- ライフジャケットを着用すべき理由が知りたい
- ライフジャケットの種類が知りたい
- 桜マークの分類について知りたい
- 桜マーク入りライフジャケットのおすすめ商品が知りたい
こんな悩みを解決できる記事になっています。
釣りを楽しむうえで楽しいだけでなく安全であることも重要な要素です。
言ってはなんですが、
たかが遊びで命を失うなんてことになってはいけません。
そうならないためにも安全基準をクリアした安心安全な桜マーク付きのライフジャケットを着用して釣りをすべきです。私は危険性の低い堤防から危険な磯場まで例外なく桜マーク付きのライフジャケットを着用しています。
場所や用途によって最適なものを選ぶと快適性と安全性を高められますので、自分に合ったものを選択し安全に釣りを楽しみましょう。
今回は釣りで使用するライフジャケットのうち桜マーク付きのものをご紹介していきます。
釣りをしやすいもの、コスパの良いものなど色々ありますのでぜひご覧になっていってください。
ライフジャケットを着用すべき理由は以下で解説しています。命を失わないように危険性を知っておきましょう。
オススメのライフジャケット・ベストタイプ4選!
オススメ1:オーシャンBW-2003型
こちらはオーシャンライフ社から販売されています。ベストタイプでタイプAのものはあまりないのですがこちらはタイプAの表示が付いたライフジャケットになります。
背中が開いているので比較的暑さに強いのも嬉しいです。
また、ファスナー付きポケットも付いており道具の収納も可能です。
ライフジャケットの内側に紐付きでホイッスルが入っており、万が一落水した時に取り出しやすく安心です。
ベストタイプ
桜マークタイプA
浮力は8.0kg
ウエストサイズ:〜130cm
オススメ2:ダイワ(DAIWA)フローティングベスト DF-3420
こちらは大手メーカーのダイワ(DAIWA)社から販売されています。こちらのアイテムもタイプAを取得しています。
磯釣りや船釣りどちらでも問題なく使用できます。
丈夫さや使用感の良さは流石大手といった印象。
ポケットも多く磯場をはじめとする足場の悪い場所での釣りの際には嬉しいポイントです。
価格は高いですが船用・おかっぱり用と2種類揃えるとコストが多くかかってしまうことを考えるとこれを一つ買っておけば船でも陸でも使えるのでコスパは高いと思います。
ベストタイプ
桜マークタイプA
浮力:7.5kg
サイズ
サイズ | M | L | XL |
身長 | 167〜173cm | 172〜178cm | 177〜183cm |
チェスト | 89〜95cm | 93〜99cm | 97〜103cm |
ウエスト | 75〜81cm | 79〜85cm | 83〜89cm |
オススメ3:ブルーストーム BSJ−201ARS
こちらはブルーストーム社から販売されています。
こちらのアイテムの特筆すべき点はなんといっても価格が非常に低いことです。それに加えて桜マークタイプDを取得していることです。
価格を抑えてとりあえず桜マーク付きのライフジャケットが欲しい方はこちらの購入を検討してみてくださいね。
ただしポケットなど収納はありませんので購入の際は気をつけて下さいね。
ベストタイプ
桜マークタイプD
浮力:8.8kg
サイズ
サイズ/重量 | S/600g | M/624g | L/672g |
身長 | 138〜160cm | 155〜175cm | 170〜195cm |
最大胸囲 | 94cm | 100cm | 110cm |
着丈 | 46cm | 48cm | 51cm |
オススメ4:キャプテンスタッグ TK-2004A型
こちらのアイテムは、アウトドアブランドのキャプテンスタッグから販売されています。
こちらも価格を抑えつつ桜マーク付きのライフジャケットを入手したい方の選択肢の一つになるアイテムです。
ライフジャケットとしての性能は申し分ありませんが、こちらもポケットは1つのみなので釣りで使用しゲームベストのような使用感を求める人には適しません。SUPなどのマリンスポーツでは問題なく使用可能です。
※カラーは3色ありますが紺色以外のカラーはタイプFのものになりますので購入の際は注意して下さい。
ベストタイプ
桜マークタイプD
浮力:8.0kg
サイズ
サイズ/重量 | S/600g | M/624g | L/672g |
身長 | 138〜160cm | 155〜175cm | 170〜195cm |
胸囲 | 60〜94cm | 65〜100cm | 85〜110cm |
着丈 | 46cm | 48cm | 51cm |
オススメのライフジャケット・自動膨張式5選!
