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釣り場のゴミ問題。釣り場を守るために今日からできること5選。みんなで海を守ろう!

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どうも。

なかせです。

昔からある問題ですが、コロナ禍で釣りを楽しむ方が増えたことで更に深刻化してきている問題があります。

それは…

ゴミの問題です。

ゴミ問題で魚や鳥などの生物が死んでしまったり、漁師さんの仕事場である漁港などが荒れることで釣り場が釣り禁止になるといった事例も多く上がっています。

ルアーの根掛かりや高切れ、ラインブレイクなどで海の中にルアーやラインが残されてしまうのも決して小さくない問題ですが、それよりも人間が意図的に発生させている地上のゴミが非常に大きな問題です。

地上のゴミの多くは人間の意識によってほとんど無くすことができます。

地上のゴミが減れば海のゴミも減るんです。

海の環境保全や釣り場維持のためにという意識で、一人一人が行動を起こすことで現状を変えていくことができますので今回の記事を参考に、今日からできる行動を起こしていきましょう。

この記事で分かること

・海にゴミが多い理由について

・海洋ゴミの問題の重要度について

・ゴミが生き物や環境に与える影響について

・今日からできること5選について

・注意事項について

釣り用語の辞典です。分からない単語はこちらで調べてみてください。理解が深まりますよ。

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この記事の内容

なぜ海にゴミが多いのか

海洋ゴミの7〜8割は陸で出たゴミだと言われています。

海で捨てたゴミだけでなく川や水路も海につながっているため様々な経路から海にゴミがやってきます。

つまり陸でのゴミが最終的に海に溜まっていっているというわけですね。

釣り場以外のゴミは釣り人以外かもしれませんが、釣り場のゴミは十中八九釣り人が発生させたゴミです。

食事のゴミ、ルアーのパッケージ、餌の袋、それらが入っていたレジ袋、釣り糸からリーダーの切れ端、ワーム、サビキの糸や針、折れたタモの柄、破れたタモ網などなど様々なゴミを見たことがあります。

これらは意図的に捨てられたものが大半を占めます。中には目の前で海に堂々とレジ袋に入った食事ゴミを捨てた人もいました。

釣り場の清掃をする人がいる一方でこういった人もいるんですね。

ゴミの問題は世界レベルの問題なんです

海洋ゴミの問題は非常に深刻化してきており、2050年には魚より海洋ゴミが多くなるとも言われています。

SDGs(エスディージーズ)という言葉を最近よく耳にするようになったと思いますが、これは2030年までに世界各国共通の課題として達成すべき17の目標(持続可能な開発目標)を定めたものです。

SDGsの14番目に「海の豊かさを守ろう」として掲げられているんです。そうしたことからも非常に深刻なことであるのがわかるかと思います。

ゴミが生き物に与える影響とは?

ゴミの中でもプラスチック系のゴミは分解がほとんどされず、200〜400年以上も残ってしまうのだとか。その他にも数多くのゴミがあり、生態系にも大きな影響を及ぼしています。

主な影響は以下
  • レジ袋や食品の袋などを餌と勘違いして食べたウミガメや魚や鳥が死んでしまう
  • 釣り場で捨てた釣り糸や釣り針が鳥の脚などに引っかかり身動きできなくて死んでしまったり、足を失ってしまう
  • 水質が悪化して水質の変化に弱い生物が死んでしまう
  • 汚染した魚や貝類などを摂取した人間にも悪影響のある可能性

ゴミが原因で起こること

ゴミが増えると当然魚への悪影響は否めません。魚が減れば釣り人も魚を釣ることができませんし、漁師さんも魚を取れなくなってしまいます。

その結果、魚を食べることや釣ることもできなくなってしまうかもしれません。

それは先の話かもしれませんが現実的な話、釣り場の汚染問題や漁師さんとのトラブルが原因で釣り禁止になる場所が増えてきています。

ゴミが原因で起こること
  • 海の魚の減少
  • 魚が食べられなくなる(汚染や資源の減少)
  • 釣りが楽しめなくなる(魚がいない)
  • 釣り場が釣り禁止になる

今日からできること5選

今日からできること5選!

