こんな悩みを解決する記事になっています。
どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
あなたはPEライン2号を使う時に何号(lb)のリーダーを使えば良いのかわかりますか?
PEライン2号に適したリーダーは
8号(13.5kg/30lb)〜10号(15.8kg/35lb)のフロロカーボンで長さは1.5m前後
くらいあれば大丈夫です。
PE2号はヒラスズキ、大型ロックフィッシュ、ライトショアジギングに主に使用される号数でこれらのターゲットである大型のヒラスズキやハタやカサゴ、アラ系、ブリ、中型までのカンパチやヒラマサなどの青物まで対応可能です。
この記事では、このセッティングが最適な理由・太くしたり細くしたり長さを変える基準について解説しています。
この記事を読んだ後は、リーダー選びに迷わなくなり大型魚ともしっかりとファイトできるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。
筆者おすすめのセットアップ(PEラインとリーダー)について知りたい方はこちら
PE2号に適したリーダーは8号〜10号
PE2号のラインに最適なリーダーは、8号〜10号です。
PE2号はライトショアジギングでよく使用される1.5号ラインよりも強度が上がっており安心感があります。
主にヒラスズキ、ロックショアゲームでの大型狙い、ライトショアジギングで使用される方が多くこれらのターゲットはリーダー8号〜10号をセットすることでほとんど切れることはないです。
通常PEライン強度>リーダー強度となるようにノットを組みます。PE2号の強度が40lb程度ですからリーダーはそれ以下の8号(13.5kg/30lb)〜10号(15.8kg/35lb)あたりで組むとバランスが良い感じになります。
PEラインの強度はそのままにリーダーの強度を上げることで大物とも戦いやすくなっていきますが
闇雲に太くすれば良いかというとそうでもなく、細い方が魚に見切られにくかったり潮や風の影響も少なく扱いやすいなどメリットも多いので状況に合わせて変更するのが大事。
対象魚やフィールド、状況によって適した号数のリーダーを選ぶことで快適で安心な釣りができるようになりますよ。
8号でも安心だけど10号はより安心。迷ったら両方持っておくのもいいかも。
最適な材質はフロロカーボン
リーダーの素材は2種類ありますがおすすめはフロロカーボン。
ナイロンと比べて価格が高いですが水馴染みがよくしなやかで扱いやすいうえ、水を吸わない・日光で劣化しないなど強度低下を起こさないためどんな時でも高いパフォーマンスを発揮してくれます。
どっちにしようか迷ったらフロロカーボンラインを選んでおくといいでしょう。
使用感は似たような感じだよ。
リーダーの長さは狙いの魚やフィールドによって変える
リーダーの長さは自分が狙いたい魚やフィールドによって変更すると良いでしょう。
リーダーの役割はPEラインの弱点である擦れに弱いという特性をカバーすることにあります。魚の全長ほどのリーダーの長さがあればそれだけ魚が暴れてもPEラインには触れにくくなるので結果ラインブレイクしにくくなります。
また同じ理屈でフィールドの地形が岩礁帯であるなど荒い場合にもリーダーは長めにしておくといいです。
具体的にいうと、例えば50cmの魚を狙う場合には70cm(結んだり切ったりするので少し長めに)あればいいですし、70cmの魚を狙うのであれば1mくらいあればいいです。
水深が深く岩礁帯が深い場合には2m〜3mと長めにとる人もいます。
PE2号使用だと狙える魚のサイズは80cm〜1m以上なのでリーダーは1.5m前後あれば安心です。
後述しますが、岩場だと擦れやすいため長めのリーダーを入れるなど臨機応変に変えてみてください。
1.5mは大体両手を広げたくらいかな??
