こんな悩みを解決する記事になっています。
どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
あなたはPEライン3号を使う時に何号(lb)のリーダーを使えば良いのかわかりますか?
PEライン3号に適したリーダーは
12号(18kg/40lb)〜14号(22.5kg/50lb)のフロロカーボンで長さは1.5m〜2m程度
このくらいあれば大丈夫です。
PE3号はヒラスズキ、ロックショアゲーム、ショアジギングに主に使用される号数でこれらのターゲットである大型のヒラスズキやアラ系、ブリ、中・大型までのカンパチやヒラマサなどの青物まで対応可能です。
この記事では、このセッティングが最適な理由・太くしたり細くしたり長さを変える基準について解説しています。
この記事を読んだ後は、リーダー選びに迷わなくなり大型魚ともしっかりとファイトできるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。
筆者おすすめのセットアップ(PEラインとリーダー)について知りたい方はこちら
PE3号に適したリーダーは12号〜14号
PE3号のラインに最適なリーダーは、12号〜14号です。
PE3号はショアジギングでよく使用され、どちらかと言えば比較的足場の良い堤防などで青物を狙う際などに用いられます。
僕もPE3号+リーダー14号(50lb)使用で自身の記録となる105cm8kgのヒラマサを釣り上げました。なので強度面で大型の青物とも十分勝負できる強さがあることは自信を持ってお伝えできます。
通常PEライン強度>リーダー強度となるようにノットを組みます。PE3号の強度が55lb程度ですからリーダーはそれ以下の12号(18kg/40lb)〜14号(22.5kg/50lb)あたりで組むとバランスが良い感じになります。
PEラインの強度はそのままにリーダーの強度を上げることで大物とも戦いやすくなっていきますが
闇雲に太くすれば良いかというとそうでもなく、細い方が魚に見切られにくかったり潮や風の影響も少なく扱いやすいなどメリットも多いので状況に合わせて変更するのが大事。
対象魚やフィールド、状況によって適した号数のリーダーを選ぶことで快適で安心な釣りができるようになりますよ。
12号でも安心だけど14号はより安心。両方持っておくとフィールドや状況によって使い分けできるから便利!
材質はお好みで
リーダーの素材はフロロカーボンとナイロンの2種類があります。
フロロカーボンは初期伸度25%程度でナイロンより若干伸びにくく、比重も1.78と重いため風に強く扱いやすいです。メタルジグだけでなくトップウォータープラグなどを使用する際にもリーダーが水についた状態になりやすいためミスアクションを起こしにくいのも特徴。
また水を吸ったり紫外線に当たることでの劣化も少ないため常に安定したパフォーマンスを発揮します。一方でラインが硬く傷がつきにくいですが巻きぐせがつきやすいためトラブルが起こることもあります。ラインが固いため結束強度がナイロンよりも劣ります。
ナイロンは初期伸度が30%とフロロカーボンラインよりも伸びやすいので感度は落ちてしまいますが魚をバラしにくくラインブレイクされにくいのも特徴です。比重は1.13程度です。そして何より安価なので好んで使用される方も多いです。
ナイロンは非常に柔軟でしなやかなので傷がつきやすい一方でノットを組んだ際にはしっかりと食い込むため結束強度はフロロカーボンよりも優れます。また巻きグセもつきにくくトラブルも少ないため非常に快適に扱えるでしょう。
僕はトップウォーターゲームやジギングなど向こう合わせになる釣りでは、より強度の出せるナイロンラインの方がメリットが大きいと感じているためナイロンリーダーを使用しています。
使用感は似てるからそんなに悩まなくてもOK!
リーダーの長さは狙いの魚やフィールドによって変える
リーダーの長さは自分が狙いたい魚やフィールドによって変更すると良いでしょう。
リーダーの役割はPEラインの弱点である擦れに弱いという特性をカバーすることにあります。魚の全長ほどのリーダーの長さがあればそれだけ魚が暴れてもPEラインには触れにくくなるので結果ラインブレイクしにくくなります。
また同じ理屈でフィールドの地形が岩礁帯であるなど荒い場合にもリーダーは長めにしておくといいです。
具体的にいうと、例えば50cmの魚を狙う場合には70cm(結んだり切ったりするので少し長めに)あればいいですし、70cmの魚を狙うのであれば1mくらいあればいいです。
水深が深く岩礁帯が深い場合には2m〜3mと長めにとる人もいます。
PE3号使用だと狙える魚のサイズは80cm〜1m以上なのでリーダーは1.5〜2mもあれば安心です。
後述しますが、岩場だと擦れやすいため長めのリーダーを入れるなど臨機応変に変えてみてください。
1.5mは大体両手を広げたくらいかな??
