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どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
SLS(スーパーライトショアジギング)とはなにかご存知ですか?
簡単にいうと竿もリールもルアーも全部軽量のものを使って楽に楽しく魚を釣っちゃおう!そんな釣りです。小魚から大魚まで釣れちゃうので何が上がってくるのか釣り上げてみるまで分からずワクワクしちゃうのが大きな魅力です。
おそらく初めて聞いたよ!って人が大半でしょう。でもそれってかなりもったいないんです。
SLSは年々注目度が上がっておりメディアでも取り上げられることが増えてきています。身体の負担が少なく小型から大型まで食ってくるので釣れやすく初心者や女性・子供でも楽しみやすいのが人気の秘密のようです。
初心者でも気軽に魚が釣れて青物が回遊してきたら青物も釣れる。
とても素敵な釣りではないでしょうか?
筆者はこの釣りで青物や真鯛、ハタ類などの高級魚を含め30種類以上、数にしたら数千匹は釣っています。
おそらく年間釣行のうち半分はSLSをしていますが、それだけ釣れて楽しいからです。
この記事ではSLS(スーパーライトショアジギング)とは何か、釣れる魚、メリット・デメリット、釣り場、釣り方まで解説しています。
SLSについてしっかりと知りたい。SLSをやってみたいという方にはとても参考になると思います。始めて知ったよという方も魅力的な釣りについて知る機会となりますのでぜひ最後までご覧ください。
SLSとは?
SLSとはスーパーライトショアジギングの略称で、陸地から軽量の仕掛けを投げてアジやサバといった小魚からハマチやカンパチといった5・60cmくらいまでの小型青物までターゲットにした釣りです。
つまり陸から軽い仕掛けで小魚から大魚まで狙っちゃおうという釣りです。
ショアジギングでは通常80g〜100gのメタルジグを用い竿やリールも非常に重いです。それをマイルドにした釣りがライトショアジギングで30g〜60g程度のメタルジグを用い竿やリールもひと回り軽くなり文字通りライトになっています。
スーパーライトショアジギングは名前の通りこれらの釣りをさらにスーパーライトにした釣りで扱うメタルジグは1g〜20g程度です。竿やリールはさらに軽量になっており女性や子供でも遊びやすくなっています。
わたしでも楽に遊べちゃう。
楽に楽しく回遊魚を待つことができるよね!
SLSで釣れる魚は?
これは釣った魚の一部になりますがこれだけでも数多くの種類が釣れることが分かるかと思います。
以下にこれまで釣れた種類を羅列しておきます。
- アジ
- メバル(アカ・クロ・シロ)
- マサバ
- ゴマサバ
- クロムツ
- マルスズキ
- ヒラスズキ
- ネンブツダイ
- ベラ
- マエソ
- オキエソ
- カサゴ
- ヒラメ
- キス
- カマス
- カワハギ
- 真鯛
- イトヨリダイ
- ハマフエフキ
- ヨコスジフエダイ
- タマガシラ
- クサフグ
- トラフグ
- キビレ
- クロダイ
- サゴシ
- イサキ
- シマイサキ
- キジハタ
- マハタ
- オオモンハタ
- ホウボウ
- モンゴウイカ
- マダコ
- カンパチ
- ハマチ
覚えている限りでこれだけの種類が釣れています。
まさに魚種無制限だね!
SLSは初心者でも大丈夫?
SLSは大物が釣れるということで初心者でも大丈夫かな?
こんなふうに思う方もいらっしゃるかと思います。
でも心配しなくても大丈夫です。SLSは初心者でも全然大丈夫です。むしろ初心者こそSLSをして欲しいと思います。
理由としては
- タックルが軽くて誰でも扱いやすい
- 基本的に釣れる魚は小魚が中心
- 魚とのやりとりはドラグを効かせるので海に落とされるような引きの強さはない
- 魚が釣れる率が高い
楽に楽しく小魚を釣っていてたまに大魚も釣れるって感じだからそんなにビビらなくても大丈夫!
まずは経験者と行って糸が切れないくらいのドラグ調整をしてもらえば持久戦で大物も釣ることができますよ。
初心者でも魚が釣りやすくビギナーズラックも起こりやすいのがSLSという釣りだよ!
SLSのメリット・デメリットとは?
