どうも。なかせです。
釣りをしていると小魚が釣れることはよくあると思います。すごく小さいサイズでは食べる部分がないので持って帰ろうと思うことは少ないかも知れませんが、サイズによっては持って帰ろうか迷う微妙なサイズ感のものも釣れると思います。
中にはそれは小さいから逃さないとダメ!と言われたことのある人もいるのではないでしょうか。
この記事では一般にリリースが推奨されている魚種とその具体的なサイズについて解説します。
今後はリリースするべきか迷ったならこの記事を思い出して参考にしてみてください。
この記事で分かること
リリースが必要な理由について
リリースが必要な魚種について
リリースサイズの目安について
リリースする際の注意点について
釣り用語の辞典です。分からない単語はこちらで確認してみてください。理解が深まりますよ。
釣りのルールやマナーについて解説しています。自分含めみんなが気持ちよく釣りを楽しむためにも是非一読ください。
ゴミ問題も深刻です。興味のある方は以下の記事もご覧になって一緒に釣り場を守りましょう。
リリースが必要な理由とは?
魚の中には成長の早い魚、遅い魚、繁殖力の強い魚、弱い魚など様々います。
アジなどの回遊魚は基本的にはその場に居座ることが少なく
1年でおよそ18㎝に成長するなど成長の早い魚でもあります。
反対にカサゴやメバルなどの根魚と言われる魚は20㎝程度に成長するまでに4〜5年程度かかると言われています。真鯛も5年程度の時間がかかると言われます。
しかもアジやイワシなどが一度に10万粒程度の卵を産卵するのに対してカサゴやメバルは数千〜1万粒程度の産卵数です。
魚も成魚となることで産卵が可能になります。成長の遅い魚は成魚になるまでに時間がかかるため成魚に満たない魚を取ることで産卵の機会を奪うことになり、長い目で見ると持ち帰った一匹以上の魚が海から減ってしまうことになります。
生まれる数が少ない上に成長に時間がかかるためリリースしないと数がますます減っていくのが分かるかと思います。
また、回遊性の低い魚を釣りすぎてしまうとその釣り場の魚の数が減ってしまうのです。
魚種毎の成長速度と寿命
魚の成長速度と平均寿命について以下にまとめました。参考にしてみてください。
魚種 | 20cmになるまでの期間 | 平均寿命 |
カサゴ | 5〜6年 | 7〜10年 |
メバル | 5〜6年 | 7〜10年 |
アイナメ | 1年 | 5〜7年 |
アジ | 1年ちょっと | 5年 |
マイワシ | 2年 | 7年 |
カタクチイワシ | 2年 | 2〜3年 |
スズキ | 1年 | 10年 |
サンマ | 6〜7ヶ月 | 2年 |
サバ | 1年 | 10年 |
マダイ | 6年 | 20〜40年 |
ヒラメ | 1年 | 10〜20年 |
イカ | 3ヶ月程度 | 1年程度 |
ブリ | 半年程度 | 7〜8年 |
ヒラマサ | 半年程度 | 10〜12年 |
マグロ | 3〜4ヶ月 | 20年以上 |
勝手な判断はやめましょう
水産動植物には採捕制限があったり採捕禁止が設けられていたりします。
自分だけは良いかと勝手な判断で持ち帰っていては海から貴重な資源がなくなっていってしまいます。長く釣りを楽しむためにも一人一人が資源を大切にするという意識を持って魚を持ち帰りすぎないようにしましょう。
リリースする時の注意点
・リリースするならできるだけ魚に触れないようにしてすぐに水に戻してやる必要があります。記録魚などが釣れ、逃す前提ならさっと撮影を済ませて逃してあげましょう。
・魚のエラなどに針掛かりしており出血していたりして、逃しても死んでしまうことが予測される魚は持ち帰るようにしましょう。(ただし採捕制限のある場合には罰則がありますので持ち帰ってはいけません)
・イワシやキスなど弱い魚は逃しても死んでしまうことがほとんどです。この場合はリリースするというよりもリリースが必要になるサイズがかからないように針サイズを大きめのものにするなどで対策するといいかも知れません。
JGFA(バッグリミット)
JGFAはJapan Game Fish Associationの頭文字をとった言葉です。
JGFAはバッグリミットを推奨しています。
JGFAでは、私たちのこよなく愛する釣りがいつまでもいい状況で続けられることを願って、将来のゲームフィッシュ資源を考えバッグリミット(釣った魚などを持ち帰る際の尾数、サイズの基準、制限)をさまざまな魚種で提唱し、実践していただこうと考えております。
JGFA公式より引用
つまりジャパンゲームフィッシュ協会がお持ち帰りのサイズと数の推奨ラインを示しているんです。
以下の記事で全国の水産動植物の採捕に関してのルールや採捕可能なサイズに関して示した情報をまとめていますので自身の遊魚を行う地域の情報を確認しておきましょう。
JGFAの推奨するバッグリミットと全国のルールを照らし合わせてリリースサイズを紹介していきます。
リリースサイズ一覧
あ行
アイナメ
アイナメのリリースサイズは25cm程度です。
2歳30㎝が成魚。40cm以上はほとんどがメスであるためリリースが推奨されています。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
岩手県 | 全長25cm未満 |
宮城県 | 全長25cm未満 |
福島県 | 全長15cm未満 |
岡山県 | 15cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
30cm以上 | 3 |
アオリイカ
アオリイカのリリースサイズの決まりはほぼありませんでした。
しかし手のひらサイズより小さいものは逃すなどの配慮は必要かも知れませんね。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
佐賀県 | 外套背長10cm未満 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
アジ
