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死亡率94%!?ライフジャケット着用が命を救います。着用すべき3つの理由

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どうも。なかせです。

先日も悲しいニュースが飛び込んできました。

磯釣りを楽しんでいた2人組が高波にさらわれてしまい一人は救助され命が助かりましたが、もう一人は残念ながら命を落としてしまわれました。

この救助され命が助かった方はライフジャケットを着用していたようです。一方で命を落としてしまわれた方はライフジャケットを着用していなかったようです。まさに命運を分けた事件です。

釣り初心者の方はライフジャケットの着用についてあまり考えたことがなかったり、必要性をあまり理解していなかったりするかと思います。

経験者の方も慣れてくることで気が緩みライフジャケットの着用を怠ったり、心のどこかで自分は大丈夫。このくらいの波なら大丈夫。

と危険意識が薄れてしまっている方も少なくないのではないでしょうか?

でも、これって非常に危険なことなんです。

この記事では、過去の事故を取り上げライフジャケットの着用の必要性とライフジャケットを着用しないことがいかに怖いことかをお伝えしていきます。

この記事を読んで一人でも多くの方がキチンとライフジャケットを着用するようになり、悲しい思いをする人が減れば幸いです。

この記事で分かること

・海中転落の怖さ

・海中転落発生時のライフジャケット着用での生存率

・海中転落発生時のライフジャケット着用での死亡率

・海中転落の発生要因

・ライフジャケット着用の必要性について

この記事の内容

動画で内容を知りたい方は以下をご覧ください

下の動画は冒頭に書いた、実際にあった海中転落のニュースです。

約6分でご覧になれますので興味がある方は以下の動画を視聴してみてください。

※この動画の内容は以下にも記載しています。

ライフジャケットの重要性

ライフジャケットを着用すべき理由

着用すべき理由は主に以下の3点です。

  1. 着用義務がある
  2. 海中転落の原因には個人要因と環境要因があり特に一発大波で思いがけず転落する
  3. 着用することで海中転落時の生存率が飛躍的に上がり命が守られる

ライフジャケットは場合によって着用義務がある

船舶職員及び小型船舶操縦者法により、小型船舶に乗船する場合には、ライフジャケットを着用する義務があります!

簡単にいうと船を使うなら義務、それ以外なら義務ではない。

ということです。

義務のケース

小型船舶で海上で釣りをする場合

小型船舶を使用し沖にある堤防または磯に上陸する場合

小型船舶上で湖川での釣りをする場合。

義務ではないケース

堤防で釣りをする場合

陸続きで移動できる磯場(地磯)※1

旅客船、漁船の乗員

※1:このケースは着用義務がなく、非常に危険なケースではないかと思います。

ライフジャケット着用の現実

動画のインタビューでもあるように義務ではないケースでは、暑いから・安全であると思っている・煩わしいなど様々な理由から付けた方がいいと思う一方で着用している方は多くないのが現状です。

中には乗船時には着用しているが、磯や沖堤防に着いたら脱いでしまうという人も多く見かけます。

海中転落の主な原因

釣りシーンでの海中転落で多いのは滑ったり、つまずいたり、よろめいたり、不注意で足を踏み外してしまう、魚の引きで体勢を崩してしまったり、急な高波で足をすくわれてしまう。

こういったことが主な原因です。

原因の多く(つまずく、滑るなど人的要因)は注意を十分にすることである程度防ぐことは可能ですが動画にある急な高波(一発大波といった環境要因)は防ぐことはなかなか困難であると言えます。

一発大波とは…

複数の大波の山や谷同士が偶然重なり合うことでより大きな波に発達します。

統計的には10波に一回は約1.3倍、100波に一回は1.6倍、1000波に一回は2倍に達する波が発生すると言われています。

このことを念頭にいれて、現在見えている波の高さの2倍の高さの波が来ても大丈夫なように十分な高さを確保して釣りを楽しみましょう。

磯釣りでの海中転落での生存率

まずはこちらをご覧ください。

上が船舶からの海中転落のケース。下が磯場での海中転落のケースです。(九州北部や・山口県を管轄する第7管区のデータ)

どうでしょうか?

比較的すぐに安全を確保しやすかったり孤独な状況になりにくく救助が比較的容易であろう船舶からの状況でさえライフジャケット非着用時では約4割の方が命を落とされています。

これが磯場であるならばもう絶望的な6%という数字です。

着用することで約9倍の生存率となり、ぐっと命が助かる可能性が高まります。

船舶からの海中転落

生存率(装着)87%

死亡率(装着):13%

生存率(非装着):39%

死亡率(非装着)61%

磯場からの海中転落

生存率(装着)56%

死亡率(装着):44%

生存率(非装着):6%

死亡率(非装着)94%

数字で見るととても恐ろしいですね。

是非ともライフジャケットの着用を心がけたいところです。

船舶でのライフジャケット着用には安全基準がある

ライフジャケットには安全基準というものが存在します。

安全基準は以下です。

タイプ  使用可能な船舶
A全ての小型船舶
D陸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
F陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上オートバイ等)でかつ旅客船・漁船以外のもの
G港内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上オートバイ等)でかつ旅客船・漁船以外のもの

国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットには、 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があります。

ライフジャケットの国土交通省型式承認においては、

国内法ー小型船舶安全規則

国内規格ーJIS規格

国際標準規格ーISO規格

国際海事機関による試験勧告

などの多くの「規格・規則」をもとに型式承認試験「基準」が策定されており、それらの試験にクリアしやっと桜マークがもらえるんです。

ライフジャケットをお持ちの方は自分のライフジャケットに以下のようなマークがあるか確認してみましょう。

自分の用途に合わせて考えてもらえばいいのですが、どれにすればいいか迷ったなら全ての船舶で使用できるタイプAのもので、かつ浮力剤が入ったベストタイプのものを購入しておけば問題ありません。

ちなみになかせは、タイプAの自動膨張式(堤防釣りで使用)とタイプDのベストタイプ(地磯や沖磯で使用)を所持して使い分けています。

ライフジャケット着用を習慣化する

ライフジャケットを着けずに釣りをすることが怖くなったのではないでしょうか?

でもそれも時間が経てば忘れてしまい危険意識が薄れていきます。

普段からご飯を食べるときに箸を使うように当たり前の行動として定着させ習慣化させちゃいましょう。

着けない方が気持ち悪い。

そんな状態になったら最高ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

僕自身もこのニュースで一発大波なるものの存在を知りました。

あなたは知っていましたか?

海釣り、特に磯釣りでの危険が高いことが分かってもらえたと思いますので、今後磯場で釣りをするときにはもう一段高い場所に位置取ったり、むやみにライフジャケットを脱がないように心がけてもらえたらと思います。

また、釣り仲間や他の釣り人が危険であるようなら是非声をかけてみんなで安全に釣りを楽しんでいきましょう。

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この記事を書いた人

山陰エリアを中心に20年以上釣りを楽しんでいるなかせです。
ライトゲームを中心に釣りに役立つ情報を発信していきます。

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