どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
釣り始めたんだけどリーダー?ってやついるの?ないといけないの?
それ俺も思った!なんか難しい結び方とかしないといけないんだろ?
結ぶとしても簡単なやつ教えて欲しいな。
なるほどね。リーダーはルアー釣りするなら必須だよ。でも安心して!私の超不器用な友達でもマスターできた簡単な結び方を教えてあげるから。
- リーダーについて全然知らない(知りたい)
- 強いノットが知りたい
- とにかく簡単にできるノットが知りたい
- おすすめのリーダーが知りたい
この記事は釣りで使うリーダーについて完全網羅し解説したものです。
この記事で、リーダーの基本から強度を求めるシーンでのノットの選択、初心者でも扱いやすい結び方、おすすめのリーダーまで、幅広く解説しています。特に結び方は動画を載せているので何度も見てマスターできます。
この記事を読み終えることで、あなたもリーダーを使う釣りの基本をマスターし、格段に魚を釣りあげやすくなっているはずです。
しっかりとルアー釣りの基本であるリーダーについて学習しこれから出会う大物との戦いに備えましょう!
リーダーとは
リーダーとは、メインラインとルアーとの間に入れ込むラインです。正式にはショックリーダーといい、メインラインが持つ弱点を緩和し根ズレや歯ズレからメインラインを守る役割を持っています。
ルアー釣りには不可欠なアイテムと言えるでしょう。
以下を解説していきます↓
- リーダーが必要な3つの理由とは
- リーダーが必要なラインとは
- リーダーに適したライン素材とは
釣りでリーダーが必要な3つの理由
釣りでリーダーが必要な理由として、冒頭でお話しした根ズレや魚の歯によるダメージからメインラインを保護することの他にも理由があります。
ルアーの飛距離を伸ばす、釣りの効率と安全性を高めることが挙げられます。
- 根ズレや魚の歯によるダメージからメインラインを保護する
- ルアーの飛距離を伸ばす
- 釣りの効率と安全性を高める
解説していきます。
根ズレや魚の歯によるダメージからメインラインを保護する
リーダーは、メインラインよりも太くて丈夫な素材でできているため、根ズレや魚の歯によるダメージからメインラインを守ります。特に岩場や根が多いエリアでの釣りでは、メインラインが直接障害物に触れることを防ぎ、ラインブレイクのリスクを減らします。
思っている以上にPEラインやエステルラインは擦れに弱いので触れただけであっさりと切れてしまいます。リーダーを使っていてリーダーはボロボロになったけど魚を取れたことは1度や2度じゃ済まないくらいあります。
また、大型の魚がかかった際にも、リーダーがあることでメインラインへの過度な負荷を軽減し、切れるリスクを下げてくれます。
ルアーの飛距離を伸ばす
リーダーはルアーの飛距離を伸ばす役割も担います。メインラインと比較して重いリーダーを使用することで、ルアーの重量バランスが改善され、投げた際の安定性と飛距離が向上します。
特に軽いルアーを使用する場合や風が強い状況では、リーダーの重さが飛距離を伸ばすために重要な役割を果たします。また、リーダーが水中でのルアーの動きに自然な抵抗を与えることで、ルアーのアクションが向上し、魚へのアピール力が増す効果も期待できます。
釣りの効率と安全性を高める
リーダーの使用は、釣りの効率と安全性を高めます。リーダーがあることでラインの耐久性が増し、ライン交換の頻度が減少します。これにより、釣りの時間をより効率的に使えます。
また、リーダーがあると、大型の魚がかかった際のラインブレイクのリスクを減らし、キャッチ率を高めてくれます。さらに、リーダーはメインラインと比べて取り扱いが容易なため、特に初心者にとっては扱いやすく快適に釣りができるでしょう。
PEラインはものにもよりますがコシがなく扱いにくいですがナイロンやフロロカーボンはパリッとしてガイドに糸を通す時にもやりやすさを実感できると思います。
こりゃあリーダーは絶対いるな!
