こういう悩みを解決できる記事になっています。
どうも。なかせです。(@nakase_kimama)
PEラインを使用していると一体何年使えるんだろうか?と疑問に思うことがあると思います。
結論からいえば徐々に性能は落ちていきますが3年〜5年は使用できますし、週1回やそれ以上の間隔で使用している人なら5年以上ラインを変えなくても問題ないことが多いです。
しかし、使用するPEラインの品質や管理の方法でも寿命は大きく変わるんです。
この記事ではPEラインの寿命がどのくらい持つのか、寿命を延ばすためのメンテナンス方法、長く使えるPEラインについて解説します。
PEラインの寿命を伸ばしてコスパ良く釣りをしていきましょう。
記事の後半で筆者おすすめのPEラインを紹介します。
早く知りたい方はこちらから飛べます。
PEラインの一般的な寿命とは?
PEラインは耐久性のあるラインとして有名ですが実際の寿命はどうでしょうか?
- メーカーによる平均寿命: 釣り人によって使用頻度・釣行時間・釣行後の手入れ、メンテナンス方法が異なるためメーカーはPEラインの交換時期については明記していません。
- 筆者の経験・肌感: 僕の使用感としては3年は持つ。釣行頻度が少なかったりメンテナンスをしっかりすれば5年くらい使っても大丈夫かな。(週2回6時間程度の釣行)
- 使用頻度に応じた寿命の変化: 頻繁に使用する場合、摩耗や紫外線の影響をより受けやすくなります。1回の釣行時間が短かったり、週末のみの使用であればより長く持つ可能性があります。
- 素材と品質で異なる寿命期間: PEラインの品質や製造工程の違いにより、耐久性に差が生じることがあります。高品質なものほど、長期間にわたって性能を維持する傾向があります。
ちゃんと使えば3年は持つね!良いものほど長く使えるからコスパがいいかもね。
実際5年くらいは普通に使える
実際にこれほど長く使用される方はなかなかいないかと思いますが僕は実際このくらい使用した経験があります。
5年以上使用してきた経験からすると新品時の性能を100とすると5年経過時は70前後くらいになってる感じで若干の性能低下を感じることがありますが、それでも普通に使えるレベルです。
高価なPEライン5年使用時の性能が安価なPEラインの新品時相当といえば伝わるでしょうか??
案外長持ちするよ。
とはいえデメリットもあるのでそこらへんを知ったうえで自己責任で行ってね。デメリットを書いていくよ。
若干切れやすくなる
3年〜5年は使えるといっても徐々に劣化していくのでずっと新品時の性能のまま使えるなんてことはありません。
ラインの強度は落ちていくためラインも本来の強度以下で切れるようになります。
- キャスト時に高切れする
- 合わせ切れをする
- ファイト中にラインブレイクする
- ノットを締め込む時に切れる
具体的にはこういったことが起こりやすくなります。ただし適正ルアーウエイト内でフルキャストしなければ起こらないですしドラグを緩めに設定しておくことでも防ぐことができます。
ノットを結ぶ時にプチプチと簡単に切れてしまうならいよいよ寿命なので交換した方がいいでしょう。
いつでもフルキャストしたい!ドラグガチガチでパワーファイトしたい!という人には長く使用したラインはおすすめできないね。
ライントラブルは特に出ない
長期間使用するとラインが本来持っていた特性は大半が失われます。例として僕が愛用しているアーマードF+ProというラインはコーティングPEラインでコシの強いラインですが経年劣化で当初と比べるとコシがなくなっています。
このラインはエアーノットも起こりにくくライントラブルが皆無でしたがそれは年月が経ってもほぼ変わりなく相変わらずのトラブルレスです。
物によっては毛羽立ちがひどくなりトラブルを起こしやすくなるかもしれません。
劣化によるトラブルの頻発はないかな。
PEラインの交換タイミング5つのサイン
長く使えるとはいえ交換時期もあります。
ここではこういうことが起こるようになってきたらライン交換をしよう!というサインを5つ載せておきます。以下のようなサインが出ればライン交換をするようにしましょう。
- ラインの毛羽立ち: PEラインの毛羽立ち=強度低下とは限りませんがコーティングが剥がれたり編まれている繊維が切れ始めているサインです。まず第一段階として現れるサインです。
多くの場合多少の毛羽立ちは影響がないことが多いです。 - キャスト時の高切れ: 適正ウエイトのルアーを投げた際にラインが切れる場合、耐久性が低下している可能性があります。切って結び直しても度々高切れする場合には寿命なので交換しましょう。ただしノットがしっかりと組めていなかったり、そもそも傷が入っていた、ライン強度が低すぎる場合にもキャスト時の高切れが発生するので注意が必要。
- ノットを組む時に引っ張ると切れる: ノットを組み締め込む際に容易に切れてしまう場合、強度が低下している可能性大です。30cm〜1m程度ラインをカットし再びノットを組んでも何度も切れてしまう場合には交換した方がいいでしょう。
0.6号以下では割と簡単に切れてしまうので間違えやすいので注意。 - 合わせ切れでラインが切れる: 魚のアタリに合わせた際によくラインが切れるのも、交換時期サインです。
ノットの時と同様に細糸であったり、ドラグ調整をミスっている場合にも合わせ切れを起こすので注意。 - ライントラブルが増えた時: 使用ラインによってはしなやかさが無くなり、毛羽立ちが目立つようになると空気抵抗や水の抵抗が増しエアーノットが増えたり、アクション中の糸がらみが増えることがあります。あまりにも頻繁にトラブルが起こり釣りにならないという場合には交換しましょう。