PEライン2号+リーダー8号が一番使いやすくておすすめ
PEライン2号とリーダー8号の組み合わせは、バランスが良くオールマイティーに使えるので、初心者から経験者まで幅広く使用できます。
この組み合わせは、リーダー側が細いため人によっては不安に感じるかもしれませんがドラグ調整を行うことで十分に大型魚を取れる強度がありますし、根掛かりしてしまってどうにも外れない時には先端のリーダーだけ切れるので再びノットを結び直さなくて良くなります。(リーダーの強度が同じか上の場合にはノット部分から切れます)
得意な釣りはヒラスズキやロックショアゲーム、ライトショアジギングです。いずれの釣りでも十分な強度を持っているため
ますはPE2号+リーダー8号の組み合わせを試してみましょう。
このセッティングで困ることはほとんどないよ
PE2号とリーダーの組み合わせ一覧(強度・釣れる魚・対象フィールド)
以下は、PE2号のラインとそれぞれ強度別のリーダーを組み合わせた場合の特性をまとめた表です。表には、リーダーの強度、主に釣れる魚種、および最適な釣りフィールドを記載しています。
迷っている場合はこれを参考にリーダー設定を考えてみてください。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
8号 | 高(13.5/30) | ヒラスズキ、キジハタ、オオモンハタ、アカハタ、小アラ、真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ | 港、堤防、サーフ、磯 |
10号 | 高 (15.8/35) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 港、堤防、サーフ、磯 |
12号 | 高 (18/40) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 荒磯、根が荒いエリア |
表中で強調されている8号〜10号リーダーは、PE2号ラインとの組み合わせで特にバランスが良く、幅広い釣り場と魚種に対応可能なので色々釣ってみたい人に最適!
バランスの良いセッティングは安心だね。
もう少し掘り下げて解説していくよ。
PE2号+8号リーダーは操作性重視の人におすすめ
PE2号と8号リーダーの組み合わせはヒラスズキやロックショアゲーム、ライトショアゲームを気軽に遊びたい人におすすめ。強度よりも操作性を重視したい人はこちらの組み合わせがいいでしょう。
強度も十分にあり50cmのチヌや70くらいまでのヒラスズキであれば楽々取り込めます。正直これらの魚種狙いならこれくらいの強度があれば困ることは少ないです。
扱いやすくて取れる魚も多いよ
PE2号+10号リーダーは強度を高めたい場合におすすめ
PE2号+10号リーダーの組み合わせは強度が非常に高いので不意の大物に備えたい方に最適です。
操作感はリーダー8号よりは落ちますが、強度はこちらが上。80cmクラスの真鯛でも余裕です。サラシ打ちをするとヒラスズキやチヌの他に真鯛やブリ、ヒラマサなどの大型魚が食ってくることも多いのでそういった魚種が掛かった時に備えたいならリーダー10号以上をつけましょう。
※サラシのブリやヒラマサは10kg以上の個体が出ることもあるため、そもそもリーダーだけの対策ではどうしようもないこともあります。あくまでもライトタックルで想定外の魚が掛かった時の保険くらいに思っておくといいでしょう。
リーダー8号よりも安心感があるね。でも超大型はどのみち無理だね。
PE2号+12号リーダー以上は牙魚や大物荒磯向き
PE2号+10号以上リーダーは牙魚や大物、そして荒いフィールド向きのセッティングです。
牙がある魚というとサワラ、タチウオ、ハガツオなどです。これらの魚は牙が非常に鋭く簡単にラインを切断してきます。歯にガッツリと接触している場合にはいくら太くしても切れてしまいますが、太いほど粘ってくれるようになり多少の接触では切れにくくなります。
そして単純な強度が増すため大型魚と戦う場合に有利になります。
8号リーダーよりももっと強度面の安心感が欲しい場合やサワラやタチウオ狙いの場合には10号、12号といった太めのリーダーを使用する方がいいです。
そのほか、ノットに自信がない・ドラグ調整がうまくできないで良く切れるという人も太めの号数を使用すれば切れにくくなるためおすすめです。
牙がある魚を狙う場合や荒いフィールドでは太いリーダーを使おう。
