こんな悩みを解決する記事になっています。
どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
PEライン0.8号を使う時に何号(lb)のリーダーを使えば良いのか分からず迷ってしまいますよね。お店に行くとずらーっと細いものから太いものまであってメーカーもいろいろ、材質もナイロン?フロロカーボン?
と頭がゴチャゴチャになってしまうと思います。
先に結論をお話ししますが、PEライン0.8号に最適なリーダーは2.5号(4.5kg/10lb)前後のフロロカーボンで長さは1m前後あると大丈夫です。
この記事では、そのセッティングが最適な理由・太くしたり細くしたり長さを変える基準について解説しています。
リーダー選びに迷わなくなり大型魚ともしっかりとファイトできるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。
筆者おすすめのセットアップ(PEラインとリーダー)について知りたい方はこちら
PE0.8号に最適なリーダーは2〜3号
PE0.8号のラインに最適なリーダーは、2号〜3号です。PE0.8号は細くて強度の高い号数で、ライトゲームからエギング、シーバス、スーパーライトショアジギングまで幅広くこなす万能な号数。
通常PEライン強度>リーダー強度となるようにノットを組みます。PE0.8号の強度が15lb程度ですからリーダーはそれ以下の2号(8lb)〜3号(12lb)あたりで組むと良いです。
PEラインの強度はそのままにリーダーの強度を上げることで大物とも戦いやすくなっていきます。後述しますが筆者はPE0.8号+3号のリーダーを使用して大物もたくさん釣り上げています。
ただし闇雲に太くすれば良いかというとそうでもなく、細い方が魚に見切られにくかったり潮や風の影響も少なく扱いやすいなどメリットも多いので状況に合わせて変更するのが良いです。
対象魚やフィールド、状況によって適した号数のリーダーを選ぶことで快適で安心な釣りができるようになりますよ。
2〜3号のリーダーを持っておけば安心だね。
最適な材質はフロロカーボン
リーダーの材質は2種類ありますがおすすめはフロロカーボン。
ナイロンと比べて価格が高いですが水馴染みがよくしなやかで扱いやすいうえ、水を吸わない・日光で劣化しないなど強度低下を起こさないためどんな時でも高いパフォーマンスを発揮してくれます。
どっちにしようか迷ったらフロロカーボンラインを選んでおくといいでしょう。
使用感は似たような感じだよ。
リーダーの長さは狙いの魚やフィールドによって変える
リーダーの長さは自分が狙いたい魚やフィールドによって変更すると良いでしょう。
リーダーの役割はPEラインの弱点である擦れに弱いという特性をカバーすることにあります。魚の全長ほどのリーダーの長さがあればそれだけ魚が暴れてもPEラインには触れにくくなるので結果ラインブレイクしにくくなります。
また同じ理屈でフィールドの地形が岩礁帯であるなど荒い場合にもリーダーは長めにしておくといいです。
具体的にいうと、例えば50cmの魚を狙う場合には70cm(結んだり切ったりするので少し長めに)あればいいですし、70cmの魚を狙うのであれば1mくらいあればいいです。
水深が深く岩礁帯が深い場合には2m〜3mと長めにとる人もいます。
PEライン0.8号+リーダー2.5号が一番使いやすくておすすめ
PEライン0.8号とリーダー2.5号の組み合わせは、バランスが良くオールマイティーに使える点で、初心者から経験者まで幅広い釣り人におすすめです。
この組み合わせは、細いラインのメリットである高感度や操作性を活かしながら、そこそこのリーダー強度によって大きな魚にも対応可能になります。そして、風や潮の流れにも左右されにくいため、さまざまな環境での釣りに適応しやすくなっています。
2号〜3号の中で迷ったらまずは2.5号から始めてみると良いでしょう。
汎用性抜群で使いやすいよ。
PE0.8号とリーダーの組み合わせ一覧(強度・釣れる魚・対象フィールド)