アジのリリースサイズは特に決まりはありませんでした。
アジは資源が豊富であり、豆アジも売られ美味しく食べられているため参考程度に食べる分だけ持ち帰るようにすれば問題ないようです。
採捕禁止・リリースの例
特に規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
10cm以上 | 30 |
アナゴ
アナゴのリリースサイズは30㎝が目安。
それ以上のサイズなら持って帰って問題ないでしょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
宮城県 | 全長30cm未満 |
福島県 | 全長30cm未満 |
愛知県 | 体長25cm |
大阪府 | 全長28cm以下 |
岡山県 | 全長15cm以下採捕禁止 |
岡山県 | 25cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
アマダイ
アマダイのリリースサイズに関する決まりはほぼありません。
山口県では規定があるため注意しよう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
山口県 | 全長20cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
イサキ
イサキのリリースサイズは20cmが目安。
20cm以下は逃してあげよう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
和歌山県 | 全長20cm以下 |
山口県 | 全長20cm以下 |
大分県 | 全長20cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
25cm以上 | 10 |
イシダイ
イシダイのリリースの決まりは定められている地域はほぼありません。
しかしながら20cm以下は逃すなどしてあげてください。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
愛媛県 | 体長9cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
オールリリース推奨。
イシモチ
イシモチは20㎝程度で成魚です。
20センチを目安に食べる分だけ持ち帰りましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
20cm | 10 |
イワシ
イワシのリリースサイズの決まりは特にありません。
イワシは逃してもすぐに死んでしまいます。なので基本的には釣れたら持ち帰りになります。持ち帰る分だけで必要以上に釣らないようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
か行
カサゴ
カサゴのリリースサイズの決まりは18cmです。
ですが出来れば20cm以下は逃してあげてください。また卵を抱えている個体も釣れたら逃してあげましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
岡山県 | 全長7cm以下(採捕禁止) |
岡山県 | 12cm以下 |
愛媛県 | 体長7cm以下 |
宮崎県 | 全長18cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
20cm以上 | 10 |
カワハギ
カワハギのリリースサイズは18cmが目安です。
肝狙いなら25cmくらいのサイズは欲しいところですね。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
18cm以上 | 10 |
キジハタ
キジハタのリリースサイズは30cmが目安です。
山口県での採捕制限の条例が有名です。山口県では30cmに満たないものは全てリリース対象となりますが、規定のない地域でも20cmを目安に逃してあげましょう。
キジハタの採捕制限について
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
大阪府 | 全長28cm以下 |
鳥取県 | 27cm以下 |
岡山県 | 15cm以下 |
山口県 | 全長30cm未満 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
35cm以上 | 2 |
クロダイ
クロダイのリリースサイズは30cmが目安です。
あまり小さくても可食部が少ないので小さくとも30cm以上は欲しいところです。それ以外は逃してあげてください。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
愛知県 | 15cm以下 |
三重県 | 全長12cm以下 |
岡山県 | 15cm以下 |
広島県 | 10cm |
香川県 | 全長6cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
40cm以下※ | 1 |
※記録対象魚は除く
クロマグロ
クロマグロは本マグロと言われるマグロです。大きな種類ですが採捕制限があります。30kg未満は採捕禁止です。
キープする場合は30kg以上かつ1人1尾まで。更には水産庁への報告も必要になるようです。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
全国 | 30kg以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
130cmか30kg以上 | 1尾(水産庁へ報告) |
コノシロ
コノシロ(コハダ)のリリースサイズの決まりは一部の地域を除きありません。
