ついに発売されました。宵姫華弐。
宵姫華弐前作から大幅に進化を遂げたと公表されていますが、実際にはどうなんでしょうか。気になる方も多いはず。
結論としては、まさに究極。正統な進化を遂げた逸品となっています。
この記事では海釣り歴9年、宵姫愛用歴4年の僕が前作宵姫華と今作宵姫華弐のそれぞれ最もライトなロッドを比較して進化ポイントなどを説明しています。
宵姫華や宵姫華弐を検討の方はこの記事がとても参考になると思います。
是非とも最後まで見ていってください。
宵姫華の別モデルが気になる方は以下の記事も参考にしてみてください
この記事で分かること
・宵姫華弐の魅力
・前作宵姫華との違い
・見た目やスペック
・実釣での様子
結論:買ってよかった。手の届く範囲なら最強。
結論から言えば買って非常に満足しています。ロッドの特徴から豆アジ専用機でしょ。と思われる方も多いでしょう。それは間違っていませんがあくまで豆アジが釣りやすく楽しく釣るためのロッドであって豆アジしか釣れないってことではないです。
アタリが伝わる速さもアタリに合わせる速さもこの54というショートレンジでかつ軽量性に特化したこのロッドのなせる技です。
かけた後は高弾性カーボンが生み出す高反発と中弾性カーボンが生み出す粘りによっていとも簡単に魚が浮いてきます。1.2Lbという細糸を使用していますがラインブレイクすることなくぐいぐい寄せて来れるのはこのロッドのやばいところですね。
ほんと、最近のカーボンマテリアルは恐ろしく性能がいいですね。手が届く範囲に入ってきた魚なら何でも釣れてしまいそうです。
宵姫華弐とは
宵姫華弍は、釣具メーカーがまかつから発売されているアジング用ライトソルトロッドです。
軽量かつ超感度を実現しているロッドでアジング王にもなった藤原真一郎氏が監修されています。
前作宵姫華シリーズからさらなる操作感と感度を追求したモデルとのこと。
ライトゲームのゲーム性を追求し様々な釣り方リグに対応とのこと。まさに究極の操作性と究極の感度を実現したハイスペックなロッドです。また全14モデルのラインナップで様々な釣り方や釣り人のスタイルに合わせたゲームが展開できそうです。
今回のモデル 宵姫華弐S54AL-solidとは
港内極軽量ジグ単モデル。極軽量なジグヘッドの引き抵抗を味わい、極限に繊細な荷重抵抗を捉えることが可能。魚にワームを咥えさせておく余裕が楽しめる。掛けるとバットまで綺麗に曲がり、細糸でのファイトをアシストしてくれる。
ラグゼ宵姫華弐公式HPより引用
とのこと。漁港を主なフィールドとしジグ単メインでアジングを行う人には大きな武器となるのではないでしょうか。
夏時期の豆アジ釣りには特におすすめで、非常に細かいアタリを取ったり、繊細な操作はお手のものです。
まず触ってみて思ったこと
まず第一に超軽い!自重37グラムは持っていることを忘れてしまう様な感覚です。アジングにおいてこの軽さは異次元の操作感度をもたらしてくれそうです。
そしてALモデルということで非常に柔らかいロッドを想像していましたが想像以上の張りの強さ!これはアンダー1g以下の軽量リグをキャストする上で非常にキャストしやすそうです。そして軽い上に張りが強いということは反響感度も良いのではないでしょうか。
そしてリールシートがマットな質感で、滑りにくく手に優しくフィットします。
ふんわりと持って繊細なアタリを取っていくような釣り方の際に滑りにくいため落としてしまう心配も減りますね。
見た目に関して
前作宵姫華(左)と宵姫華弐とを並べて見ました。こうして見ると前作に比べてリールシートがマットな見た目ですね。リールシートのスクリューロックもピンク色が可愛いですね。
また比べて見ると分かったのですが、ガイドの数が前作宵姫華が7個に対して宵姫華弐は8個になっています。ガイド数が多いということはパワーロスが少ないということなのでより高感度、フッキング率の向上に貢献してくれそうです。
製品スペック比較(FLとALでの比較)
宵姫華S54FL | 宵姫華弐S54AL | |
自重 | 39g | 37g |
ルアーウエイト | 0.1〜2g | 0.1〜1.5g |
PE適正 | 0.1〜0.3号 | 0.1〜0.3号 |
ナイロン適正 | 0.8〜1.5Ib | 0.8〜1.5Ib |
こうして比較して見るとスペック上での大きな違いは無さそうです。
今作の宵姫華弐の方がさらに軽量リグの扱いやすさは上の印象ですね。
実釣編 様々な魚を釣ってきました。
上記の写真の他にもカサゴやメバル、シーバスなど釣れました。豆アジも多数釣ることができました。ピンキー0.25号(1.2Lb)使用で20センチ程度のヒラメや30センチを超えるヤリイカ、25センチ程度のアジ、40㎝程度のシーバスなど問題なくやりとりできました。
竿がよく曲がり衝撃を逃すため細糸でも様々な魚をバラすことなく釣り上げることが可能なんですね。
使用ラインはこちら↓
使用してみて思ったこと
やはり張りのあるロッドなので0.3g程度のジグヘッドを使用していても非常にキャストしやすいです。そして操作感度と反響感度は前作と比べてさらに磨きがかかっている印象で、豆アジの微弱なアタリをはっきりと感じることができました。竿に重みを乗せてキャストすれば5g程度のエギも多少は投げられ、ハリがあるためエギを操作することも可能です。(これは本来の使い方の想定ではないはずですので、される場合は自己責任でお願いします。)
ブランクスは張りがあるのに掛けるとよく曲がるという最強なんじゃないかという感覚。掛けやすくてバラしにくい。そんなイメージでしょうか。掛けた後は竿がよく曲がるため魚を掛けてラインブレイクされることは一度もありませんでした。これも竿の性能によるところも大きいと思います。
使いにくい部分に関してはロッド自重が軽い分、風には非常に弱く操作性と感度が著しく低下すること(これはライトゲーム全般に言えることですが)と、竿が非常に軽量な分タックルバランスを軽く設定しなければ性能を十分に発揮できない点です。
メリット | デメリット |
---|---|
操作感度と反響感度が抜群 圧倒的軽さ 細いがパワーのあるブランクス 堤防では無類の強さを発揮する | 風があると竿が煽られ感度がぼやけやすい タックルバランスを考慮する必要性が大きい |
両者の違いは?
両者にスペック的な大きな違いはありません。
実釣で初めて違いがわかります。振り抜け感の気持ちよさ、穂先の収束の速さ、それによって生み出される快適なルアー操作感。1g前後のジグヘッドの操作感が前作宵姫華と比べて格段に進化している印象を受けました。
また、ロッドの軽量化やガイドの増設によって反響感度も向上し前作宵姫よりくっきりとアタリがわかります。
もちろん、前作宵姫華も良いロッドですが、今作の宵姫華弐はそれを凌駕するロッド。まさに究極だと感じました。
まとめ
総合すると非常に良いロッドで前作から大きな進化を遂げた究極の一本と言えるのではないでしょうか。自分自身このロッドで様々なライトゲームに用いましたがライトゲームなら何でもできちゃいそうなポテンシャルの高さを感じることができました。前作宵姫華や宵姫天をお持ちの方も是非検討してみてはいかがですか?
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