リーダーが必要なラインとは
リーダーが必要なラインは2つ。PEラインとエステルラインです。
この二つは優れる長所を持ちつつも致命的な弱点があるのでそれを補うためにリーダーを用います。
PEラインの場合
PEラインは、その強度と感度の高さから多くの釣り人に選ばれています。しかし、擦れに弱い・沈みにくい・見えやすいといった弱点があります。
リーダーとして用いるラインには摩擦に強い・沈みやすい・見えにくいといった特性があり、これをPEラインの先端につけることでうまい具合に弱点を消すことができるんです。
PEラインはほとんど伸びないラインなのでショック吸収ができずにラインブレイクすることも多いです。なので程よく伸びるリーダーを用いることでさらにPEの持ち味を発揮できます。
PEは伸びないのと擦れに弱いのをリーダーに助けてもらってるのね。
\伸びの少ないPEにはこれ/
\魚に見えにくくするPEライン/
エステルラインの場合
エステルラインはPEラインと同様に伸びにくい性質があり沈みやすく風の影響も受けづらいのでライトゲームに好んで使う方が多いです。しかしライン強度は高くないので強烈な引きなど瞬発的な強い引きに対してラインブレイクしやすい・擦れに弱いといった弱点があります。
ドラグ調整やリーダーをうまく使用しないとプチプチと簡単に切れてしまうため初心者にはおすすめしにくいラインです。
リーダーをつけると伸びやすい性質でクッションとなりラインブレイクしづらく、擦れにも強くなります。
エステルは切れやすいのか。だから伸びのいいリーダーがいるってことか。
\筆者愛用のピンキーと合わせるならこれ/
使用するラインに合わせて、適切なリーダーを選ぶことが釣果の秘訣です。
リーダーに適したライン素材
リーダーに適したライン素材として、フロロカーボンライン、ナイロンラインの2種類があります。
この2つは似ているようで結構性質が違います。ここで性質の違いを確認しておきましょう。
ちなみに筆者が好むのはフロロカーボンラインです。
それでは、リーダーの素材について詳しく説明します。
ナイロンラインの特性
ナイロンラインは、伸縮性が高く、しなやかで扱いやすいのが特徴です。このため、衝撃に強く、魚の突然の引きにも対応しやすいです。
しかし伸びすぎるため感度が低下し、太陽光による劣化も比較的早いため、定期的な交換が必要です。
アタリを取っていく釣りには不向きです。
フロロカーボンラインの特性
フロロカーボンラインは、水中でほぼ見えなくなることが大きな利点です。また、ナイロンラインに比べて硬く、引っかかりに強いため、根掛かりの多い場所での釣りに適しています。しかし、その硬さゆえに巻きぐせがつきやすく使いにくさや結び目の弱さが欠点として挙げられます。
最近ではピンクフロロという魚から見えにくく人間には見えやすいというものもあります。
それぞれのリーダーの特性がわかった気がするよ。
リーダーの結び方
リーダーの重要性はわかったと思いますが次は結び方を知らないといけません。
初心者にとってこの別々の糸同士を結ぶ(ノットと言います)のは結構ハードルが高くつまずくポイントだと思います。
ですがこれを覚えないといろんな釣りに挑戦できませんので頑張って練習してみましょう。
何種類もできないといけないということはありません。強度がなくてもいい釣り用・強度がいる釣り用と2種類覚えておけば困りません。ちなみに僕は2種類のノットしか使用していませんが小物から大物まで色々釣れているので全然問題ないですよ。
- ノットの基本原則
- おすすめの結び方(ノット)紹介
結び方(ノット)に関する基本とおすすめのノット(結び方)をお伝えします。
ノットの基本原則
まずノットは別々の糸同士を結ぶことをいいます。
ノットの基本は、強度と安定性を確保しつつ糸を結ぶことです。負荷をかけてもすっぽ抜けず結び目は小さくするのが基本です。これによりガイド抜けを良くしたり結束強度を90%以上保てるので大物にも対応できるようになります。
結んだ時に一見きれいに結べていても手で引っ張り負荷をかけるとスポット抜けてしまうようではダメです。釣りに行く前にしっかりと強度を出せるようにしておきましょう。
結び方(ノット)の種類と使用場面
ここでは簡単で早くできるものを4種類紹介しておきます。その後大物用とライト用と分けて紹介します。
大物用
SCノット:不器用さんでも簡単にできて小物から大型まで対応できる汎用性が魅力
FGノット:昔から現在まで最も人気のノット。安定感抜群。しかしちょっと複雑で難しい
ライト用
オルブライトノット:超絶簡単。それでいて強度も十分。ライトな釣りはこれでOK
トリプルエイトノット:慣れたら簡単で爆速でできる。強度もライトな釣りなら十分
※ 名前をクリックで好きなところに飛べます。
この4種類がおすすめ!