コノシロは出世魚です。4〜5cmまでの幼魚をシンコ、7〜10cm程度をコハダといい、13cm前後をナカズミと呼び、15cmを超えてくるとコノシロといいます。どのサイズも食べられています。規定がない場合食べる分だけ持ち帰るようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
岡山県 | 7cm以下 |
広島県 | 7cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
さ行
サバ
サバもリリースサイズの決まりは特にありません。
食べる分だけ釣って持ち帰るようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
30cm以上 | 10 |
サヨリ
サヨリのリリースサイズの決まりは一部地域を除き特にありません。
サイズにこだわらず食べる分だけ持ち帰るようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
広島県 | 7cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
シイラ
シイラのリリースサイズの決まりは特にありません。
非常に暴れる魚です。バッグリミットの70cmを基準に傷つけないようにリリースするようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
70cm以上 | 1 |
シロギス
シロギスのリリースサイズは12cmです。
シロギスもデリケートで弱りやすい魚です。リリースサイズは魚体に触れないように速やかに逃しましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
山形県 | 全長12cm以下 |
新潟県 | 全長12cm未満 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
15cm以上 | 30 |
スズキ
スズキのリリースサイズの決まりは20cmです。
スズキは45〜60cmで成魚となります。そのくらいのサイズから持ち帰るようにするといいかも知れません。また水質汚染の影響を受けやすい魚で東京都では自主規制で60cm以上のサイズの築地市場での売買は禁止されています。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
岡山県 | 15cm以下 |
広島県 | 体長10cm以下 |
山口県 | 全長20cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
60cm以下※ | 1 |
※記録対象魚は除く
た行
タチウオ
タチウオのリリースサイズの決まりは45cmです。
タチウオは指何本分という表現をされます。指3〜4本分のサイズくらいをキープサイズに考えるといいかと思います。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
和歌山県 | 45cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
トラフグ
トラフグのリリースサイズは25〜30cmくらいが目安でしょうか。
フグ系は免許がないと調理できないため個人で持ち帰ることは少ないかもしれないですが持ち帰る際には自身の県で規定がないか確認しましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
愛知県 | 体長25cm(秋) |
愛知県 | 700g以下 |
岡山県 | 10cm以下 |
広島県 | 全長10cm以下 |
山口県 | 全長30cm以下(日本海) |
山口県 | 全長20cm以下(瀬戸内海) |
愛媛県 | 全長15cm以下 |
大分県 | 全長20cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
は行
ヒラマサ
ヒラマサのリリースサイズの決まりはありません。
ヒラマサは70cm程度で成魚となります。そのためそれ以下は逃した方がいいかも知れませんね。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
70cm以上 | 1 |
ヒラメ
ヒラメのリリースサイズは様々な県で基準を設けています。自分の県の基準をしっかりと確認しておきましょう。
ヒラメは42〜48cm程度で成魚となります。一般には40cm以下のサイズをソゲといいリリースの基準となっています。基準の定められていない県ではこれを基準に逃すのがいいかと思います。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
北海道 | 全長35cm未満 |
青森県 | 35cm未満 |
岩手県 | 全長30cm未満 |
宮城県(県北部) | 全長30未満 |
宮城県(県中南部) | 全長35cm未満 |
秋田県 | 全長30cm以下 |
山形県 | 全長30cm以下 |
福島県 | 全長30cm未満 |
茨城県 | 全長30cm未満 |
千葉県 | 全長30cm以下 |
神奈川県 | 全長35cm以下 |
新潟県 | 全長30cm未満 |
富山県 | 全長25cm未満 |
石川県 | 全長25cm以下 |
福井県 | 全長25cm以下 |
静岡県 | 全長30cm以下 |
三重県 | 全長20cmより小さいもの |
三重県(答志市場) | 全長30cm未満 |
京都府 | 全長25cm以下 |
大阪府 | 全長28cm以下 |
兵庫県 | 25cm以下 |
和歌山県 | 全長25cm以下 |
鳥取県 | 25cm以下 |
島根県 | 全長30cm以下 |
岡山県 | 28cm以下 |
岡山県(東部地区) | 24cm以下 |
岡山県(中部地区) | 24cm以下 |
岡山県(西部地区) | 25cm以下 |
山口県 | 全長25cm以下 |
徳島県 | 全長20cm以下 |
香川県 | 28cm以下 |
佐賀県 | 全長20cm未満 |