PEライン3号+リーダー12号が一番使いやすくておすすめ
PEライン3号とリーダー12号の組み合わせは、バランスが良くオールマイティーに使えるので、初心者から経験者まで幅広く使用できます。
この組み合わせは、リーダー側が細いため人によっては不安に感じるかもしれませんがドラグ調整を行うことで十分に大型魚を取れる強度がありますし、根掛かりしてしまってどうにも外れない時には先端のリーダーだけ切れるので再びノットを結び直さなくて良くなります。(リーダーの強度が同じか上の場合にはノット部分から切れます)
得意な釣りはヒラスズキやロックショアゲーム、ショアジギング、ショアプラッギングです。いずれの釣りでも十分な強度を持っているため安心してファイトができますよ。
ますはPE3号+リーダー12号の組み合わせを試してみましょう。
このセッティングで困ることはほとんどないよ
PE3号とリーダーの組み合わせ一覧(強度・釣れる魚・対象フィールド)
以下は、PE3号のラインとそれぞれ強度別のリーダーを組み合わせた場合の特性をまとめた表です。表には、リーダーの強度、主に釣れる魚種、および最適な釣りフィールドを記載しています。
迷っている場合はこれを参考にリーダー設定を考えてみてください。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
12号 | 高(18/40) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 港、堤防、サーフ、磯 |
14号 | 高 (22.5/50) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、カツオ、サワラ、マグロ | 港、堤防、サーフ、磯 |
15号 | 高 (24.8/55) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、カツオ、サワラ、マグロ | 荒磯、根が荒いエリア |
表中で強調されている12号〜14号リーダーは、PE3号ラインとの組み合わせで特にバランスが良く、幅広い釣り場と魚種に対応可能なので色々釣ってみたい人に最適!
バランスの良いセッティングは安心だね。
もう少し掘り下げて解説していくよ。
PE3号+12号リーダーは操作性重視の人におすすめ
PE3号と12号リーダーの組み合わせはヒラスズキやロックショアゲーム、ショアジギングを気軽に遊びたい人におすすめ。強度よりも操作性を重視したい人はこちらの組み合わせがいいでしょう。
強度も十分にあり80cmクラスまでのブリには切られる心配はありません。それ以下の引きであるヒラスズキや真鯛などは全然余裕があります。
ショアジギングやロックショアゲームは根がかりが多くオフセットフックにしたり根がかりしにくいルアーを使用しても一定の割合で根がかりしてしまいます。
どうしても外れない時には糸を切りますがこの時にこのセッティングにしておけばリーダーが破断してノットは無事に帰ってくるのでラインの節約にもなりますし新たにノットを組み直す手間もかからないのでノットを組み直しててチャンスを逃した!なんてことにもならないためおすすめです。
扱いやすくて取れる魚も多いよ
PE3号+14号リーダーは強度を高めたい場合におすすめ
PE3号+14号リーダーの組み合わせは強度が非常に高いので不意の大物に備えたい方に最適です。
こちらは僕が主にショアプラッギングで好んで使用しているセッティングです。このセッティングで15本以上80cm〜1mまでのヒラマサ(引きがめちゃくちゃ強い)を釣ってきましたが一度もラインブレイクされていません。
しっかりと負荷をかけてもブレイクされず安定して大物を取り込めるのでそういう大物をメインで狙う方はこちらのセッティングがいいでしょう。
※PE強度>リーダー強度となっていますが、ご自身のノットの結束強度や使用ラインによっては結束強度(PE強度)よりもリーダー強度が上になってしまい、結果根がかりやラインブレイク時にはノットを結び直さないといけなくなります。
大物を安心して取り込めるけど切れた時はちょっとめんどくさいね。
PE3号+15号リーダー以上は大物や荒磯向き
PE3号+15号以上リーダーは大物、そして荒いフィールド向きのセッティングです。
PE3号に対して15号以上のリーダーを付けると単純に引っ張り強度が増すだけでなく擦れにも強くなります。そのため磯などで大物を狙う時に有効になります。
正直魚が根に向かって走って思い切り擦れた場合にはいくら太いものを使っていても切れてしまいますが多少の接触や少し傷が入ったくらいならなんとかなったりします。
切れるまでの体力メーターが伸びるようなイメージです。
堤防やサーフなど走って擦られて切られる心配のないようなフィールドであればここまで太い号数を使用する必要がないですが荒磯のような場所では太いリーダーを長く3mくらい入れてもOKです。