オススメ1:ブルーストーム(Bluestorm) ソバーウエスト BSJ-5920RSII Black
こちらは、僕が使用しているものです。桜マークタイプAのもので使用に一切の制限のかからない物になります。ブルーストーム社から販売されています。
ボンベが装着されており、使用可能か使用不能が色で判断可能で、緑なら使用可能、赤なら使用不能と一目で分かるのも使いやすいです。
水に落ちると水を感知して自動で膨張します。自動で膨張しない場合にも赤色の取手を引っ張ることでもガスが充填します。ハルキーロバーツ社の充気装置を採用しており安心です。
価格も安くオススメです!
自動膨張式
桜マークタイプA
浮力は7.5kg/24時間以上、初期浮力約9.0kg
ウエストサイズ:70〜100cm
充気装置:ハルキーロバーツ HR 6F
交換用ボンベキット:16HR 6F KIT
オススメ2:ダイワ(DAIWA) DF-2709 インフレータブルライフジャケット
こちらは大手メーカーDAIWA(ダイワ)社から販売されているものです。
こちらも自動膨張するインフレータブル式のライフジャケットです。こちらも安心のハルキーロバーツ社製の充気装置を採用しています。
基本性能はバッチリ!その上見た目の良さも重視したい方はこちらがオススメです!
自動膨張式
桜マークタイプA
本体重量:496g
浮力は7.5kg/24時間以上
ウエストサイズ:55〜140cm
充気装置:ハルキーロバーツ HR 6F
交換用ボンベキット:16HR 6F KIT
オススメ3:MAZUME(マズメ) インフレータブルウエスト MZLJ-262
こちらはmazume(マズメ)社から販売されています。こちらもハルキーロバーツ社の充気装置を採用しています。
こちらもデザインがカッコ良く見た目と性能に拘る方にはオススメのものです。
デザインに118という海上保安庁に繋がる緊急番号が記されているのも個人的にはグッド!緊急時は気が動転するもの。その際に番号を思い出すことが出来るのは非常に嬉しいポイントです。
本体価格とボンベ代が少し高めなのが少し気になる点ですのでそれも含めて考慮してみてください。
自動膨張式
桜マークタイプA
本体重量:583g
浮力:8.0kg
ウエストサイズ:〜115cm
充気装置:ハルキーロバーツ社製
交換用ボンベキット:MZLJ mazume Spare Bombe Assembly TYPE4
オススメ4:ブルーストーム(Bluestorm) ティバノウエスト
こちらもブルーストーム社から販売されています。こちらもタイプAのもので小型船舶の全ての航行区域で使用できます。
また、ボンベやカートリッジの使用状況が一目で分かるダブルインジケーターが採用しているのでボンベとカートリッジの状況を一目で確認ができるため安心です。緑色の表示があれば大丈夫です。赤色表示の際はボンベの交換またはカートリッジの点検あるいは両方を行う必要があります。
こちらも安心のハルキーロバーツ製の充気装置を採用しているため安心性能は十分です。
自動膨張式
桜マークタイプA
本体重量:598g
初期浮力:11.5kg
ウエストサイズ:70〜100cm
充気装置:ハルキーロバーツ製
交換用ボンベキット:18UML Elite
オススメ5:シマノ(SHIMANO) ラフトエアジャケット VF-053U
こちらはシマノ(SHIMANO)から販売されているものです。こちらも自動膨張式の物になります。
こちらのアイテムの特筆すべき点はなんといってもその軽さ!
なんと460gしかありません。見た目もシンプルなポーチのようでどんなスタイルでもマッチしやすいと言えます。
コンパクトで軽いことから気軽に着用しやすく背面に着用することで釣りの邪魔になることもなく安心です。
自動膨張式
桜マークタイプA
本体重量:460g
初期浮力:7.5kg/24時間以上
ウエストサイズ:70〜100cm
充気装置:ハルキーロバーツ社製
交換用ボンベキット:16HR 6F KIT
ライフジャケットって必要なの?