筆者絶賛の釣りですがもちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
お手軽に遊べる タックルが軽く疲れにくい 釣れる魚種が豊富 大魚も釣れるポテンシャル | 大物狙いではパワー不足になりやすい ライトショアと比べるとルアーの飛距離が劣る 周りに人がいる状況では使いにくいことがある 楽で楽しいのでそればっかりしてしまう |
詳しく解説していきます。
SLSのメリットとしては誰でも気軽に遊べて釣れる魚種も非常に多いので魚と非常に出会いやすいこと。しかも大魚も釣れてしまうのも嬉しいところでショアジギングをしていると大物か何も釣れないかの2択みたいなところがあるのでSLSの基本的に魚が釣れて大魚も釣れるというのがいかに魅力的か分かるかと思います。
一方でデメリットは竿やリールがパワー不足になりやすいところです。これは軽量化しているのでしょうがないですよね。ライト級VSヘビー級ですからパワー負けするのはしょうがないです。そのため大魚が掛かると大変なのは覚悟しておきましょう。ブリなどの大魚も掛かる可能性がある釣り場で周りに人がいる場合も使用は控えた方が無難です。
密集した釣り場で弱いタックルを使い魚をかけると、魚が右に左に泳ぎまくって他の釣り人の邪魔になることがあります。それがトラブルの原因になることもあるのでそういう釣り場でやるときは強めのタックルを使い早々に釣り上げることが大事になってきます。
またライトショアに比べて飛距離が出ない弱点もあります。
ライトショアジギングでは主に30gや40g程度のメタルジグを使用し飛距離約100m前後飛ばせます。一方スーパーライトショアジギングでは15gや20gのメタルジグを使用し80m前後となります。
せいぜい20mの差ですがこれが釣果を分けることがあります。
SLSにおすすめのシーズンは?始めるならいつ?
SLSは年中遊ぶことができますがその中でもおすすめのシーズンは夏から秋です。
この時期は海水温が高くさまざまな魚が浅瀬までやってくるようになり、魚の活性(元気)が高まりやすくヒットしやすくなります。
キジハタ、オオモンハタといったハタ類の魚は夏によく釣れる魚で引きも強く味も良いのでSLSで積極的に狙いたい魚です。
また、青物が一年で最も釣りやすいのは秋になりますので青物狙いでは秋がおすすめです。
春や冬でも始めることは可能ですが反応する魚が限られてくるので夏や秋と比べると若干難易度は高めです。
夏には夏の魚、秋には秋の魚といったように釣れる魚の種類も若干変わるので夏の暑さが大丈夫な人は夏のうちから始めてみるといろんな魚の顔が見られて楽しいでしょう。
暑いのが大丈夫なら夏から、とにかく釣れることが第一なら秋がおすすめ!それ以外のタイミングでも始められるけど若干難しくなるてことね!
SLSにおすすめの時間は?
SLSにおすすめの時間帯はずばり朝>夕方>日中です。夜間は反応が圧倒的に悪くなるのでおすすめしません。
1番のおすすめは朝まずめと言われる早朝のタイミングです。薄暗い時間帯から日が昇るまでの時間を指します。この時間は魚の朝食の時間なので食ってきやすいです。一説によると青物などの魚はこの朝の時間で7割から8割がた食事を済ませるようです。
なので朝のタイミングで釣りに行くとお腹ぺこぺこな魚たちが待っていて釣り人には好条件なわけです。逆にいうと朝のタイミングを逃すと残り3割弱の魚を狙っていくことになります。
次におすすめなのが夕まずめと言われる日が暮れる前のタイミングです。この時間も魚の捕食行動が活性化されやすいので釣れやすくなります。
最後におすすめなのが日中のタイミングです。日中の強みは光量がしっかりあるということです。SLSでは金属のルアーを主に用いるので太陽が登っている方がキラキラと光ってアピール効果が高くなるので魚からの反応を得られやすくなります。青物狙いで朝は釣れなかったのに日中に連発することもあるので日中だからと残念がる必要はないのです。
まずは日中よく見える環境で投げる練習をしたりすると良いかも!慣れてきたらぜひ朝まずめ、夕まずめも狙ってみてね!
SLSができる場所は?
次にSLSができる場所・おすすめの場所をご紹介します。
おすすめの場所1:堤防・漁港
おすすめの場所No.1は堤防・漁港です。
初心者が最もエントリーしやすく小魚から大魚まで釣れるのが特徴です。そこそこの深さがある場所ならなお良いです。場所によっては青物の回遊もあるのでおすすめです。
SLSでの基本はこういう場所だよ。気楽に遊べていろんな魚が釣れるのがSLSの魅力だからピッタリ!
