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どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
アジングを始めようとする人がつまずくポイント。それはこのライン選びでしょう。
PE?とかリーダー?エステル?なにを言ってるのかさっぱりです。
お店に行ったけどたくさんありすぎてめまいしたよ。店員さんに話しかけられるのも緊張しちゃう。
糸の種類はなんとなく分かったけど糸の太さはどうしたらいいの?
こういう風に思ってしまうのではないでしょうか??
はい。これ実際に僕が悩んでいたことです。ライン選びって難しいですよね。
でもそれは知らないからなんです!
要点を押さえれば実はそんなに難しくないのですぐに理解できると思います。
この記事を読んだあなたはもうアジングの糸選びはドヤ顔をして解説できるレベルになりますし、糸を自由自在に使いこなしてアジを釣りまくることができますよ。
分かりやすくそれでいて具体的に解説をしていきますのでぜひ最後までご覧になってくださいね。
アジングとは?
アジングはエサを用いずにルアーという擬似餌(エサや小魚に似せたものなど)を使ってアジを釣ることを楽しむゲームフィッシングです。
手軽にでき比較的簡単に釣ることができるので釣り経験者はもちろん、釣り初心者にも非常に人気が出てきている釣りです。女性や子どもでも気軽に楽しめるのも嬉しいですね。
アジングラインの選び方
釣りで使用するラインには大きく4種類のものがあり、そのうちアジングで使用されるラインは主に3種類です。
この3つについて解説していきます。さらに細かい詳細が知りたい方は以下のリンクから記事をご覧ください。
もう一種類はナイロンラインっていうんだけどアジングでは使わないよ。
糸の種類と特徴
フロロ | PE | エステル | |
---|---|---|---|
沈みやすさ | 沈みやすい | 沈みにくい | 沈みやすい |
感度 | 少し劣る | 感度抜群 | 感度良好 |
切れやすさ | 切れにくい | 最強 | 切れやすい |
バレやすさ | バレにくい | バレやすい | 少しバレやすい |
擦れ強度 | 強い | 弱い | 弱い |
風の影響 | 受けにくい | かなり受ける | 受けにくい |
リーダー | 不要 | 必要 | 必要 |
こんなふうに一長一短があるよ。
マークが付いてるものが特にアジングに必要な能力だね。- 扱いやすさNo1だけど大事な感度で劣るフロロカーボンライン。
- 強度と感度は群を抜いてるけど弱点の多いPEライン。
- 弱点はあるけどアジングに必要な能力に特化したエステルライン。
この特性を知って自分に合ったものを選んでいきましょう。
狙い方(釣り方や仕掛け)によって選ぶ
ジグ単の釣りはフロロカーボンライン 、エステルラインがおすすめ
ジグ単とはジグヘッド(針とオモリがセットになったもの)にワーム(ゴムのミミズみたいなもの)をセットしてアジを狙う方法のこと。
ジグ単はアジングの一番基本となる釣り方です。
軽量の仕掛けを狙ったところまで落としてアジを探っていきます。
基本的に軽量の仕掛けを用いるため沈みやすいフロロカーボンラインとエステルラインが適したラインとなるわけです。
アジングはジグ単から始めることになると思うからまずは扱いやすいフロロカーボンラインがいいかな。
フロートリグやキャロリグを使用する場合はPEラインがおすすめ
フロートリグやキャロリグはジグ単では届かない遠くをゆっくりと探っていきたい場合や底を集中してゆっくりと探っていきたい時に使用する仕掛けです。
重量があるためジグ単用のセッティングでは竿の破損につながったり糸が切れてしまいます。
そういった仕掛けを用いる時には糸の強度に優れるPEラインの出番です。
最初は無理して使用する必要はないよ。もし試してみたいならPEラインを使ってね。
ナイロンラインはおすすめできない
ナイロンラインはなぜダメなのかと思った方もいるでしょう。
ナイロンラインは確かに扱いやすくトラブルも少なく初心者におすすめされるラインですがアジングで使用するにはあまり向きません。
それは他のラインと比べて抜きん出ている部分が一つもないからです。
沈みやすいわけでもない、感度が良いわけでもない、風の影響も普通に受ける。
メリットといえばトラブルが少ない、切れにくい、擦れに強い、バレにくいことですかね。
しかし、このメリットはフロロカーボンラインも持っているのでナイロンラインは下位互換的な扱いになってます。
ぼくも使ったことあるけどアタリが分からなさすぎて全然面白くなかったよ。あえて難しくして楽しむ上級者向けとしてはおすすめかも!?