以下は、PE0.8号のラインとそれぞれ強度別のリーダーを組み合わせた場合の特性をまとめた表です。表には、リーダーの強度、主に釣れる魚種、および最適な釣りフィールドを記載しています。
迷っている場合はこれを参考にリーダー設定を考えてみてください。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
2.0号 | 中 (3.6/8) | アジ、メバル、キビレ | 堤防、河口 |
2.5号 | 高(4.5/10) | ギガアジ、根魚、チヌ、シーバス | 港、河口、サーフ |
3.0号 | 高 (5.4/12) | 大型根魚、サゴシ、ハマチ | 堤防、磯 |
4.0号 | 高 (6.3/14) | 大型シーバス、ブリなどの青物 | 磯、根が荒いエリア |
表中で強調されている2.5号リーダーは、PE0.8号ラインとの組み合わせで特にバランスが良く、幅広い釣り場と魚種に対応可能で、初心者から経験者まで幅広い層の釣り人に適していることがわかると思います。
バランスの良いセッティングは安心だね。
もう少し掘り下げて解説していくよ。
PE0.8号+2号リーダーは小物向き
PE0.8号と2号リーダーの組み合わせはどちらかというと小物狙いのライトゲームに向いています。強度は3キロ程度あり、アジやメバル、カサゴなどのライトゲームターゲットは問題なく釣れますし、40cm前後の真鯛やチヌ、シーバス程度は問題なく釣れます。
またアオリイカなどにも適しておりエギングで使用されても良いでしょう。ただし大型の2キロや3キロがかかる時期には強度が不安になるため比較的小ぶりなイカが釣れる秋や冬の使用が適しています。
PE0.8号+2.5号リーダーはオールマイティー
PE0.8号+2.5号リーダーの組み合わせはかなりオールマイティーに使えます。
操作感は落ちますが、ライトゲームにも使用できますし50cm以上のシーバスやチヌ、真鯛も普通に取れます。
また70cmクラスのハマチもキャッチできるスペックがあり僕も実際にPE0.8号+2.5号リーダーのセッティングで78cm5キロのハマチを釣ることができました。
不意の大物にも対応できるのはすごいね。
PE0.8号+3号リーダーは牙魚や大物向き
PE0.8号+3号リーダーは牙魚や大物向きです。
牙がある魚というとムツ、サゴシ、タチウオ、ハガツオなどです。これらの魚は牙が非常に鋭く簡単にラインを切断してきます。歯にガッツリと接触している場合にはいくら太くしても切れてしまいますが、太いほど粘ってくれるようになり多少の接触では切れにくくなります。
そして単純な強度が増すため大型魚と戦う場合に有利になります。
どちらかというと大物をメインで狙いたい!という人はこのセッティングが安心です。
筆者はslsでPE0.8号+リーダー3号を使用
PE0.8号のラインを使う釣りでおすすめしたいのがスーパーライトショアジギングという釣りです。
これは比較的ライトなタックルで行うショアジギングのことで15g程度のメタルジグを使って40種類上の魚を狙える釣りです。
筆者はこの釣りでPE0.8号リーダー2.5号、PE0.8号リーダー3号を使い分けています。
使い分けはシンプルに場所で変える
足場の良い堤防などでテトラポッドや海底に沈み根がなくロープなどもなくドラグ設定を緩めにして走らせられる環境であればリーダー2.5号の方を使用しています。
逆にあまり走らせられないような環境だとリーダー3号もしくは4号も視野にいれます。
リーダー4号を使用する場面
フグやサゴシのアタリが多くその場所で狙い続ける場合や根が相当荒くラインが接触する恐れがある場合にはリーダー4号を使用します。
そのほか、ノットに自信がない・ドラグ調整がうまくできないで良く切れるという人も4号を使用すればそうそう切れないので、使用すると良いかもしれません。
太いリーダーをつけると根がかりが地獄
