コロナ禍で釣りを始めたという人やこれから釣りを始めてみたいという人は多いのではないでしょうか?
しかし、何もかもが分からないから行動に移せていないという人も少なくないと思います。自分の周りにも結構います。
自分の周りに釣りをする人がいないよ。という人も大丈夫。
釣り歴20年の僕が釣り完全初心者に釣りの始め方を完全解説します。
これを見れば必要な道具やそのセッティング方法、釣り方などわかります。
ぜひ最後まで見ていってくださいね。
ていねいに分かりやすく説明するよ
この記事で分かること
- 釣りの始め方
- 釣りに必要な道具
- 釣りの基本的な流れ
- 釣り場所について
- 釣った後のこと
釣り用語の辞典です。分からない単語はこちらで調べてみてください。理解が深まりますよ。
釣りのルールやマナーについて解説しています。自分含めみんなが気持ちよく釣りを楽しむためにも是非一読ください。
ゴミ問題も深刻です。興味のある方は以下の記事もご覧になって一緒に釣り場を守りましょう。
釣りの始め方
釣りを始める上でのハードルは以下のようなものがあるかと思います
- 必要な道具の準備
- 道具のセッティング
- 場所選び
- マナー
- 釣具の使い方
- 釣った後の流れ
こんなところでしょうか。色々あって大変ですけど、すぐに慣れるので大丈夫です。
①必要な道具の準備
- 釣竿
- リール
- 糸
- ハサミ
- 針やルアーまたは餌
- クーラーボックス
- ライフジャケット
- 水汲みバケツ
- スナップ
- 魚つかみ
- プライヤー
必要な道具の詳細はこちらでも詳しく解説しています。↓
これで安心!アジング入門!アジングのことはこれで全て分かります。超分かりやすく解説!!
①釣竿
投げ釣りセットや初心者セットという名前で、竿とリールと糸、それに加えて針やルアーがついたもの等が販売されていますのでコストをあまり掛けたくないのであれば最初はそういうものを買って始めてみるのもいいかも知れません。
②リール
これも特にこだわりがなければ初心者セットについているもので十分です。
③糸
糸も初心者セットに最初から巻かれていますが、このまま使うと糸が太すぎる上に巻きぐせが強く、トラブルが頻発してしまい釣りどころではなくなってしまいせっかくの釣りが楽しめなくなってしまいます。ナイロン1号などに巻き替えて使いましょう。巻き替えはリールを釣具屋さんに持ち込んで、糸を購入してお店で巻き替えの依頼をしましょう。
↓このセットは釣りに必要なものがセットになっているためおすすめです。価格も低価格で抑えることができますよ。
④ハサミ
これは釣具のセッティングや片付けするときに必ず使います。必ず持っていきましょう。
⑤針やルアー、餌
これがないと始まりません。サビキ釣りなどの餌釣りの方が釣れますが、仕掛けのセットがやや複雑になるのと必要なものが増えるため、筆者はジグヘッド+オキアミ(アミエビという餌)というマイクロテンヤという釣り方を推奨しています。
ここで必要になるのは、ジグヘッドという針と重りがセットになったものとオキアミだけです。
⑥クーラーボックス
これは釣った魚を持って帰って美味しく食べたいという人なら必須アイテムです。
持って帰らない人や家がすぐ近くであれば不要です。
トライアルなどで売っている25L程度のものであれば2000円程度で購入できるのでそれで困る場面はそうありません。
⑦ライフジャケット
釣りは水場で行うため、落水の危険が常にあります。楽しいはずの釣りで命を落とすことがないように安全第一に努め、天候が悪い時や、海が荒れている時には釣りは控えましょう。
●あれば便利な物
①水汲みバケツ
これがあれば魚を生かしておけます。持って帰ろうかなと悩む時とりあえず入れておけます。紐がついていて蓋がメッシュでジッパーつきのものであれば海の中に沈めておけるので魚が非常に弱りにくいためおすすめです。
②スナップ
これは糸の先に結んでおくことで、簡単にルアーやジグヘッドを交換できる便利アイテムです。使用方法も簡単!スナップの輪っかの小さい方に糸を結んだら先端の大きな輪っかを開いてルアーについている輪っかをスナップに通してスナップを閉じるだけです。
③魚つかみ
魚を釣った後に素手で触りたくない人は多いと思います。僕も触りたくないです。
そんな人は魚つかみがあると安心です。魚に一切触れることなく針を外すことができます。釣れる魚の中には毒を持っているものやヒレが鋭く危険なものなどいますので魚つかみがあると安心です。
④プライヤー
これもあると安心のアイテムです。
魚の口の浅いところに針がかかっていれば素手でも簡単に針を外すことはできますが、口の中にかかっていたり、牙の鋭い魚や毒魚が相手ではそうもいきません。そんな時にプライヤーがあればプライヤーで針をつかみ安全に針を外すことができます。使い方にはコツがいります。