性能や釣り場によって選ぶ
扱いやすさ、バレにくさ重視ならフロロカーボンがおすすめ
扱いやすさやバレにくさを重視するならフロロカーボンラインが絶対おすすめ。
このラインはしなやかでトラブルも少なく、沈みやすいので風の影響も少なく扱いやすいラインです。
また、アジの引きに合わせて適度に糸が伸びてショックを吸収するのでアジの口が切れるのを防いだり針が外れるのを防いでくれますよ。
初心者におすすめしたいアジングラインNo,1です。
扱いやすさとかけた後の安心感がすごいよ。伸びるから意外と切れないしね。
磯場などのハードな釣り場ではフロロカーボンがおすすめ
岩が点在している場所やカキ殻が大量にあるような場所、手前が少し荒い場所など糸が障害物に接触してしまうような危険性がある場所では擦れに強いラインを選ぶと安心です。
フロロカーボンラインは擦れに強い性質があるのでこのラインを選択しましょう。
初心者の方でいきなりこういう釣り場を選択される方はあまりいないと思うけどもしそういう場所でやるならフロロカーボンラインがいいよ。
感度、切られにくさ重視ならPEラインがおすすめ
感度の良さや糸の切られにくさを重視するならPEラインがおすすめです。
PEラインは4本〜8本程度の細糸を束ねて1本の糸になっている特殊な糸です。
特性としては伸びがほとんどなく糸の中で一番引っ張る力に対する強度が高いラインになります。
そして他の糸と比べて細糸にできるというメリットがあります。他の糸より細いのに強度は2、3倍もあるなんてことも。
アジングをしていると時々外道としてスズキや真鯛、黒鯛など大物が掛かるとがあります。こうした時にPEラインを使用しているとキャッチできる確率がだいぶ高くなり安心です。
あわよくばの大物を狙いたい人はPEラインを使ってみよう。弱点のカバーは忘れずにね。
感度、扱いやすさ重視ならエステルラインがおすすめ
沈みやすさ、感度、風の影響の少なさなどアジングで欲しい性能が高い水準で揃っているのがエステルラインです。
弱点は切れやすさ、擦れに弱い、リーダーが必要ということです。しかしこれはドラグ調整とリーダーをつけるだけで弱点を消せるので単純にメリットしか残りません。
ドラグとは、リールの機能の一つで魚の引きに合わせて自動で糸を送り出してくれるものです。
ドラグを糸が切れない程度の強さで設定しておくことで魚に糸を切られにくくすることができます。この調整をすることをドラグ調整といいます。
リーダーとはショックリーダーといい、PEラインやエステルラインの擦れに弱い・沈みにくいといった弱点を消すために糸の先端にフロロカーボンラインやナイロンラインを結ぶものをいいます。
ドラグ調整やリーダーの結束ができるなら最高のラインだよー!
視認性で選ぶ
アジは夜、常夜灯周りに集まるプランクトンを食べにやってきます。
そのため夜は絶好のアジングのタイミングとなりますがよく見えずにトラブルが起こってしまったり何をしてるのか分からず面白くないと感じることもあるでしょう。
そんな時は見やすい色で塗装してあったり、常夜灯の灯りで青白く発光して見やすくするようなラインもあります。
こういうものを使用して釣りに慣れるのもいいでしょう。
慣れないうちは見えやすいラインを使うと道具のセッティングや釣りがしやすくて良いかもね。
アジングラインの強度はどれくらいを選べばいいの?
まず糸の強度の確認方法ですが、パッケージに記載してあります。購入前にしっかり確認しましょう。
または中身のボビンにも記載があったりします。
アジングでの必要な強度は2〜6lb程度あれば問題ありません。ジグ単では2lb程度あれば大丈夫です。
フロロカーボンラインの号数とlb数の相関です。
Ib | 号数 |
---|---|
1 | 0.3 |
1.5 | 0.4 |
2 | 0.5 |
2.5 | 0.6 |
3 | 0.8 |
3.5 | 0,9 |
4 | 1 |
4.5 | 1.2 |
基本的に号数を4倍したくらいのlb数があると思っておけばOKです。
初心者の方はフロロカーボンラインの0.4号。心配なら0.5号あれば大丈夫だよ。
リーダーの太さ
エステルライン号数 | リーダー号数 |
---|---|
0.2号 (1lb) | 0.6号〜0.8号 (2〜3lb) |
0.3号 (1.4lb) | 0.8号〜1号 (3〜4lb) |
0.4号 (1.6lb) | 1号〜1.2号 (4〜5lb) |
0.6号 (2.3lb) | 1.2号〜2号 (5〜8lb) |
PEライン号数 | リーダー号数 |
---|---|
0.06 (2.5lb) | 0.6号〜0.8号 (2〜3lb) |
0.08号 (3lb) | 0.8号〜1号 (3〜4lb) |
0.1号 (4lb) | 1号〜1.2号 (4〜5lb) |
0.2号 (5lb) | 1.2号〜2号( 5〜8lb) |
僕はジグ単はエステル0.25号、フロロ、キャロ用はPE0.2号、リーダー1.2号を使ってるよ!