ここまで書いてくると太い号数のリーダーを張った方がかけた魚をしっかりと取れそうで良いじゃないか!と思う人もいるでしょう。それはある意味そうですが、大きなデメリットが根がかりした時にノット部分から破断するということ。
こうなると根がかりでうまく外せなかった時に毎回ノットを組まないといけなくなり面倒ですし海により多くのゴミを残すことになってしまいます。
基本的にはPEライン強度よりもリーダー強度を落としておくとダメージを抑えられるためおすすめです。
大物狙いで掛かった時に安心な太糸を選択するか、操作性が良く快適に釣りができ万が一根掛かって切れた場合にもすぐに復帰できる細糸を選択するかは釣り人の好みや腕前にもよるところです。
メリットとデメリットは実際に体験してみた方がよくわかるかもね。
筆者が使用しているPE0.8号とリーダー3号の最強セットアップ
僕が主に使用しているセットアップを紹介。
この組み合わせで85cmのシイラまで釣れちゃいました。シイラは万力とも言われるほど引きが強いので有名な魚です。
この魚に切られないということはほとんどの魚がいけちゃうということです。
アーマードFシリーズはPEラインの位置付けですが通常の製法とは違った作られ方をしており通常のPEラインよりも耐摩耗性や飛距離に優れるのが特徴です。
そして長所であり短所でもあるのがその伸びにくさ。これが原因でラインブレイクが起こりやすいのでリーダーは程よく伸びるものがいい。
そこで辿り着いたのがこのセットアップ。
僕自身このセットアップで数多くの魚を釣らせてもらいましたし、紹介した人もみんな次々に大型魚を釣っています。トラブルもほとんどなく快適なのも嬉しいですね。
PEライン0.6号とリーダーを結ぶのに適したノットは?
PEライン0.6号でリーダーを結ぶときのノットはSCノットがおすすめです。
このノットは摩擦系のノットのなかで非常に簡単なうえ強度が最強に近いという代物。
FGノットは不器用で組めないという人も安心で、僕も僕の友達も不器用ですがSCノットは問題なく組めました。
現在僕はPE0.6号以上のライトゲームからエギング、シーバス、スーパーライトショアジギング、ライトショアジギング、大型平政狙いのショアジギング、ショアプラッキングまで全てSCノットを使用していますが不満は一切ないです。
他にも簡単なノットはありますがここまで簡単で結束強度の出せるものはありません。覚えておくと大物釣りにも使用できるのでこの機会に覚えてみてください。
PEライン0.8号の適正リーダーまとめ
今回はPE0.8号のラインを使用した時に合わせるリーダーは何lb(号)がいいのか。ということに焦点を当てお話ししてきました。
おさらいすると、PEライン0.8号に合わせる場合に最もバランスが良くおすすめなのがリーダー2.5号(3.85kg/8.6lb)です。
操作感重視、小物釣りがメインならリーダー2号((3.6kg/8lb)
牙魚や大物重視、荒いフィールドならリーダー3号((5.4kg/12lb)がおすすめ。
自分が組んだノットに不安・ドラグ調整が不安、さらに荒れたフィールドならリーダー4号(6.3kg/14lb)もアリ。
という感じでしたね。
とりあえずまずはPEライン0.8号+リーダー2,5号のセッティングで釣りをしてみて太くする、細くするといったカスタマイズを試してみると面白いかと思います。
今回はこのへんで。
でわでわ。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
2.0号 | 中 (3.6/8) | アジ、メバル、キビレ | 堤防、河口 |
2.5号 | 高(4.5/10) | ギガアジ、根魚、チヌ、シーバス | 港、河口、サーフ |
3.0号 | 高 (5.4/12) | 大型根魚、サゴシ、ハマチ | 堤防、磯 |
4.0号 | 高 (6.3/14) | 大型シーバス、ブリなどの青物 | 磯、根が荒いエリア |
\ルアー釣りに必要な物はこれで確認しよう/
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