おすすめの場所2:サーフ
こちらも比較的安全で魚が釣れやすい場所になります。青物などの回遊魚狙いではかなりオススメの場所です。
地形によっては遠浅(遠くまで浅い地形が続いている)、急にドン深(ある一定の場所から急に深くなる地形)などあるため地形の把握や飛距離が必要になるため堤防や漁港と比べて少し難しくなります。
サーフは魚が豊富で釣れやすいのも特徴です。
サーフの釣りも魅力がいっぱいだね。
おすすめできない場所:磯場
おまりおすすめしないのが磯場です。魚の豊富さと大物の釣れやすさは抜群の釣り場ですがSLSには向きません。
それはなぜか?
SLSタックルはパワーがなく魚と力勝負ができないからです。磯場はゴツゴツした地形であり糸が岩に擦れるだけで簡単に切れてしまいます。
そのため磯場ではパワーファイトと早期決着が求められますがSLSタックルではそれができません。
青物以外の根魚狙い(カサゴやハタ類など)などではパワー勝負できるのでやってみても良いでしょう。
ただし磯場へ行くときは磯場用の安全装備をしていくようにしましょう。命に関わります。
SLSで使用するタックルは?
ロッド:8〜9ftのM、MLクラスがおすすめ
SLSで使用するロッドは8〜9フィートのM(ミディアム)かML(ミディアムライト)クラスのロッドがおすすめです。
このくらいの長さ・硬さのロッドがルアーの飛距離を出したり細かい操作がしやすいのでおすすめ。
長くなるほど飛距離が出しやすく操作性が悪くなり短くなるほど操作性が良くなり飛距離が出しにくくなります。
ロッドの硬さはM(ミディアム)かML(ミディアムライト)がルアーにマイルドな動きを与えやすく魚への負荷、衝撃吸収性のバランスが良くおすすめ。
ロッドが硬いとルアーがキビキビ動き魚が掛かった時に主導権を握りやすいです。ただしバレやすかったりラインブレイクが起こりやすいです。
ロッドが柔らかいとルアーが柔らかい動きをするようになりショックを吸収しやすいのでバレにくく糸も切られにくいです。ただし魚の強烈な引きを止めるパワーがないので対象魚や釣り場によっては不利になります。
慣れてきたら狙いによって長さや硬さをカスタマイズするといいでしょう。
長さ:8〜9フィート。飛距離操作性のバランスが良い。
硬さ:M(ミディアム)かML(ミディアムライト)が操作性、魚への負荷、バレにくさのバランスが良い。
慣れてきたら自分でカスタマイズするとOK!まずはオーソドックスなロッドを使おう!
SLSロッドお探しの方は以下の記事をご覧ください。選び方もさらに詳しく解説しています。
【2023年最新版】SLSのおすすめロッド10選!専用ロッドで釣果が変わる。
リール:C3000か3000番手のHG・XGがおすすめ
リールにはサイズ(番手)があり。この中でSLSに適しているのはC3000、3000番手になります。必要な糸の強度や糸巻き量、巻き上げパワーや重さがちょうどいいためです。
リールのサイズが大きくなることで太い糸が巻けるようになりパーツも大きく頑丈になります。そのため大物とのファイトが可能になっていくのです。
大型魚とのファイトがあるSLSでは小さいリールだと糸の強度、糸巻き量、巻き上げパワーの面で不利になります。対等にやりあうためにはC3000か3000番手がいいでしょう。
続いてギア比ですがPG(パワーギア)が一番巻き上げパワーがありますが巻き上げる長さが少ないです。XG(エクストラハイギア)は巻き上げパワーは一番小さくなりますが巻き上げる長さが一番多くなります。ノーマルとハイギアはそれぞれ中間的な位置となります。
筆者の好みとしてはXG(エクストラハイギア)ですが、万人におすすめしやすいのはHG(ハイギア)です。
自転車のギアを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。PGは1速、ノーマルは2〜3速、HGは4〜5速、XGは6速のようなイメージです。1ギアだと坂道(魚が掛かって負荷のある状態)でも平坦道でもスイスイこげますがスピードが出ない。逆に6速はもっともスピードが出ますが坂道ではかなりきついと思います。
リールのギアもこれと同じです。基本的に遠投してガンガン巻くことの多いSLSでは巻きの強さよりも巻き上げの長さを優先した方が恩恵があるというのが筆者の考えです。
船が来るのが分かって急いで糸を回収するときやナブラ(大魚が小魚を海面で捕食している大チャンス)が出ている時にすぐ回収してそこに投げ込むという時にもスムーズに行えるのも利点です。
6速のXG(エクストラハイギア)がどうもなあ‥‥という方は4〜5速のHG(ハイギア)がおすすめです。
番手:C3000か3000番がおすすめ。
ギア比:HG(ハイギア)かXG(エクストラハイギア)がおすすめ。
巻き上げ力:PG>N>HG>XG
巻き上げ長:XG>HG>N>PG
もっともオススメはHG(ハイギア)迷ってる人はこれ!