太いリーダーをつけると根がかりが地獄
ここまで書いてくると太い号数のリーダーを張った方がかけた魚をしっかりと取れそうで良いじゃないか!と思う人もいるでしょう。それはある意味そうですが、大きなデメリットが根がかりした時にノット部分から破断するということ。
こうなると根がかりでうまく外せなかった時に毎回ノットを組まないといけなくなり面倒ですし海により多くのゴミを残すことになってしまいます。
基本的にはPEライン強度よりもリーダー強度を落としておくとダメージを抑えられるためおすすめです。
大物狙いで掛かった時に安心な太糸を選択するか、操作性が良く快適に釣りができ万が一根掛かって切れた場合にもすぐに復帰できる細糸を選択するかは釣り人の好みや腕前にもよるところです。
メリットとデメリットは実際に体験してみた方がよくわかるかもね。
筆者がおすすめするPE2号とリーダー8号の最強セットアップ
僕が主に使用しているセットアップを紹介。
この組み合わせで不安なく中型青物(ブリ80cm5kg程度)もキャッチできます。
ジグマンウルトラは耐摩耗性と強度、飛距離に優れるハイパワーPEラインです。価格はそれなりにしますがそのぶん性能はピカイチ。大物を狙う以上道具の妥協は取らなかった時の後悔になってしまいます。
僕も安価なラインを使用していてせっかくヒットさせた大物を逃した経験があります。高価なラインでももちろん切れますがこれでダメならしょうがない。と納得できますよね。
後悔しないためにも良いラインを張っておきましょう。
そしてリーダーも品質の良いものを使うと強度のムラが少ないので当然切れにくくなります。リーダーも安価なものではなくそれなりのものを使用しましょう。
\安心と信頼のPEライン/
\非常に使いやすい/
\ナイロンだが使用感抜群/
PEライン2号とリーダーを結ぶのに適したノットは?
PEライン2号でリーダーを結ぶときのノットはSCノットがおすすめです。
このノットは摩擦系のノットのなかで非常に簡単なうえ強度が最強に近いという代物。
FGノットは不器用で組めないという人も安心で、僕も僕の友達も不器用ですがSCノットは問題なく組めました。
現在僕はPE0.6号以上のライトゲームからエギング、シーバス、スーパーライトショアジギング、ライトショアジギング、大型平政狙いのショアジギング、ショアプラッキングまで全てSCノットを使用していますが不満は一切ないです。
他にも簡単なノットはありますがここまで簡単で結束強度の出せるものはありません。覚えておくと大物釣りにも使用できるのでこの機会に覚えてみてください。
PEライン2号の適正リーダーまとめ
今回はPE2号のラインを使用した時に合わせるリーダーは何lb(号)がいいのか。ということに焦点を当てお話ししてきました。
PE2号ラインにはリーダー8号(13.5kg/30lb)〜10号(15.8kg/35lb)がおすすめ。
その中でも操作性と強度のバランスに優れる8号が特におすすめ、さらに強度が欲しい人は10号
牙魚や大物、荒いフィールドで釣る場合や自分が組んだノットに不安・ドラグ調整が不安ならリーダー12号(18kg/40lb)がおすすめ。でも根がかり時やラインブレイク時にはノットの組み直しが発生するので注意。
という内容でしたね。
とりあえずまずはPEライン2号+リーダー8号のセッティングで釣りをしてみて問題なければそのままで、何度も大型がヒットして切られるようなら太い号数にあげてみると良いでしょう。
まずはレッツトライです!
今回はこのへんで。
でわでわ。
リーダー号数 | 強度(kg/lb) | 釣れる魚種 | 対象フィールド |
---|---|---|---|
8号 | 高(13.5/30) | ヒラスズキ、キジハタ、オオモンハタ、アカハタ、小アラ、真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ | 港、堤防、サーフ、磯 |
10号 | 高 (15.8/35) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 港、堤防、サーフ、磯 |
12号 | 高 (18/40) | ヒラスズキ、大型のハタ類、大型真鯛、シイラ、ブリ、ショゴ、ヒラゴ、カツオ、サワラ | 荒磯、根が荒いエリア |
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