そのほか、ノットに自信がない・ドラグ調整がうまくできないで良く切れるという人も太めの号数を使用すれば切れにくくなるためおすすめです。
荒い場所では太リーダーを長くして対策しよう。
太いリーダーをつけると根がかりが地獄
ここまで書いてくると太い号数のリーダーを張った方がかけた魚をしっかりと取れそうで良いじゃないか!と思う人もいるでしょう。それはある意味そうですが、大きなデメリットが根がかりした時にノット部分から破断するということ。
こうなると根がかりでうまく外せなかった時に毎回ノットを組まないといけなくなり面倒ですし海により多くのゴミを残すことになってしまいます。
基本的にはPEライン強度よりもリーダー強度を落としておくとダメージを抑えられるためおすすめです。
大物狙いで掛かった時に安心な太糸を選択するか、操作性が良く快適に釣りができ万が一根掛かって切れた場合にもすぐに復帰できる細糸を選択するかは釣り人の好みや腕前にもよるところです。
メリットとデメリットは実際に体験してみた方がよくわかるかもね。
筆者がおすすめするPE3号とリーダー12号、14号の最強セットアップ
僕が主に使用しているセットアップを紹介。
この組み合わせで大型青物(ヒラマサ105cm8kg程度)もキャッチできておりそれに準ずるサイズの青物にもラインブレイクされていないため強度面では問題なし。
しかしドラグをフルロックして完全に抑え込むのは非常に難しいのでドラグは8kg設定くらいにしておく方がいいです。(これくらいのサイズやもっと大きなサイズがアベレージで出るような場所であればPEを上の号数にあげ、リーダーも一回り上にしておく、ロッドやリールを大型にするなどした方が無難です)
ジグマンウルトラは耐摩耗性と強度、飛距離に優れるハイパワーPEラインです。価格はそれなりにしますがそのぶん性能はピカイチ。大物を狙う以上道具の妥協は取らなかった時の後悔になってしまいます。
僕も安価なラインを使用していてせっかくヒットさせた大物を逃した経験があります。高価なラインでももちろん切れますがこれでダメならしょうがない。と納得できますよね。
後悔しないためにも良いラインを張っておきましょう。
そしてリーダーも品質の良いものを使うと強度のムラが少ないので当然切れにくくなります。リーダーも安価なものではなくそれなりのものを使用しましょう。
\安心と信頼のPEライン/
\非常に使いやすい/
\記録級を釣るために/
PEライン2号とリーダーを結ぶのに適したノットは?
PEライン3号でリーダーを結ぶときのノットはSCノットがおすすめです。
このノットは摩擦系のノットのなかで非常に簡単なうえ強度が最強に近いという代物。
FGノットは不器用で組めないという人も安心で、僕も僕の友達も不器用ですがSCノットは問題なく組めました。
現在僕はPE0.6号以上のライトゲームからエギング、シーバス、スーパーライトショアジギング、ライトショアジギング、大型平政狙いのショアジギング、ショアプラッキングまで全てSCノットを使用していますが不満は一切ないです。
他にも簡単なノットはありますがここまで簡単で結束強度の出せるものはありません。覚えておくと大物釣りにも使用できるのでこの機会に覚えてみてください。
PEライン3号の適正リーダーまとめ
今回はPE3号のラインを使用した時に合わせるリーダーは何lb(号)がいいのか。ということに焦点を当てお話ししてきました。
PE3号ラインにはリーダー12号(18kg/40lb)〜14号(22.5kg/50lb)がおすすめ。
その中でも操作性と強度のバランスに優れる12号が特におすすめ、さらに強度が欲しい人は14号
大物、荒いフィールドで釣る場合や自分が組んだノットに不安・ドラグ調整が不安ならリーダー15号(24.8kg/55lb)がおすすめ。でも根がかり時やラインブレイク時にはノットの組み直しが発生するので注意。
という内容でしたね。
とりあえずまずはPEライン3号+リーダー12号のセッティングで釣りをしてみて問題なければそのままで、何度も大型がヒットして切られるようなら太い号数にあげてみると良いでしょう。
まずはレッツトライです!
今回はこのへんで。
でわでわ。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
12号 | 高(18/40) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 港、堤防、サーフ、磯 |
14号 | 高 (22.5/50) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、カツオ、サワラ、マグロ | 港、堤防、サーフ、磯 |
15号 | 高 (24.8/55) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、カツオ、サワラ、マグロ | 荒磯、根が荒いエリア |
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