  • ゴミを持って帰る
  • ポイ捨てしない
  • ゴミ用のポーチなど用意する
  • 人のゴミも拾う
  • 使用するラインシステムの強度を高める

一つずつ解説していきます。

①ゴミを持って帰る

これは釣り以前に当たり前のことですよね。

自分が食べたり飲んだりしたゴミをその場に放置したり捨てて帰っては行けません。自分で出したゴミは自分で責任を持って持ち帰るようにしましょう。

人として当然です。

②ポイ捨てしない

これも当たり前のことですよね。わざわざ書いたのは自分の周りにも意外とポイ捨てしてしまう人が多いからなんです。

普段からなんでもかんでもポイ捨てをしてしまう人には改善は期待できなかもしれませんが、タバコの吸い殻や釣りで出たカットしたリーダーやちぎれたワームなど小さなものならポイ捨てしたことがあったり罪悪感を感じないという人は意外といるんじゃないかと思っています。

そういった小さなものをわざわざ持ち帰るのも面倒かもしれませんがぜひとも意識して行って欲しいです。

③ゴミ用のポーチなどを用意する

これはラインやリーダーやちぎれたワームなどといった小さなものを収容するのに非常に便利です。これらに一時的に入れておき溜まったら捨てるだけ。

一つ持っておき釣りのバックやポーチに取り付けておけばすぐさま小さなゴミを捨てられるので上記のポイ捨ての防止になります。

僕が実際に使用しているオススメのアイテムを紹介しておきますね。↓

意外とたくさん入るんです。

長さのあるラインはこちらがオススメ↓

④人のゴミも拾う

これはできたらで構いません。してもらえるとすごく助かりますし自分自身も気持ちがいいですよ。釣り場のゴミも減らせるし

僕のオススメは釣りをしていて釣れない時の気分転換にしてもらうのがいいと思います。

色々考えて釣りをされる方は特に一旦釣りを中断しゴミ拾いをすると気持ちがリセットされ気分も良くなるのでオススメです。仮に釣れなかったとしても気分良く帰宅することができますよ。

⑤使用するラインシステムの強度を高める

これは海中にルアーやラインを残さないために対策です。釣りをしているとどうしても根がかりを起こしてしまったりルアーが高切れを起こしてしまったり、ラインブレイクされてしまったりということがあります。

経験を積むことで根がかり回避の技術が身に付いてきたり、リーダーの結束技術が高まり高切れやラインブレイクは減ります。減りますが絶対ではありませんし、釣り初心者の方には少々ハードルの高い話です。

なのでラインシステムの強度を上げることで根がかり時の回収率を上げたり高切れ、ラインブレイクのリスクを低下させることができるためラインシステムの強化は海中や魚の口にゴミを残さないためにも重要なことなんです。

注意していただきたいこと

最後に注意していただきたいことを話します。

それはトラブルには注意してほしいということです。

世の中は善人ばかりではありません。「釣り好きに悪い奴はいない」なんて言葉がありますがそんなことはないですよ。注意することで逆ギレして酷い目に遭うことも十分に考えられます。それにゴミを平然と捨てるような神経の人は注意しても変わるとは思えません。

注意するということはやめておきましょう。

自分の身を守ることがまず第一です。

相手を変えようと思うより、自分の行動を変えていきましょう。自分の出したゴミは持ち帰る。あの人が出したゴミも持ち帰る。落ちているゴミも拾い持ち帰る。

そうした方が安全ですし、よっぽど気持ちいいですよ。

まとめ

釣り場でのゴミの問題が海の問題に大きく関係してくることが分かって頂けましたか?一人一人のささいな行動で今日からでもすぐに身近な海をきれいにしていくことができます。

まずは自分が始めてみる。そうすると見てた人の内何人かは共感してゴミを持ち帰ったり拾ったりしてくれるかもしれません。そうしてどんどん意識を共有できた仲間が増え海の環境が保てることを願っています。

みんなで海を、釣り場を守っていきましょう。よろしくお願いします。

では、今回はこのへんで。

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この記事を書いた人

山陰エリアを中心に20年以上釣りを楽しんでいるなかせです。
ライトゲームを中心に釣りに役立つ情報を発信していきます。

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