経験者になるとラインメンディングというテクニックがが身に付いているためライントラブルが起こりにくくなります。
ラインが劣化するとこういうサインが出てくるよ。心配な人は早めに交換しよう。
PEラインを長持ちさせるメンテナンス方法
PEラインの寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスが欠かせません。以下は、PEラインを長持ちさせるための基本的なメンテナンス方法です。
- 釣行後の水洗い: 釣行後は必ずPEラインを水で洗い流しましょう。塩分や汚れを取り除くことで、寿命を延ばせます。最も基本的なメンテナンスになりますのでぜひ行いましょう。
ラインだけでなくリールのサビ防止にもつながり道具を長く使えるようになります。 - PEラインの表と裏を巻き替える: 定期的にラインの表と裏を巻き替えることで、摩耗を均等にし、全体の耐久性を保ちます。使用して劣化していくのはスプールから出た分のラインで主に先端部からダメになっていきます。スプールに収まっている半分程度のラインはほぼ新品状態が保たれているのでラインの劣化が目立ってきたな。と思ったら表と裏を巻き替えてみるのもいいですよ。
ダメになってからではなく1月ごとや10釣行ごとなど自分で決めたタイミングで細かく巻き直しをしても大丈夫です。 - PEラインコーティングをする: 市販のPEラインコーティング剤を使用すると、耐摩耗性が向上し寿命が延びます。多くのPEラインがもともとフッ素加工やカーボン粒子でコーティングされていますがそれが段々と剥がれてくるので定期的にスプレーしてコーティングし直してあげると良いです。
コーティングをすると滑りが良くなるので、飛距離が伸びたり耐摩耗性が向上しスレにも強くなるなどPEラインの寿命を延ばす以外にも効果があります。
リール・ラインの洗浄方法を動画で確認
ラインの表と裏を替える方法を動画で確認
ラインコーティングのやり方を動画で確認
これらのメンテナンス方法を実施することで、PEラインの寿命を大幅に延ばすことが可能です。PEラインも高価なものですからメンテナンスをして長く使っていきましょう!
動画を見たら案外簡単でしょ??今日から早速メンテナンスしていこうね。
長く使えるPEライン紹介
高品質ラインは初期性能の高さもさることながら、その性能の持続性も高いです。
高品質ラインが初期100点からゆっくりと点数が減る感じに劣化していくのに対して低品質ラインは初期70点で高品質ラインよりも点数が減るのが早いといったイメージです。
高価なものが全て高品質とは限りませんが耐久度のムラは少ないので比較的安定した強度を得られます。予算が許せば高価なものを選んでおくのが無難でしょう。
ここでは、耐久性が高く長く使えるPEラインを紹介します。
アーマードF+Pro
アーマードFシリーズは比較的安価でありながら強度・耐摩耗性・飛距離に優れ、劣化の少ないラインとして有名です。僕が一番愛用しているPEラインです。
通常のPEラインは細いポリエチレンの繊維を4本や8本で編んで1本の糸にしているんですがアーマードFは太いPE原子がありそれをフロロ粒子で包んでいるのでPEラインの弱点である耐摩耗性に優れるんです。
安価でコスパ良く長く使いたいならアーマードFシリーズがおすすめです。
ただし、アーマードFシリーズにはグレードがあり一番上のアーマードF+Proというモデルがおすすめです。
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください
ジグマンウルトラX8
ジグマンウルトラX8は高品質でムラがないため強度の安定性と耐摩耗性に優れる高品質PEラインです。
有名なジグマンシリーズの中でハイエンドに位置しておりその使いやすさ・耐久力は同シリーズの中で群を抜いて高く、キャストの飛距離が気持ち良く伸びロッドの動きに素直に反応し快適な操作性をもたらしてくれます。
またライン強度も非常に高くライトタックルのPE0.8号使用で85cmのシイラやブリなんかもキャッチしたのもこのラインです。
ラインナップも太い号数やm数の長いものまであるのでさまざまな方のニーズに対応しているのも嬉しいポイント。
信頼のメーカーの高品質なラインで釣りを楽しみたい方にはジグマンウルトラX8はかなりおすすめのラインと言えるでしょう。
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
他にもあるけどとりあえずこの2つを抑えとけば大丈夫!
自分が何号のPEライン・リーダーを使えばいいのかわからない時は下の記事を見てみてね。
PEラインは意外ともつ
今回はPEラインの寿命について解説してきました。
PEラインは非常に耐久性に優れるためちゃんと手入れして使ってあげれば3年以上は使えるのでとてもコスパが良いです。
お金に余裕のある人はこまめにライン交換をした方が確実ですがなかなかそうもいきませんよね。なので今回紹介した方法でラインメンテナンスをしてもらいつつ、ライン交換のサインが出たらラインを反転させるか素直に交換するようにしましょう。
ラインにも気を配って大物を釣りにいきましょう!
今回はこのへんで。でわでわ。
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