道具のセッティング
道具が用意できたら次はセッティングです。
まずは家でゆっくりとセッティングしてみましょう。慣れたら釣り場でセッティングしてみましょう。
ステップ1:竿を繋げる
竿は2本に分かれています。
まずは竿をつなげていきます。
画像のように2本を繋げます。下の竿と上の竿を、竿についている輪っかが一直線になるように差し込んでください。
これで竿の準備は終了です。
ステップ2:竿とリールと繋げる
まずは竿とリールをつなげていきます。
画像で示した竿の溝とリールの板状の部分とをはめ込み、竿の下についている固定具(ネジのようになっているとおもいます)を回して竿とリールを固定します。しっかりと固定しましょう。
竿とリールをセットできましたね。
ステップ3:竿に糸を通していきましょう
リールについているラインローラー(これと表記)に下から糸を通していきます。
するとこういう状態になります。
竿についている輪っかに下から順番に通していき、先端までまっすぐに通していきます。
先端まで糸が通せたら糸を伸ばして、手元まで寄せましょう。
これでリールの準備は完了です。
ステップ4:スナップをつける
糸を手前まで引き寄せたら、あとはスナップをつけてルアーを取り付けるだけで釣りが始められますよ。
この漁師結び(完全結び)が簡単かつ強度がありおすすめです。
スナップの下の小さな輪っかに糸を結びましょう。
スナップは上の輪っかが開きます。上の輪っかを開いたあとは、ルアーやジグヘッドの輪っかを通します。
ルアーやジグヘッドの輪っかを通したら再びスナップを閉じて完成です。
これで道具の準備は完成です。
釣りの基本的な流れ
釣りの基本的な流れをざっくりと書いてみます。
- 釣具のセット
- 釣り場に行く
- 釣りをする
- 釣った魚の針を外す
- 魚をバケツかクーラーボックスにいれる
- 終了時まで3〜5を繰り返す
- 釣り糸を切って片付ける
- ゴミは回収する
- 帰宅
ざっくりとこんな流れです。
場所選び
次に場所選びです。
釣りができる場所は色々ありますが、圧倒的におすすめなのは漁港です。足場もよく遠くに投げなくても魚が釣れることも珍しくないです。
釣れるポイントどころかどこで釣りができるのか分からないと思いますので、お近くの釣具屋さんで一度釣りのできる場所を何箇所か聞いて、まずは明るい時間に下見に行ってみましょう。
マナーについて
近年は釣り人のマナーの悪さが問題とされ、多くの良い釣り場が閉鎖されていっています。
これから始める方はそういったマナーも十分理解し釣りを楽しんでもらいたいと思います。
最低限のマナー
①釣りする場所の近くの人に挨拶する。(基本です。トラブル時や大物がかかった時に助けてもらえることもあります。)
②隣の人とは距離を空けましょう。(先行者がいる場合や近くで釣りがしたい時には近くでやってもいいか確認を取る)
③ゴミは持ち帰る(食事のゴミや釣りで出た糸の切れ端やワームの切れ端など)
④小魚やフグなど要らないからといって放置しない。(海へ逃してあげてください)
⑤騒がない(釣り始めの時は釣れて嬉しい気持ちもわかりますが、近所の住民や他の釣り人の迷惑になってしまうため声の大きさには注意しましょう。)
釣具の使い方
竿の握り方
竿は利き手の中指と薬指の間に挟みます。
そのまま握り込みます。
投げる・落とす
画像のベールは動きます。画像のようにベールを起こすことで糸が出る状態になります。投げる時には画像のように指に引っ掛けて投げる直前に引っ掛けている指を離します。すると、仕掛けが飛んでいきます。
図のようにベールを倒すことで糸が巻ける状態になります。この状態でハンドルを回せば糸が巻き取れます。
投げた・落とした後
投げた後仕掛けはどんどんと沈んでいきます。ベールを倒すタイミングを調整することで好きな深さで糸を止めることができます。
糸を巻いたり、止めたり、再びベールを起こすことで再度沈めたりします。
釣った後の流れ
魚を釣り上げたあとは、魚の口から針を外さなければなりません。
その際に素手では怪我をしてしまったり、滑ってしまったりして針を外しにくいです。最初に紹介した魚つかみやプライヤーがあれば魚の口からスムーズに触れることなく針を外すことができます。
魚の口から針を外したら、持ち帰るならバケツかクーラーボックスへ、持ち帰らないならそのまま海へ帰してあげましょう。
まとめ
今回は釣り初心者に向けて釣りの始め方について解説しました。
この記事で一人でも釣り人口が増えてくれると嬉しいです。
今回はこのへんで。
でわでわ!
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