熊本県 | 全長20cm以下 |
宮崎県 | 全長25cm未満 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
40cm以上 | 2 |
ブリ
ブリのリリースサイズの決まりは15cmです。
ブリは出世魚の代表的な魚です。小さいサイズもワカシなどと呼ばれ美味として味わわれています。成長の早い魚であり、リリース後の生存率も高いことから小さいサイズを逃して大きなサイズを狙っていきましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
東京都 | 全長15cm以下 |
神奈川県 | 全長15cm以下 |
静岡県 | 全長15cm以下 |
兵庫県 | 全長15cm以下 |
和歌山県 | 全長15cm以下 |
島根県 | 全長15cm以下 |
山口県 | 全長15cm以下 |
徳島県 | 全長15cm以下 |
愛媛県 | 体長15cm以下 |
高知県 | 全長15cm以下 |
大分県 | 全長15cm以下 |
宮崎県 | 全長15cm以下 |
鹿児島県 | 体長15cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
40cm以上 | 2 |
ま行
マゴチ
マゴチのリリースサイズの決まりはありません。
マゴチは生息数の多い魚ではありません。小さいサイズは逃すようにし乱獲は控えましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
40cm以上 | 3 |
マダイ
マダイも貴重な水産資源の一つで、マダイのリリースサイズは多くの県が規定しています。自分の県で規定がないかしっかりと確認しておきましょう。
平均15㎝程度の規定があるようですが食べることを考えると20cm以上のサイズは欲しいところです。20cm以上のサイズであれば食べる分のみ持ち帰っても良いでしょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
青森県 | 当才魚(その年に生まれた魚) |
秋田県 | 全長14cm以下 |
山形県 | 全長15cm以下 |
千葉県 | 全長20cm以下 |
東京都 | 全長20cm以下 |
神奈川県 | 全長20cm以下 |
新潟県 | 全長14cm以下 |
富山県 | 全長13cm以下 |
石川県 | 全長13cm以下 |
福井県 | 尾叉長13cm未満 |
静岡県 | 尾叉長17cm未満 |
愛知県 | 13cm以下 |
三重県 | 全長17cmより小さいもの |
大阪府 | 全長13cm以下 |
兵庫県 | 全長12cm以下 |
和歌山県 | 全長13cm以下 |
鳥取県 | 13cm以下 |
島根県 | 全長15cm以下 |
岡山県(東部地区) | 12cm以下 |
岡山県(中部地区) | 12cm以下 |
岡山県(西部地区) | 14cm以下 |
広島県 | 12cm |
山口県 | 全長15cm以下 |
徳島県 | 全長15cm以下 |
香川県 | 全長15cm以下 |
愛媛県(宇和海) | 体長9cm以下 |
愛媛県(瀬戸内海) | 体長12cm以下 |
佐賀県 | 全長15cm未満 |
熊本県 | 全長15cm以下 |
大分県 | 全長12cm以下 |
鹿児島県 | 全長13cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
60cm以上 | 2 |
マダコ
マダコは第1種共同漁業権対象の生物です。各県の各エリアごとに細かく漁業権が設定されています。漁業権のあるエリアでタコを取ることは禁止されています。以下の記事でで自分の県で採捕可能かよく確認しましょう。
自分の県のルール知ってる??知らずに違法な行為をしないためにしっかりと把握しておこう!
マダコだけでなくタコ全般が基本的には採捕禁止であると覚えておきましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
兵庫県 | 100g以下 |
岡山県 | 150g以下(処罰) 200g以下 |
香川県 | 200g以下 |
福岡県 | 400g以下 |
大分県 | 200g以下 |
JGFA(バッグリミット)
規定なし。
メジナ(グレ)
メジナ(グレ)のリリースサイズの決まりは特にありません。
メジナ(グレ)はカサゴ等と同じで定着性の高い魚です。それでもって成長も遅い魚です。小さいうちにたくさん持ち帰ってしまっては釣り場から魚がいなくなってしまいます。20cm以下は逃すなどして食べる分だけ持ち帰るようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
規定なし。
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
30cm以上 | 2 |
メバル
メバルのリリースサイズの目安は20cm程度です。
メバルもカサゴ等と同様に成長が遅く定着性の高い魚です。釣りすぎたりせずに食べる分だけ持って帰るようにしましょう。卵を持っている個体も逃すようにしましょう。
採捕禁止・リリースの例
地域 | サイズ |
岡山県 | 12cm以下 |
岡山県 | 10cm以下 |
岡山県 | 12cm以下 |
広島県 | 3cm以下 |
愛媛県 | 7cm以下 |
JGFA(バッグリミット)
サイズ | 尾数 |
20cm以上 | 10 |
釣りを長く楽しむために一人一人がリリースの意識を持とう
長々と書いてきましたが、リリースのサイズに関しては曖昧な部分が多く釣り人の裁量に委ねられていると思うことが多いです。
この記事を見た人が一人でもリリースへの意識を持って釣りをしてくれて釣り場の環境がずっと保たれていくことを願っています。
今回はこのへんで。
でわでわ!
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