これらのノットは、それぞれ結び方が違い人によってこれがやりやすい、やりにくい。というのがあるので試して楽な方を使用すればOKです。
どのノットも簡単だし強いからおすすめだよ。
強度がいる場合のおすすめノット
青物釣りなど強度が求められる場合には、SCノットとFGノットがおすすめです。人気なのはFGノットですが僕はSCノットを好んで使用しています。
SCノット使用で1m8キロというヒラマサも釣り上げているなど実績も十分あるので強度に不安のある方も安心してくださいね。
この2つについて解説していきます。
SCノットの特徴と結び方
特徴:SCノットは、特にPEラインと比較的太いリーダーを接続する際に適しているノットです。FGノットに比べて結びやすく、強度も非常に高いです。また、結び目がスリムなため、ガイド抵抗が少なく、遠投性能に優れています。FGノットが昔からあるノットで使用者も多く人気がありますが一定数難しくてできないという方がいます。そんな方でも簡単にできるため誰にでもおすすめしやすく性能も十分優れているので僕のイチオシのノットです。
結び方:SCノットの結び方は以下の通りです。
- PEラインの先端20cm程度をループ状に折ります。
- リーダーをPEラインのループに通し、ループの根元で両方つかんでおきます。
- PEとリーダーの端糸を同じくらいの長さにする。3〜5cmあれば良いです。
- リーダーにループを巻き付けていきます。この時重ならない、隙間が開かないように注意。
- 25〜40回程度巻きつける。ラインが太いほど少なく巻く。
- 巻き終えたら、PEラインのループ内にリーダーの端糸を入れます。
- リーダーの端を歯で噛み左手はPE2本を、右手でリーダーを持ちまずは仮締めします。
- 本締め前にしっかりと湿らせてしっかりと締め込みます。
- 締め込みが終わったら巻き付けた部分がカチコチで色が変わっていることを確認します。
- 確認できたら、リーダーの端を2mm程度切り落とします。
- 余ったPEラインの端糸とPE本線でハーフヒッチを5回〜10回程度結びます。
- 余分なラインをカットする。
- 完成。
FGノットのように編み込みが必要ないので簡単にできて強度も強いので本当におすすめです。
SCノットについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SCノット巻くだけで簡単そうだな。
FGノットの特徴と結び方
特徴:FGノットは、強度と結び目のスリムさで非常に評価が高いノットです。昔から使用されマグロやGTといった魚でも使用され、その強度は他のノットの中でもトップクラスです。編み込みの摩擦系ノットでSCノットと比べて少し難しいので人によってはうまくできず十分な強度が出せないこともあります。
結び方:FGノットの結び方は以下の通りです。
- PEラインの端を指に7回程度巻き付けます。
- 少し遊びを作り薬指にも7回巻き付けます。
- リーダーをPEの輪の中に下から通し、接点をつまみます。
- つまんだ状態で左手を半回転手前側に回します。
- 輪の中に上からリーダーを通します。
- 左手を半回転回しリーダーを下から通し元の状態に戻します。
- 編み込んだ部分を最初につまんだ部分に押して詰めていきます。
- 4〜7を15回程度巻いていきます。
- PEラインが少なくなったら指に巻いたのをほどき長さを調整します。
- 編み込みが終わったら指に巻いたPEラインをほどきます。
- PEの端糸でPEとリーダーを一緒にハーフヒッチします。これで仮止めです。
- 本締め前に編み込み部分を湿らせます。
- 左手でPE本線、右手でリーダー、口でリーダーの端糸を噛みます。そのまま3方向に均等に引っ張ります。
- 締め込み部分がカチコチになって色が変わっているか確認します。
- PE本線とリーダーの端糸を束ねて2本にハーフヒッチを10回程度行います。
- 余分なラインをカットする。
- 完成
やっていることは単純ですが手順が多く緩ませないようにしないといけないので、やってみると案外難しいので練習が必要です。
編み込みかぁ。でも同じ方向の繰り返しだし案外できるかも??