SLS用リールをお探しの方は以下の記事をご覧ください。選び方をさらに詳しく解説しています。
【これで安心】SLSリールの選び方!番手やギア比、オススメの機種教えます
ライン:PE0.8号〜1号、15〜20lb程度がおすすめ。リーダーは少し強度を落とすとOK
SLSはPEライン+ショックリーダーという組み合わせで行います。PEラインは釣り糸の中で最も引っ張りに対する力が強いですが擦れに弱い・水に馴染みにくいという性質があるのでその弱点を補うために擦れに強く水に馴染みやすいショックリーダー(ナイロン・フロロカーボン)を使うのです。
強度としてはPEライン:0.8号〜1号(15〜20lb)、ショックリーダー:2.5号(8.5lb)〜3号(11lb)あたりが妥当です。PE0.8号使用ならショックリーダー2.5号、PE1号使用ならショックリーダー3号がおすすめ。
素材はフロロカーボンの方がおすすめです。
強度を弱くすることで操作性が良くなりトラブルが減り、根がかりした時にリーダーが残りやすく結び直す手間も減ります。
強度を強くすると擦れに強くなり糸も切れにくくなりますがトラブルが起こりやすく根がかりした時にリーダーの結び目から切れてしまい結び直す手間がかかります。
PEラインとショックリーダーの組み合わせで魚を狙う。
PE:0.8号〜1号あたりがおすすめ。
ショックリーダー:2.5号〜3号がおすすめ
素材:フロロカーボンがおすすめ
太く(強く)すると擦れに強くなり単純な強度も上がる。トラブルの頻度も高まる。細くすると強度は落ちるが扱いやすくトラブルも減る。根がかりなどラインブレイク時にリーダーが残りやすく結び直す手間を省略できる。
ルアー:小型のメタルジグやバイブレーションが基本!
SLSで主に使用するルアーはメタルジグ、バイブレーションです。この2種類があれば極端な話魚は釣れます。
SLSではメタルジグが最も基本的なルアーになり投げて巻いたりジャークというアクションでルアーを跳ねさせて小魚が逃げ惑う様子や弱っている様子を演出します。巻くのをやめてひらひらと落としていくだけでも食ってくる時があります。
バイブレーションも同様です。投げて巻くのが基本となりいろんな深さを巻いてくるだけで魚が釣れてしまうのでより初心者向きのルアーだと言えます。
まずはこれを揃えるだけでも十分です。
主に使用するルアーはメタルジグ、バイブレーションの2種類。
メタルジグ:基本のルアー。さまざまな使い方ができ一つでいくつものアクション・役割が行えます。
バイブレーション:初心者向きルアー。投げて巻くだけで魚が釣れてしまう。
まずはこの2種類を揃えるとOK!
筆者のおすすめ爆釣ルアーです。
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その他SLSであると便利な道具
そのほか、SLSを行う上であると便利な道具はたくさんあります。
例えば魚つかみやフィッシュグリップ。釣れる魚の中には毒を持ったものがいますし牙やヒレが鋭利で危険なのもいますし魚を素手で触るのが苦手という人もいるでしょう。そういう人はこういう道具があると便利ですよ!