ライフジャケットは絶対に必要な装備です。
ライフジャケットを装備しないなら釣りをして欲しくありません。あなたの命が危険に晒されるのはもちろんですがそれを救助する他の人にも命の危険が波及します。
水場では何が起こるかわかりません。万が一に備えておく保険として考えましょう。
ライフジャケットを着用すべき理由
着用すべき理由は主に以下の3点です。
- 着用義務がある
- 海中転落の原因には個人要因と環境要因があり特に一発大波で思いがけず転落する
- 着用することで海中転落時の生存率が飛躍的に上がり命が守られる
詳しく解説していくね。
ライフジャケットは場合によって着用義務がある
船舶職員及び小型船舶操縦者法により、小型船舶に乗船する場合には、ライフジャケットを着用する義務があります!
簡単にいうと船を使うなら義務、それ以外なら義務ではない。
ということです。
義務のケース
- 小型船舶で海上で釣りをする場合
- 小型船舶を使用し沖にある堤防または磯に上陸する場合
- 小型船舶上で湖川での釣りをする場合。
義務ではないケース
- 堤防で釣りをする場合
- 陸続きで移動できる磯場(地磯)※1
- 旅客船、漁船の乗員
※1:このケースは着用義務がなく、非常に危険なケースです。
ルール的には船での使用には義務を設けてるね。
船舶でのライフジャケット着用には安全基準がある
ライフジャケットには安全基準というものが存在します。こういったマークを見たことのある方もいるのではないでしょうか?
安全基準は以下です。
型 | 使用可能な船舶(上に行くほど良) |
A | 全ての小型船舶 |
D | 陸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶 |
F | 陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上オートバイ等)でかつ旅客船・漁船以外のもの |
G | 港内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶(水上オートバイ等)でかつ旅客船・漁船以外のもの |
国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットには、 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があります。
ライフジャケットをお持ちの方は自分のライフジャケットに以下のようなマークがあるか確認してみましょう。
自分の用途に合わせて考えてもらえばいいのですが、どれにすればいいか迷ったなら全ての船舶で使用できるタイプAのもので、かつ浮力剤が入ったベストタイプのものを購入しておけば問題ありません。
ちなみに私は、タイプAの自動膨張式(堤防釣りで使用)とタイプDのベストタイプ(地磯や沖磯で使用)を所持しています。
お手持ちのライフジャケットがあればまず確認してみよう
ライフジャケットの種類
ライフジャケットの種類は大きく2種類に分類されます。
- 中に浮力剤が入ったベストタイプの物
- 小型ボンベがついておエアーが送り込まれることにより浮き輪のようになる物
この2種類に分類されます。
①はベストタイプ
②は自動(手動)膨張式
と呼称していきます。
ベストタイプのライフジャケット
自動膨張式のライフジャケット
どんなタイプのライフジャケットを使えば良い??
自分のメインの釣りで考えると良いと思います。
堤防釣りや海釣りをよくされる方は自動(手動)膨張式がオススメです。
自動膨張式はかさばらず重くないのが大きな特徴です。
腰に巻いているだけや肩にかけるだけで万が一落水した場合には自動でエアーが送り込まれて浮き輪のようになります。
※物によっては紐を引っ張ることでエアーが送り込まれる仕組みになっているものもあります。
有名なものとして、ハルキーロバーツ(ハルキロバート)社のものがあります。
ハルキロバート。耳慣れない名前だと思いますが、これはアングラーの命を救う大切な装置のメーカー名です。実は世界で最も安全基準が厳しいアメリカUL規格が認めるのはハルキロバート社製だけなのです。
あなたのインフレータブルライフジャケットには入っていますか?