ライトゲームの場合のおすすめノット
ライトゲームの場合は青物狙いの時のようにガチガチのノットは必要ありません。簡単で早い、そしてそこそこ強い。そういうノットが適しています。
僕のおすすめはオルブライトノットとトリプルエイトノットの2つ。そのなかでもオルブライトノットを愛用しています。細糸使用時の不意の大物にも対応できるので非常に心強いです。
この2つについて解説していきます。
オルブライトノットの特徴と結び方
特徴:オルブライトノットは、異なる太さや素材のラインを結ぶのに適したノットです。特に、太いリーダーと細いメインラインをつなぐ際によく使用されます。このノットの大きな特徴は、輪っかに巻いていくだけでとても簡単また、比較的強度が高く、簡単で早く結べ信頼できるところも魅力。
結び方:オルブライトノットの結び方は以下の通りです。
- リーダーを2つ折りにし輪を作ります。その後先を少しつぶしておきます。
- メインラインをそのループの中に上からいれリーダーの根元と一緒におさえます。
- メインラインをループの周りに10回から15回巻き付けます。ここで、巻き始めと巻き終わりの方向が同じであることがポイントです。
- PEラインの端糸をループに上から通します。
- ノット全体を湿らせた後、ゆっくりとメインラインとリーダーを引っ張り、ノットを締めます。
- 余分なラインの端を切り落とします。
- 完成
オルブライトノットはとっても簡単で夜間や風が強い中でも安定して早く作れるので覚えておいて損はないです。
これも巻くだけだな。いけそう!
トリプルエイトノットの特徴と結び方
特徴:トリプルエイトノットは、その名の通り「8」の字を三回繰り返す形で結ぶノットです。このノットの主な特徴は、強度が高く、特にPEラインやフロロカーボンラインなどの滑りやすい素材に適している点です。また、結び目が比較的コンパクトで、ガイドをスムーズに通過するため、遠投を行う際にも適しています。
結び方:トリプルエイトノットの結び方は以下の通りです。
- メインラインとリーダーとを重ねて持ちます。
- 重ねたところに輪っかを1つ作ります。
- 輪っかを少し広げて人差し指を入れ、3回回転させます。
- その輪の中に親指を入れて輪を広げます。
- 輪の中に入れた親指と人差し指でメインラインとリーダーの端糸をつかみ輪の中に通します。
- 締め込む前に湿らせます。
- 両サイドに2本ずつあるラインをそれぞれ均等な力で引っ張ります。
- 余分な糸をカットします。
- 完成。
トリプルエイトノットも簡単ですがなぜかうまくいかないことがあったり締め込みが均一に行えていないと期待した性能を発揮できないことがあり僕はちょっと合わないのでオルブライトノットを使用しています。
なんか簡単そうな気もするし難しそうな気もする。とりあえずやってみよう。
こちらの方がやりやすいという方もいると思うので両方試して使いやすい方を採用してみてください。
スナップやリング、ルアーにラインを結ぶ方法
ノットが無事に組めて今度はその先のスナップ・ソリッドリング・ルアーに直接結ぶ際には再度リーダーを結ばなければなりません。
僕がおすすめしているのは漁師結び(完全ノット)というものです。非常に単純な結び方でありながら強度も非常に高いのでこれだけ覚えておけば困ることはそうそうないでしょう。(一部アジングのアイの小さなジグヘッドに結ぶ時に使用するリーダーの太さによっては結べないこともあります。これは小さなスナップを用いたりより細いリーダーを使用することで解消できます)
それでは漁師結び(完全ノット)について解説していきます。
漁師結びの特徴と結び方
特徴:漁師結びは、その名の通り漁師によく使われる古典的なノットです。このノットの最大の特徴は、結ぶのが非常に簡単であり結び目がコンパクトできれい。そして完成後は非常に高い強度が得られます。ただし、ラインを二つ折りにするためラインアイの小さなものに接続する時にはうまくいかないことがあります。
結び方:漁師結びの結び方は以下の通りです。
- リーダーを折り返して輪っかを作ります。
- 輪っかの先端を通したいところに入れていきます。この時先端を潰してもいいです。
- 輪っかを折り返し輪っかとリーダー本線とを束ね、端糸で2回〜4回程度巻き付けていきます。太いリーダーになると回数増やすと締め込めなくなります。