また針を外す時にも素手でやると魚が暴れて針が手に刺さってしまったり魚の牙やヒレで怪我をする時があります。なのでプライヤーという道具があると安全に針を外すことができるので持っておきたいアイテムです。
そのほかメッシュ付きの水汲みバケツや魚を生かしておくためのスカリやストリンガーがあると釣った魚を一時的に生かしておくことができますので持ち帰るか迷ったときや数釣り目的の時に助かります。
釣った魚をそこに入れておけば釣れ始めたチャンスタイムにいちいち血抜きや〆るのに時間を取られなくて済み快適に釣りができますよ。
などなどあると便利なアイテムはいろいろあります。
SLSであると便利な道具はいろいろある。
安全快適性:魚つかみやフィッシュグリップ、プライヤー。
魚保存用:メッシュ蓋付水汲みバケツ、スカリ、ストリンガー
などなど。他にもいろいろとあると便利。以下の記事で解説中。
以下の記事でルアー釣りに必要な道具を解説しています。何が必要なのか確認しておきましょう。
【ルアー釣り】初心者におすすめな道具まとめ。これを買っておけば大丈夫!
これで必要な道具はばっちり分かったね。次は釣り方いってみよー!
SLSでの釣り方〜筆者が行っていること
ここでは実際に筆者がSLSで行っている釣り方・探り方をご紹介します。この方法でかなりの釣果をあげているのでぜひお試しください。
前提としてカウントダウンという方法で水深を数値化しその数値をもとに上層・中層・下層と定義します。例えば水底までの時間を数えた時に30秒だったとしたら中層はその半分の15カウント前後それより下を下層、それより上を上層とします。
これを踏まえて以下の内容をご覧ください。
まずは表層からチェック
朝や夕方から入る場合はまず表層のチェックが大事です。この時間は魚が上を意識していることが多く比較的上の層にいるか上を見ている可能性が高いです。なので上からチェックしていきやる気のある個体を探していきます。
着水してからすぐの海面付近を巻いてきてもいいですし水面を滑らせてくるスキッピングという方法でもOKです。巻いてくるならバイブレーションが、スキッピングならメタルジグの方がやりやすいでしょう。
朝はとりあえずでこれをやろう!
表層でアタらなければ徐々に深場へ落としていく
表層で反応がない時は徐々にカウントを入れていきます。最初が0カウント、1カウントだったなら次は5カウント、次は10カウントというようにカウントを入れて深場を探ってきます。
じっくり細かく探る場合はこのカウントを2カウントずつにするなどしていきます。
カウントダウンの癖をつけていろんな情報を収集しよう。「どこらへんでアタった(釣れた)?」と聞かれた時に「24カウント。ボトム手前で巻き上げてすぐ!」とか言えたらちょーかっこいいね!
ルアーローテーションを頻繁に行っていく
ルアーの形状や大きさ・カラーなどを頻繁に交換して様子を見ていきます。魚も人間と同じで好みがありますしその日その日で食すものが違います。アジを食べている時もあればキビナゴを食べている時もあるしイワシの時もある。食べるサイズもまちまちです。
なのでアジかな?キビナゴかな?イワシかな?と不明なうちは可能性を試します。泳いでいる魚が確認できたらそれを食べている可能性が高いので色や形が近いものを選んで反応を探っていく。
また同じルアー・同じカラーを永遠と使っていると魚に見切られてしまうこともあるのでちょくちょく変えて慣れさせないことも必要です。
数打ち作戦で魚がいればどれかアタるだろうって感じ!釣れたルアーに似た魚を食べてる可能性が高いからアタったり釣れたらそこから絞り込んでいこう!
日中はボトムを中心に探る
朝や夕方は魚のご飯時で上に浮いてきやすいのですが日中の日が高い時間は魚も日光を嫌って深場に入ることが多いです。なので狙い場所は底付近となります。
ボトムで2.3回ジャークしてボトムを取るという動作を繰り返す方法や底を取ってから底付近でルアーを泳がせる方法が効果的です。
ただしこれは根がかりが起こりやすいのでしっかり地形・ルアーの位置をカウントダウンで把握して行う必要があります。砂地の場合はずるずると海底を擦るようにしてくるのもありです。
ボトムを取ることはルアー釣りの基本です。よく知らない方やできているか不安な方は以下の記事をご覧ください。
釣りで根掛かりを避けるためには「ボトムを取る」?その意味とは?
あなたは出来てる?着底の把握方法7つ。実践することで釣果が上がります。
日中はボトムのヒット率がかなり高まるよ!でも地球のヒット率も高まるから注意ね!
