイズが小さい時
数多く釣りたい時
極豆、豆アジ狙いの時
- 釣り開始直後、まずは大きいものから使用していく
- 大きいワームで反応があり、釣れるようならそれを継続して行う
- 大きいワームで反応があるが針掛かりしないことが続くようなら魚のサイズが小さいか、ショートバイトのためワームサイズを落としていく
- 回遊してきたアジが釣れ、サイズが大きいようなら現在のワームサイズを継続するか大きくする
- 豆アジやサイズの小さなアジを狙っている場合は小さいワームで攻める
大きなワームはアピール力があるため、開始直後からアジの居場所を探るのに適していますよ。
小さいワームは食後のデザートやスナック菓子みたいなもんで食いが悪くなってきた時にも有効ですよ。
釣れない時ほどワームサイズを落としてしまいがちですが、大きいほどアピール力が高いので大きくするのも手ですよ!
使い分け②ワームのカラーで使い分ける
カラーは今だに悩むことの多い大きな問題です。初心者の方はなおのこと悩まれるかと思います。
アジは基本的にプランクトンを食べることが多く、プランクトンは透明なものが多いように思います。なのでワームも透明を中心にゲームを組み立てていきましょう。
まず、アジングワームは大別するとクリア系のカラーとソリッド系のカラーとに分けられます。それらの中間に位置するハーフソリッドなるものもあります。これにラメなどの要素が足されます。
魚からワームがどう見えるかを考えて色を変更していきます。
アジの色覚や食性について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。↓
ワームの色選びの参考になると思いますよ。
- クリア系は光を透過します。
- ソリッド系は光を透過しません。
- ハーフソリッド系は半分光を透過します。
クリア系↓
ソリッド系↓
ハーフソリッド系↓
まずはこういったカラーの特徴があるということだけ覚えてもらったらいいです。
カラーの特徴
クリア系:中が透けることで輪郭がぼやけます。ラメなどがあれば小さなプランクトンの集合体にも見えます。
ソリッド系:反対に中は透けません。上から光が当たることで影となりシルエットがハッキリとでます。
ハーフソリッド系:クリアとソリッドの中間ポジション。
クリア系を使いたい場面
基本的にいつでも。基本のカラー
釣り始めのタイミング
水がクリアな時
プランクトンパターンの時
シルエットを小さくぼやけさせたい時
ソリッド系を使いたい場面
クリアやハーフソリッドでダメな時
魚の活性が高く目立たせたい時
濁りがある時
小魚パターンの時
シルエットを大きくハッキリ見せたい時
ハーフソリッド系を使いたい場面
クリア系を一通り試して釣れない時
釣り序盤から中盤探っている時
プランクトンパターンから小魚パターンまで全般
何を使っていいか分からない時、困った時
開始直後はクリアーを基本に選択していく。
海の濁りを見て水が透明であればクリアーを、濁りの強さに応じてソリッドに色を寄せていく。
基本的にはプランクトンパターンであるため、クリアー系とハーフソリッド系をローテーションしながら様々なレンジを探っていく。
迷ったらハーフソリッドを使っておけばOK。
ライズが起こったりする活性の高い時は、存在感のあるソリッド系が効きやすいため積極的に使用する。
使い分け③常夜灯の色で使い分ける
常夜灯の色は白系のものとオレンジ系のものとありますよね。
基本的には色に馴染ませるのが良いとされます。
白色灯:クリアー系や銀ラメが入ったもの、薄ピンクなどのカラーが効きやすい
オレンジ灯:赤色やオレンジ系、オキアミ系のカラーが効きやすい
こんな感じで使い分けしてみてください。
使い分け④沈下速度で使い分ける
アジングにおいて渋い状況とは、アジの数が少ない状況です。
そんな状況ではアジにワームを見せる時間を長くとる必要があります。
ジグヘッドを軽量にするのも手ですがワームでも沈下速度を変化させることができますので知っておきましょう。
沈下速度が変わるのは、水の抵抗を受けやすい形状・サイズであるかによります。
ファットな形状や切れ込み、フィンがあるものの方が水の抵抗を受けやすくスローに沈みます。
タープルは切れ込みがあり沈下速度が遅くプランクトンパターン攻略のおすすめワームです。
キメラベイトは水受けのカップがついており沈下速度が遅くなるような工夫がされています。
まとめ
アジング用のワームの選び方や使い分け、使いたい場面などご紹介してきました。
中には知らなかったこともあったんじゃないでしょうか。
上記を参考に釣り場に通ってみて、いろいろと試してみるとワームの使い分けが少しずつ分かってくると思います。
自分なりのワームローテーションを身につけて数多くのアジを釣っていきましょう。
今回はこのへんで。
でわでわ。
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