- 巻き付けられたら端糸を輪っかに下から(向こう側)通します。
- まずは本線を軽く引っ張ります。その後に端糸を軽く引っ張ります。
- すると次第に締まっていきますのでぎゅっぎゅっと交互に力を加えるように締め込んでいきます。ちょっとコツがいります。
- きれいに締まって結べたのを確認したらハーフヒッチを3回程度行います。(した方が強度と魚の牙に強くなります。)
- 余った端糸をカット。
- 完成
コツをつかむまでは締め込むのが少し難しいかもしれません。でも慣れたら風があろうと夜間だろうと構わず楽に行えるのでおすすめです。
パロマーノットの特徴と結び方
特徴:パロマーノットは漁師結びよりも簡単かもしれないうえ強度も高いのでは?と言われているノットです。こちらも単純なのですぐに習得できるでしょう。
結び方:パロマーノットの結び方は以下の通りです。
- リーダーを折り返して輪っかを作ります。
- 輪っかの先端を通したいところに入れていきます。この時先端を潰してもいいです。
- 輪っかを折り返して、そこで片結びを軽く行います。この時メインラインの下から通して輪っかに通します。
- 輪っかの先端に結ぶもの(スナップなど)を1回通します。
- 締め込み前にしっかりと濡らす。
- リーダーの端糸と本線を片手で握りゆっくりと締め込んでいきます。
- ある程度結び目が小さくなったら本線だけを引っ張る。次に端糸を引っ張る。
- ハーフヒッチを3回程度行う。
- 余った端糸をカット。
- 完成。
動画のようにルアーをつけて行うと大変なのでルアー直結以外はルアーは外して行いましょう。
結び方の練習方法
結び方の練習は、実際のラインで行うことが重要です。今回紹介したノットを試してできるやり方ややりやすいと感じたやり方を何も見なくてもできるように何度も反復して練習しましょう。
YouTubeなどの動画を見ながら練習すると、視覚的にも理解しやすくなります。また、練習用のラインで格安のものを使用し練習してもいいです。実際の釣りシーンで行ってももちろんいいですが屋外は風があったり季節によっては寒かったり暗かったりしてノットを組む難易度が上がる可能性があります。
なので慣れるまでは家の中などで落ち着いて確実にノットが組めるよう練習するのを推奨します。
結束強度を高めるテクニック
ここでは強度に不安がある人向けに結束強度を高めるためのテクニックを紹介します。
また、ノットを組んだ後のチェック項目としても活用してみてください。
- 湿らせる:締め込む前には湿らせましょう。湿らせることで締め込み時の摩擦熱でライン強度が下がるのを防げます。
- 2回に分けて締め込む:締めるとき急に引っ張るのではなく、ゆっくりと力を加えることで結び目が均等に締まり強度が増します。
- 左右に交互に力を加える:締め込み時にはじめ均等に締めた後は口でしっかりとラインをくわえたまま左と右とぐいぐいと引っ張る感じで左右にも締め込みます。
- リーダーの結びコブを作る:これによりすっぽ抜けを防ぐことができると言われていますがお守り程度。僕はやってませんのでお好みで。
- 仕上げを念入りに行う:ハーフヒッチの回数を増やす、エンドノットをしっかり行う。
- ラインの選択:ナイロンラインの方が柔らかく締め込み時に食い込み、より摩擦が生まれぬけることがなくなります。
- 魔法の液体を使う:ノット部分やスナップ・ソリッドリング結束部などに塗布しライトで硬化させることでノットの強度をさらに高められるアイテムを使用する。
\塗ってライト当てるだけで100%超えの強度ってマジ?/
これらをしておけばノットの強度はしっかりとでているはずです。
自信を持って釣り場へ向かいましょう。
リーダーの設定方法(長さや太さ)
リーダーの長さや太さは釣り場や狙うターゲットによって変えるのが一般的です。
この設定一つで感度が変わったり、ラインが持つ体力が増加しラインブレイクしにくくなったりとさまざまな影響があります。
適当でも問題ないことも多いですがせっかくの大物を逃して悔しい思いをせずに済むようにしっかりと設定方法、基準を知っておきましょう。
リーダーの長さ選び
リーダーの長さは釣り場の環境や狙うターゲットによって増減させましょう。
堤防のような足もとの環境が良い場合と磯のような足元がガチャガチャしているようなところとでは圧倒的に磯の方が長いリーダーが求められます。