潮の流れが分かればその潮上かその中、潮目を狙う
潮の流れに沿って潮上からルアーを流していきます。また潮目があればその中でじっくりと操作して誘いましょう。
潮の流れや潮目が分かればぐっと魚に近づきます。
潮の流れはプランクトンが運ばれる道筋でベルトコンベアーのようなもの。乗っていることで移動も楽なので小魚や回遊魚が利用して泳いでいることもあれば運ばれてくるプランクトンや小魚を待ち受ける魚も当然います。
運ばれてくる餌を狙う魚は潮に逆らうようにして待っています。
なので潮に乗せて流すことで効率良く魚と出逢いやすくなるんです。
超簡単にできる潮の流れ把握方法を解説しています。釣れない人は潮が読めていないのかも?
【超初級編】潮の読み方を解説!潮がわかるだけで釣果は変わる!
流れの中に入れとくだけで爆釣なんてことも。基本だからしっかり観察しよう!
誘う速度を変えたり、チェンジオブペースで動きに変化をつける
基本的なことをしても釣れない時にはアクションに変化をつけてみましょう。
巻く速度を早くしたり遅くしたり、ガーッと巻いて急にピタッと止めてまたガーっと巻いてみたり、逆にノロノロしてて急に早くなったりすることで魚の反射行動を誘発することもできます。リアクションバイトと呼んだりスイッチが入るともいいます。
色々と試して釣れるとそれが一つの引き出し(メソッド)となります。
心がときめかない誘い方を何回されてもときめかないのでいろんなアプローチをしてみてね!そのうちパクッとくるよ!
魚のアタリがあったらその深さ・ポイントを重点的に探っていこう
探っている途中でアタリがあったけどかからなかったーという時は同じ深さやポイントをじっくり探っていきましょう。アタリがあったということはそこに魚がいたということの証明です。狙うことで魚がヒットする可能性が非常に高い場所なので積極的に狙おう!
ただし狙う場合は立ち位置や投げ込む場所を少し変えて引いてくるコースを少し変えたりルアーの種類やカラーを変えて変化を出しましょう。同じコースに同じルアーを通してもなかなかヒットに繋がらないので興奮を抑えて冷静に魚にアピールしていきましょう。
魚の居場所を突き止めたらそこに全集中だ!もう釣れるのは時間の問題だよ!
アタらなければ場所を変える
一通り試して反応が得られなければそこには魚がいないのかもしれません。プロでも魚のいない場所で魚を釣ることは不可能です。
そういう場合は釣り場を変えるのも手です。
一箇所で粘って魚の回遊を待つというのも作戦ではありますが釣れない時間が続くのって結構しんどいので気分転換を兼ねて釣り場を変えてみましょう。
同じ釣り場の中でも狙えるポイントはいろいろあります。以外と見落としがちなポイントがありますので要チェックです。
釣り初心者におすすめな釣り場ってどこ?魚が多くて安全な釣り場を紹介します!
SLSタックルで無理は禁物!ドラグを効かせて余裕のあるファイトを!
SLSでは70cmや80cmもある大物がかかったりします。すごい勢いで糸を出されるので慣れていないと焦ってしまうものです。ですがここで焦ってドラグを固めてしまったり無理やりやりとりすると糸が切れたり魚を刺激してより泳ぎ回って手がつけられなくなることがあります。
大型魚とガチンコパワー勝負はできないのでドラグを効かせて糸が切れないようにしてゆっくりと魚を弱らせていきましょう。
糸が切れないようにするにはドラグの調整が大事!リールの糸を手で少し強めに引っ張ると糸が出るくらいであれば大丈夫です。
落ち着いてじっくりやりとりしよう。釣り上げられるよ!ファイト!!
気軽に大物が釣れるSLSを楽しもう!
SLSとは何か、道具は何が必要なのか、釣るためにはどうしたらいいのかについて解説してきました。
SLSはルアー釣りの中でも簡単で気軽に行えます。これを釣ろうと限定するのではなく五目的に楽しめるのが1番の魅力なので何が釣れるか分からないというのもワクワクして面白いですし、小魚に混じって大魚も釣れるのがほんと不思議でハマってしまうポイントです。
ガチャガチャのようで釣れるまで何が上がって来るのかが分かりません。この魅力たっぷりなSLSという釣りをあなたも始めてみませんか??
今回はこのへんで。
でわでわ。
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コメント一覧 (1件)
記事を拝見させていただきました。
釣りが初心者の私ですが、図が綺麗でとてもわかりやすく読みやすかったです!
SLSについての説明やどの時間に連れやすいか等、ご自身の経験を元にまとめていたためSLSに悩んでいる方にはすごく参考になると思います!
私自身も釣りに興味が出てきました!