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どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
強烈な引きで知られるヒラマサ。その強さに糸を切られてしまう人も少なくありません。
ヒラマサ釣りをしてみたいんだけどSCノット?ってのは使えるの??
私不器用だけどちゃんと組めるかな?
強度が怪しいとかすっぽ抜けるとか聞いたよ。大丈夫なの?
こんなふうに思ってしまいますよね。
大丈夫です!結論、SCノットはヒラマサ釣りでしっかりと使えます!
組みやすさ、強度、使用感どれをとっても大人気ノットのFGノットに負けていませんし僕自身愛用しメーターオーバーのヒラマサもPE3号で問題なくキャッチできています。
ただ危惧されているように特定条件下で強度の低下、すっぽ抜けが起こるのもまた事実です。ただこれは後半でお話しすることを守ってもらうことでそのリスクは限りなく無くなります。
この記事ではSCノットがヒラマサ釣りで使える理由と強度を保つ秘訣、更に強度を高める秘策について解説します。
ヒラマサは想像の5倍は引く魚ですし、しょっちゅうヒットする魚でもありません。
千載一遇のチャンスがやってきた時にノットのすっぽ抜けが起こらないように記事を読んだ後はしっかりとノットを組む練習をして万全の状態でヒラマサと戦いましょう!
SCノットとは?
SCノットは新潟の船長さんが考案したノットで簡単で強度が高いのが魅力です。
筆者も強度の必要な釣りで愛用しています。
不器用でFGノットが上手く組めない人も安心。私でもできるから大丈夫!
結論:SCノットはヒラマサに使える!〜その訳とは
SCノットはヒラマサ釣りのノットとして十分に機能します。その理由を解説していきます。
理由①結束強度が非常に高いこと
まずは強度が非常に高いことです。SCノットの結束強度はFGノットを超えるという実験結果が出ています。
このことから現在主流として使用されているFGノットと同等かそれ以上の強度が出ると言えるでしょう。
強い引きをするヒラマサを受け止めるのにSCノットは非常に優れています。
私も擦れて切れた以外では結束部の破断は起こったことがないし強いのは身をもって感じてるよ。
メーターを超えるサイズもPEライン3号で問題なくキャッチ!強度の証明には十分じゃないかな??
理由②結びコブが小さい
SCノットはコブができない(小さい)ノットです。
リーダーの上にPEラインが巻かれ締め込んでいるのでコブができません。
そのためガイド抜けが非常に良くキャスト時の高切れやガイド破損などを起こしにくいのも利点です。
ヒラマサはヒット直後根の荒い場所に向かってダッシュする性質があります。そのためリーダーは長く設定しておく方がいいのでガイドの抜けやすさは大事になります。
何も干渉しないからトラブルがほんと少ないよ!
SCノットの結び方
動画で結び方を解説されています。
二つ折りにしたPEラインをリーダーに巻き付けて行って締め込むだけなのでとっても簡単です。
更に結び方を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。画像での解説も行っています。
【簡単×最強】SCノットの結び方!〇〇ノットよりも強いってホント!?弱点は?
結束強度はどのくらい?
1枚目の画像の通り、結束強度は脅威の90%オーバー!
SCノットがFGノットを上回る結果となりました。
SCノットは強度十分だと言えるでしょう。
実験の様子は動画をご覧ください。
簡単なのにこの強度はすごいね!
FGノットよりも個人的におすすめ
筆者は個人的にFGノットよりもSCノットの方を推しています。
理由は2つ。
1:SCノットの方が組むのが簡単
SCノットは基本的に巻いていくだけなのでとっても簡単。FGノットは不器用でできないって人もSCならなんなくできちゃいます。
筆者とその友人は共に不器用でFGノットがまともにできませんがSCノットなら簡単にできました。
2:強度に優れる
さまざまな実験結果からSC優位との結果が出ています。強烈なヒラマサの引きを受け止めキャッチするには強力なノットが必要です。単純ですがより強度に優れたSCノットの使用が適しています。
単純だけど簡単で強いならそれに越したことないよね。
強度を保つ秘訣は密巻き
SCノットは強度があるノットですが一方で強度がないとも言われます。それはなぜでしょう。
それは綺麗に巻けていないためです。
巻いていく際に綺麗にテンションかけて巻けているかで仕上がりが大きく変わります。完璧な状態はどこも隙間がなく綺麗に巻けており全体がカチカチに硬質変化していることで確認できます。
強度を保つためには密巻きをしましょう。
完璧に巻けたら最強だよ!
強度低下・すっぽ抜けの原因はライン重なりと締め込み不足
キャストした時にルアーが飛んでいった。
魚ヒットした瞬間にすっぽ抜けた。
こんな相談をたまにされます。
これは大きく2つの原因があります。
1:ラインの重なりがある
リーダーに巻き付けていく際にラインが重ならないようにします。重なった部分があるとその部分はリーダーへの食い込みがなく摩擦低下で強度が落ちます。
暗い時間に組み直した時や風がある時、組むのに慣れていない時に起こりやすいので注意が必要です。
10巻き毎にラインが重なっていないか確認するなど細かく確認をしながら行ってみてください。
2:締め込み不足
これも多い原因の一つです。締め込んだつもりでも不十分なことが多いです。不十分な締め込みだと締め込んだ後にノットがカチカチにならないのですぐに分かります。
また一部は硬いけど一部は柔らかい場合も締め込めていない証拠なので更に負荷をかけて締め込むか締まらない場合はやり直しましょう。
締め込むときは3点をぎゅーっと締めた後リーダーをくわえてPEの端糸、本線とをそれぞれ強く引っ張り締め込むと更に締まるのでおすすめです。
原因を押さえてラインの強度を高めよう!
さらに強度を高めるならこれ!
しっかりと締め込むことで90%以上の強度が出せるSCノットですがこれを100%、さらにはそれ以上に強度を高めることができるアイテムがあるんです。
これはノットに不安がある方や掛けた獲物を絶対に取りたいというあなたに最適です。
塗ってライトを当てるだけで簡単に130%〜150%の強度アップが図れちゃうってんだからチート級のアイテムです。まさにズルイんデス!
以下に動画を置いておきますのでどんな商品なのか見てみてください。
いやあこんなアイテムがあったなんてね。これで強度で困ることなしだね。
SCノットを極めてヒラマサを釣ろう
今回はヒラマサ釣りにSCノットが使用できるのか?に焦点を当て解説してきました。
筆者はPEライン3号タックルでSCノットを使用して数々のヒラマサを釣ってきました。正直言ってブレイクなどで擦られて切られる以外では切られない!
そう断言できるほどちゃんと組めたSCノットは強いです。
さああなたもSCノットを使ってデカマサを釣っちゃいましょー!!
今回はこの辺で。でわでわ。
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