PEラインやエステルラインでリーダーを利用する理由の一つに擦れに弱いというのがありましたね。
このリーダーを長くした分擦れても良い部分が増えるのでよりセーフゾーンが広がるイメージです。堤防で釣りをする場合には1mもあれば十分ですが磯では3〜5m。場合によってはそれ以上に長く取った方がいいこともあります。
また狙うターゲットによって長さを取るのも重要です。
基本的に狙いの魚のサイズ=リーダーの長さは最低限必要だと思ってください。30cmのアジを狙うならリーダーは30cmは必要だということです。
これは魚の体にラインが接触して切れるのを防ぐためです。魚を捌いたことがある人なら知っているかと思いますが魚のヒレや牙はかなり鋭い刃物です。ちょっと触れただけで血が出てしまうほど。なのでメインラインが魚体に触れないよう魚の全長以上の長さを取っておけば比較的安全だということです。
アジングに関してですがリーダーの長さについて解説しているので興味のある方、もう少し詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください↓
アジングにおけるリーダーの長さの重要性と選び方!オススメは30cm!
リーダーの太さ選び
リーダーの太さも環境やターゲットによって変えていきましょう。
長さと同じで環境が荒いほど太いリーダーを使った方が良いです。単純に擦れて切れてしまうまでの体力が増加します。逆に引っかかったり擦れる心配のない堤防やサーフなどでは太いリーダーは必要なく、大型魚も時間をかけてやり取りすればキャッチできるというわけです。
ターゲットによって変えるというのは、単純に引きの強いブリやヒラマサ、カンパチ、マグロなどとやり取りする時には強引さも必要になってくることもあり(周りに人がいたり根が荒く走られたら終わりの状況など)強いPEラインに強いリーダーをつけて力ずくでファイトするためと、
牙のある魚に強くするためです。小型の魚であるムツ。この魚であっても牙は鋭くリーダーも結構切られます。細いリーダーではアタリに合わせただけで切れることも多いですがこれを太くすることでリーダーがザラザラしてきてそのまま使い続けるとついに切れてしまう。というように切れてしまうまでの耐久値が上がっていくのです。
以下の記事でリーダーの太さについて詳しく解説しています。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください↓
アジングにおいてリーダーの太さは重要?選び方のポイントを紹介!オススメの太さは?
筆者おすすめのリーダー、便利アイテム一覧
筆者おすすめのリーダーや便利アイテムをここで紹介しておきます。注意点としてノット強化の「ズルいんです」以外は全て実際に所持し今現在1軍で活躍しているリーダーですので間違いはないです。
強度的に強いものから順に紹介していきます。
\筆者がヒラマサ用に使用しているリーダー/
\筆者がライトショアジギングに使用しているリーダー/
\筆者がSLS・シーバス・エギングに使用しているリーダー/
\筆者がメバリングに使用しているリーダー/
\筆者がアジング(PE)に使用しているリーダー/
\筆者がアジング(エステル)に使用しているリーダー/
\筆者の貸し出し用高コスパリーダー/
\ノットに不安がある、より万全を期したいあなたに/
これはどれも使いやすくて実績もたくさんあるからどれか一つでも自分の釣りに合うものを選んで使ってみてね。
リーダーを使いこなして釣りを有利に展開しよう
今回はリーダーについてどこよりも詳しく網羅的に解説してきました。
リーダーはルアー釣りにおいてなくてはならないものだということが理解できたんじゃないかと思います。とはいえまだ始めたばかりの方やこれから始めてみようと思う方にとって別々の糸を結ぶというのはけっこうなハードルであることも事実です。
ですがリーダーはこれからいろんな釣りをするために避けては通れない道です。しっかり練習すれば1日もかからずにいずれかのノットを覚えることができるでしょう。
リーダーの特性を理解してまだ見ぬ大物とのファイトに備えましょう。
今回はこのへんで。
でわでわ。
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