どうも、なかせです。
最近は釣りもどんどんと細分化されており、昔は敷居が高かった釣りも現在ではかなり敷居が低くなっていたり始めやすくなっていたりします。
今回ご紹介するSLSも敷居が低く始めやすい釣りの一つです。
これを覚えることで今まで以上に魚が釣れるようになりますよ。実際筆者も1日で最高18種目、100匹以上の釣果をあげたこともあります。
この記事では海釣り歴9年の僕がSLSの魅力や始め方を解説します。
この記事で分かること
・SLSとは何か
・SLSとショアジギング、ライトショアジギングの違い
・SLSの魅力
・SLSの始め方
・SLSの注意点
SLSってなに?
SLSって聞いて初めて聞いたよ。って方も多いかもしれません。
SLSっていうのはスーパーライトショアジギングの略称です。
スーパーライトショアジギング(以後SLSと呼称)はショアジギングをすっごくライトにしたもの。って認識でOKです。
ちなみにショアジギングとはショア(陸)からジギング(ジグという魚の形を模した鉛の塊を動かして魚を誘う釣り)を行うことを言います。
ショアジギングと何が違うの?
大まかな違いは以下(ショアジギングはS,ライトショアジギングはLS、スーパーライトショアジギングはSLSと記載)
S | LS | SLS | |
ロッドの長さ | 10ft前後 | 9.6ft前後 | 9ft前後 |
リール番手 | 5000番以上 | 4000番前後 | 3000番前後 |
使用するライン | PE3号以上 | PE1.5〜2号 | PE0.6号前後 |
使用するジグ | 60〜100g程度 | 30〜50g程度 | 1〜20g程度 |
タックル重量 | 800g前後 | 500g前後 | 300g前後 |
とざっくりこれくらい違います。
パッとみてSLSがいかにライトかが分かるんじゃないでしょうか?
タックルが超軽いのでハードなイメージのジギングが超楽に行えるんです。
SLSの魅力とは?
魅力1:専用のタックルがなくてもできる手軽さ
ショアジギングなどが専用のタックルが必要なのに対して、SLSはシーバスタックル、エギングタックルでも可能です。なんならアジングタックルやメバリングタックルなんかでも遊べます。
ジグをちょこっとタックルボックスに忍ばせておくだけでメインが釣れない時のサブとして機能しますよ。
一応SLS用ロッドというものも販売されていてそっちの方が扱いやすさは上です。
またフィールドも一般的な堤防からサーフまで出来るのでエントリーしやすくて良いんです。
魅力2:疲れにくい
ショアジギングってなんか屈強な男性がよくやっている。そんなイメージありませんか?僕のも色んな方をお誘いすると「自分はパワーないから、しんどそう」そんな声をよく聞きます。
そんな時におすすめしているのがこのSLSなんです。
上の表を見てもらって分かるようにすっごくライトなんで女性でも十分に扱える重量ですよ。
青物狙いの時など回遊待ちで非常に重いタックルを1時間、2時間と振り続けるのは非常にしんどいですよね。
SLSなら体への負担も少ないので振り続けられ青物の回遊を楽に待てるんです。
魅力3:魚が釣れやすい
魚が釣れやすいのもSLSの魅力の一つ。
通常のショアジギングと違いジグのシルエットが小さいため小さな魚も反応しやすいんです。
フィッシュイーターなら基本的になんでも釣れますし、キスやフグなど魚食性でない魚も反応し釣れることもあります。
SLSは釣れる魚が多いのも特徴です。小型から大型まで幅広く釣れるので、やっていて興奮すること間違いなしです。
僕は始めたての頃に、最高一日で18種目、釣数100匹以上も釣り上げたことがあります。なので自信を持ってお伝えできます。めっちゃ釣れますよ。
魅力4:大型の魚も釣れる
大型の魚を釣り上げることもできるのもSLSの魅力の一つ。
青物をはじめとしたフィッシュイーターは日により食べる餌も異なります。
20センチを超える大きなアジやイワシなどを食べている時もあれば、5センチ程度の小魚を偏食している時もあります。
そんなときに効果を発揮するのが、SLS。15g程度のジグが小型のベイトのサイズにベストマッチ。
両サイドをショアジギンガーに挟まれて釣りをしている中SLSをしている自分にだけアタリが連続し、たくさん釣れた経験もありました。
バットパワーをしっかりと生かし時間をかけることで大型の魚も十分にキャッチできます。
これは9フィートMLクラスのシーバスロッドにPE0.8号のタックルで釣り上げたワラサです。こんな魚まで釣れちゃうんです。
SLSの始め方
基本的には上の表を参考にタックルを組んでもらえばすぐにでも始められます。
が、もうちょっと詳しく必要なものを書いていきます。
必要なもの
- ロッド:8〜9フィートMLからM。ジグウエイトが20g程度まであれば快適です。
- リール:3000番手がおすすめ。ギアはHGかXGが巻き取りがスムーズで快適です。
- ライン:PE0.6号前後。おすすめは0.8号。強度は落ちるけど飛距離が欲しい場合は号数を落としていくとOKです。
- ジグ:15gメインでシルバー、グロー系、赤金などアピール系を持っておけばまずはOK。
- タモ:ロッドパワーがないので大型は抜き上げは基本的にできませんので用意しておきましょう。できるだけ大きなサイズのタモがあると安心して取り込めますよ。
必要なもの
- ロッド:8〜9フィートMLからM。ジグウエイトが20g程度まであれば快適です。
- リール:3000番手がおすすめ。ギアはHGかXGが巻き取りがスムーズで快適です。
- ライン:PE0.6号前後。おすすめは0.8号。強度は落ちるけど飛距離が欲しい場合は号数を落としていくとOKです。
- ジグ:15gメインでシルバー、グロー系、赤金などアピール系を持っておけばまずはOK。
- タモ:ロッドパワーがないので大型は抜き上げは基本的にできませんので用意しておきましょう。できるだけ大きなサイズのタモがあると安心して取り込めますよ。
意外と少なくないですか??
これなら気軽に始められそうですよね。
SLSの注意点
気軽にできて小型から大物まで狙うことのできる魅力たっぷりなSLSですが、気をつけて欲しいこともあります。
こういう釣り人が密集しているような状況や近くに人がいる状況は要注意です。
タックルが弱いので大型の青物などがヒットすると魚をコントロールできません。大型の青物が混じるエリアでは他の釣り人の迷惑になってしまうことになりますので使用は控えた方が賢明です。(50センチクラスの小型青物なら十分にコントロール可能ですが不安ならやめておきましょう)
また大型も取れるという話をしましたが、もしかかってしまっても状況(周りに人がいない)と環境次第(根が荒くない堤防やサーフなど時間をかけられる環境)ではなんとかなるよ。ってことです。
中型や大型がメインで釣れる釣り場には不向きですので使用の際にはどんな魚が釣れる場所なのか、釣具屋さんか地元の釣り人に聞いてから釣りをすると安心だと思います。
まとめ
SLSは魅力がいっぱいで楽しい釣りです。ショアジギングは体力的に自信がなくて敬遠していた人でも気軽に始められますし、タックルを新たに用意しなくても始められるので経済的にもハードルは低いです。
これを機に一緒にSLSを楽しんでみませんか?
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