太糸と細糸ではどっちがメリットが大きい?どっちがおすすめ?
僕の見解としては細糸がおすすめです。細糸のメリットは多いですが太糸のメリットは切れないことくらいです。
太糸と比較した細糸のメリットは
- 飛距離が出る
- アジに見切られにくい
- 風の影響を受けづらい
- 潮の影響をうけづらい
こんな感じです。
基本的にアジの引きはそこまで強くないので細糸の使用でも糸を切られる心配はほとんどありません。その他の魚がかかった場合でもドラグを効かせてやり取りをすれば糸が切れることはほとんどありません。
細糸でドラグの使い方を覚えていきましょう。
僕はエステルラインの1.2lb程度を使ってるけど魚の引きで糸を切られたことはまだないよ。
おすすめのフロロカーボンライン
\大手メーカー製で使いやすくて安心/
\しなやかで扱いやすさに定評あり/
おすすめのPEライン
\弱点を緩和したPEを超えたPEライン/
\アーマードの弱点を補う最高の組み合わせ/
\高いけど超高性能PEライン/
\安価で高性能/
おすすめのエステルライン
\アジング界のレジェンドが生み出した最強ライン/
\ピンキーに合わせるならこれが最適/
\超ハイパーコスパで性能も十分/
\こちらにも合わせられます/
視認性に優れるアジングライン
\光が当たると青く発光して見やすい/
\視認性抜群で上達が早い/
PEラインとエステルラインはリーダーとの結束が必要!
PEラインとエステルラインを使う上でのハードルはショックリーダーとの結束が必要であるという点です。
別に必要ないんじゃないの?と思われる方もいますがこれがないとちょっとヒレなどに接触しただけでも糸がダメージを受けて切れやすくなります。また魚の口はザラザラとしていたり魚によっては牙があるものもいますのでショックリーダーがなければ簡単に糸が切れてしまいます。面倒ですがつけましょう。
アジングでは強度が出る難しい結び方は必要ありません。最低限の強度があればOKです。筆者がいつもやっている超簡単な結び方を紹介しておきます。
この結び方で不満に思ったことはないのでこの方法で結ぶようにしてみてください。
PEラインは今後大物を狙う場合に必須になる糸だから早めからリーダー結束の練習をしておこう!
筆者がやってる超簡単な結び方は変則オルブライトノット
簡単って言われているトリプルサージェンスノットっていう結び方も筆者の不器用さでは難しかったです。
この変則オルブライトノットは筆者でも簡単にできたので同じ不器用さんは試して見てね。
以下の記事で詳しく解説していますのでもっとしっかりと知りたい!という方はのぞいて見てください。
ライトゲームは全部この結び方で遊んでるよ!全然問題なし!
Q&A 〜 よくされる質問
一般にアジングに使用されるラインはなにが多いですか?
フロロカーボンかエステルラインを使っている人が多い印象です。
最初はフロロカーボンから始めて違う糸を使う人が多いですね。筆者もそのパターンです。
筆者はアジングにどのラインを使ってますか?
僕はジグ単はエステルラインでフロートリグやキャロリグを使う時はPEラインを使用しています。
どれがおすすめですか?(初心者の人)
まずは視認性が良くしなやかで扱いやすい月下美人type-F2陽(フロロカーボンライン)がおすすめです。先日アジングを始めた友人にもそれを勧めました。今のところ大きなトラブルもなく快適に使用しているようです。
どれがおすすめですか?(経験者)
経験者にはピンキーがおすすめです。
エステルラインって切れるラインっていう常識を覆されたラインです。使用して2年くらいになりますが、いまだに魚に切られたことはないです。
感度が良くて潮馴染みが良く扱いやすい。それでいて切れない。そんなインチキじみたラインでした。
これ使ったらもう他のライン使えなくなります。ほんとオススメです。
エステルラインってやっぱり切れるんですか?
ラインによっては切れました。
筆者の場合はエステルライン3つ目が今も使っているピンキーです。これは切れないですね。
実際いまだに一度も切られていないのでほんとにいいものだと断言できます。
自分にあったラインでアジングを楽しもう
今回はアジングで使用するラインの種類からそれぞれの得意不得意、使えるシチュエーション、おすすめのアイテムまで解説してきました。
アジングラインはしっかりと選択できれば大きな武器になりますがうまく選択できないとなかなか釣果を伸ばすことができないばかりかトラブルが頻発してしまいます。
アジングラインをどれにしようかと迷った時にはこの記事を読み返して自分に最適なラインを選んでアジングを楽しんでみてくださいね。
今回はこのへんで。
でわでわ。
以下のリンクメニューも活用してみてね。
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