ハルキロバート社製膨張装置にこだわった理由とは… 日本の船検を認可する国土交通省。これにあたる検査機関が、ヨーロッパではCE規格であり、アメリカではUL規格。この中で最も取得するのが難しいのがUL規格であり、UL規格が唯一認めたインフレータブルライフジャケットの膨張装置が、ハルキロバート社製です。つまり、世界で最も高いレベルの安全な膨張装置が、ハルキロバート社製ということなのです。
mazume公式より引用
このハルキーロバーツ社の充気装置が採用されたものがオススメです。
磯釣りを良くされる方はベストタイプがオススメです。というかベストタイプ以外は使用しないでください。
自動膨張式はいわば浮き輪です。
磯場は足場が危険な岩で構成されています。自動膨張式のライフジャケットでは簡単に破れ空気がもれライフジャケットとして機能しなくなります。
岩に当たったり破れたりとハードな状況でも浮くという機能を失わないベストタイプを用いてください。
堤防でしかしないよという人でもベストタイプの方がメンテナンスの手間が要らなかったりどんな状況でも効力が変わらないということで総合的にはおすすめです。
どちらか迷ったならベストタイプを購入しましょう。
ベストタイプライフジャケットのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
環境を選ばず浮力が保たれる ベスト自体に収納があり道具を多く持ち運べる 浮力剤が緩衝材になりこけたりしても外傷を受けづらい 浮力の減少が起こらない | 重い 動きずらい 暑い かさばる |
ベストタイプのライフジャケットのメリットは、中に浮力剤が入っておりこれが物理的に浮くことで浮力を発揮することです。
使用シーンは主に磯場などの危険な場所や船の上で、こういう場所で転倒したり落水すると尖った岩などで怪我をしてしまう他自動膨張タイプのライフジャケットでは穴が空いて空気が漏れ浮力がなくなってしまいます。
ベストタイプのライフジャケットは中の浮力材がクッション材の役割を果たすことでそういった衝撃から身を守ってくれますし、傷が入ったとしても浮力は失われないのでどんなシチュエーションでも性能を発揮できます。
一方で自動膨張式と比べて大きくかさばりますし、夏場には蒸れて暑さを感じやすいほか長時間の釣りでは重さから疲労を感じやすくなることも。
安全性能は非常に高い反面でこういったデメリットも存在します。
デメリットもあるけど命を守る効果は抜群に高いので磯場では必ずこのタイプを着用しよう。
自動膨張式ライフジャケットのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
かさばらない 軽い 邪魔になりにくい ファッションが崩れにくい | 磯場では使用できない ボンベが使用可能かを都度確認する必要がある ボンベが一回使い切りのため使用後や使用期限が過ぎたら交換の必要性がある。 |
自動膨張式ライフジャケットのメリットはなんといっても携行性の良さ。ライフジャケットタイプのようにかさばらず重くもなく釣りのしにくさに繋がることもありません。そのためライフジャケットを着用している多くの人がこのタイプを使用されています。
ものとしては肩から胸にかけて掛けるタイプのものや腰に装備するタイプのものがあり腰に装備するタイプのものはワンタッチで装備できますしあまり目立たないのでどんなファッションにも合わせられるでしょう。
しかし長所でもありますが大きな欠点として、空気を用いて浮力を発生させるということ。これのおかげでコンパクト&軽いといったことでもあるのですが磯場ではこれは致命的です。
このタイプはいわば浮き輪なので穴が空いて空気が漏れたらおしまいです。磯場は非常に荒い岩が密集しているためあっという間に穴が空いて浮力を失ってしまうというわけです。そのうえ空間内の空気も徐々に減少するため浮力を永遠に維持することもできません。
また、ボンベが使用可能状態である必要もあり定期的に点検が必要になりますし、一度使用すると使用不能になり新しいボンベを購入しないといけなくなるのでコストもかかります。
比較的安全な堤防や漁港なんかはこのタイプがメリットが多くて使いやすいよ。私はほとんど堤防釣りだから腰に装備するタイプを愛用してるよ。
目的に合わせて桜マーク付きのライフジャケットを用意しよう!
オススメの桜マーク付きのライフジャケット9点を紹介してきました。
桜マーク付きのベストタイプの物は現状ほとんどありません。反面自動膨張式は数多くのアイテムがあります。
比較的安全な環境で釣りを楽しむ人は危機感覚が鈍りがちです。
まずは負担の少ないものを着用してライフジャケットをする癖をつけて安全に楽しく釣りをしていきましょう。
今回はこの辺で。
でわでわ。
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